ボーグマンの紹介:2013年オランダ,ベルギー,デンマーク映画。森の中に潜んでいたボーグマンは追手が来ていることに気づき慌てて森を後にした。そしてある一軒の家を見つける。静かな林の中にあるいかにも高級そうな家。ボーグマンは風呂を借りようとその家を訪ねる。素性も知らないその男を家に上げたことでその家に住む家族は徐々に洗脳されていく。家に住む妻はついには彼の身体を求めるようになる。
監督:アレックス・ファン・バーメルダム 出演:ボーグマン(ヤン・ベイブート) 妻(ハーデウィック・ミニス) 夫(ジェルーン・パースバル) アネット(マルヘルベ)
映画「ボーグマン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ボーグマン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ボーグマンの予告編 動画
映画「ボーグマン」解説
この解説記事には映画「ボーグマン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ボーグマンのネタバレあらすじ:追手
森の中、地面に穴を掘り生活していたボーグマンは追手の気配を察知しすぐに森から逃げ出した。辿り着いたのは林の中にある大きな家。彼はその家を訪れた。出てきたのはその家に住む夫婦だった。ボーグマンは風呂を借りたいと頼んだ。しかし彼の言葉に逆上したその家の主人は彼を殴り追い払ってしまう。あまりの出来事に驚く妻。その夜妻は家の中にボーグマンが潜んでいるのを発見。昼間の謝罪を込め風呂と夕食を提供、さらに離れの小屋に寝る場所まで提供した。次の日、彼女はボーグマンに出ていくように伝える。しかし彼はもう少し置いてほしいという。
ボーグマンのネタバレあらすじ:庭師
数日後、彼女はいつものように食事を持ってボーグマンの元へと向かった。しかし離れに彼の姿はなかった。彼は林の中へ入っていた。ボーグマンに追いついた彼女は彼に告げる。もう少しここにいてほしい、と。そこで彼は庭師として彼女の家で住み込みで働くことを考える。そして既にここで働いている庭師に毒を持った。その上で庭師とその妻を同時に殺し湖へと捨てた。晴れてこの家で庭師として住み込むことになったボーグマン。この家の妻はこの時既に彼に不思議なものを感じ惹かれ始めていた。
ボーグマンのネタバレあらすじ:欲望
ボーグマンが庭師として働き始めた頃から庭に彼の仲間も姿を現した。彼らはボーグマンと一緒に行動していた彼の仲間。今は庭仕事に精を出していた。その時その家の夫婦二人の関係にはヒビが入っていた。そのせいか妻はボーグマンを欲していた。そしてある夜、ついに妻は彼に関係を迫った。しかしそれは出来ないと断られてしまう。それでも日に日に彼への想いが強くなる妻。しかし様子がおかしくなっていたのは彼女だけではなかった。ある日、三人の子供達が同時に調子を崩した。そして同時に回復した。三人は両親の知らないところでボーグマンの仲間達に薬を盛られていた。
ボーグマンの結末:庭の完成
夫婦仲も最悪の状況に陥った頃、ついに妻は夫を殺してほしいとボーグマンに伝えた。そしてそれは庭の完成と共に行われた。その庭の完成に喜んだ夫に薬を入れたワインを飲ませた。すぐに夫は死に晴れて二人っきりになれると思っていた妻だった。しかしボーグマンにそのつもりはなかった。彼は妻にも薬の入れたワインを飲ませ翌朝二人は庭の池に沈められた。ボーグマンは仲間達とその家の子供達を連れその家を後にした。
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