ボトム・プレデター 地底に潜む生命体の紹介:2006年カナダ映画。博士が開発した薬を、博士本人に人体実験を行い廃病院の地下道に閉じ込めた国家スパイの女。その薬は人間を無敵の兵器にするもので、地下道で博士は化け物と変異。そして何も知らないビルの保守点検会社のヴィンス達が廃病院に入ったため、その化け物に襲われるハメになってしまい…という内容のホラー映画です。
監督:ランディ・ドードリン 出演者:トム・サイズモア(ヴィンス)、ウェンディ・アンダーソン(クレンドル)、リチャード・フィッツパトリック(ディーバー)、ジョー・ディニコル(カラム)、マーティン・ローチ(オーティス)、ジェームズ・ビンクレー(リーチ博士)ほか
映画「ボトムプレデター 地底に潜む生命体」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ボトムプレデター 地底に潜む生命体」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ボトム・プレデター 地底に潜む生命体の予告編 動画
映画「ボトムプレデター 地底に潜む生命体」解説
この解説記事には映画「ボトムプレデター 地底に潜む生命体」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ボトム・プレデター 地底に潜む生命体のネタバレあらすじ:起
リーチ博士はクレンドルに呼び出され、車で廃墟に連れて行かれます。廃墟には顔が半分焼けただれたディーバと部下のテッセン、そしてクレンドルの部下ウィルクスが待っていました。リーチ博士はアタッシュケースを開け、中の入っている薬品を見せますが「こんな場所で会わないといけないのか」と言って、ケースを閉じます。
ディーバーが札束を見せると、リーチ博士は「金の問題じゃない」と言った後、薬品の話を始めます。「開発したセラムは、傷ついた細胞を回復させる能力がある。あなたの火傷も綺麗に治る。しかし副作用として体に変異をきたすため、それを抑えるメタプロテインが必要になる」と話します。
するとクレンドルがいきなりリーチ博士を殴りつけると、ウィルクスが暴行を加えます。そしてリーチ博士を地下道に押し込み、クレンドルが両足に銃弾を食らわすと、セラムを注射しました。クレンドルは「一か月後にどうなっているかだ」と言って扉に鍵をかけました。
ボトム・プレデター 地底に潜む生命体のネタバレあらすじ:承
ビルの管理や廃品を回収する会社で作業員のリーダーをするヴィンスが、姪のサムを採用して仲間のカラムとオーチスに紹介します。若いカラムは早速サムに色々ちょっかいを出し始めます。
そんなヴィンス達は、近くの廃病院の保守点検に向かいます。ヴィンスは「病院には悪ガキたちがたむろし、浮浪者がねぐらを探して居ついている。注意しろよ」と言って、出発します。やがて到着すると、そこはリーチ博士が閉じ込められた場所でした。
ヴィンズはサムとカラムに先に入らせると、オーティスに「地下道を通った西病棟にお宝が隠された倉庫がある」と話します。「そんなことをしていいのか?」と言うオーティスに、「給料も上がっていないだろう。こんな事でもないとやっていけない」と言います。
ヴィンズとオーティスが中に入り、4人で進んでいるとカラムがいなくなりました。探していると浮浪者に殴られて倒れていました。浮浪者を取り押さえて外に出すと「オレの飼っていた犬のシバがいなくなった」と言います。
そのころリーチは、地下道で体が回復し、ネズミを食い、浮浪者の飼い犬を食べて体が化け物のように変異していました。
ボトム・プレデター 地底に潜む生命体のネタバレあらすじ:転
クレンドルはリーチを探すべく、武装してウィルクスと一緒に廃病院へ来ていました。入り口で浮浪者を見つけて中に閉じ込めます。カラムとサムに犬を探させ、ヴィンスはオーティスを連れて西病棟の倉庫に入りますが、お宝はありませんでした。
犬を探していたカラムがリーチに襲われて殺されます。逃げるサムは浮浪者に会い、そしてヴィンスらと合流します。サムが「ネズミの化け物のような男にカラムが殺された」とヴィンスに言うと、浮浪者が「犬を探す」と言って一人で地下道を進みます。
浮浪者はクレンドルらに会い、再び問い詰められていると、リーチが襲ってきました。完全に化け物になったリーチは銃弾を受けても平気でした。やがてウィルクスが食い殺され、それを見たクレンドルは浮浪者を射殺して走って逃げます。
クレンドルがヴィンスらと合流します。拳銃を構えるクレンドルでしたが、とりあえず4人で逃げることになりました。再びリーチに襲われ、逃げる4人は地下道を出て鍵をかけ、リーチを閉じ込めます。
安心したのもつかの間、リーチが扉の鍵を壊して出てきました。そして外の車で待っていたディーバとテッセンに襲いかかります。ナイフで迎えうつテッセンは首を落とされ、ディーバは車を壊されて殺されました。
ボトム・プレデター 地底に潜む生命体の結末
クレンドルが「私は国家スパイで、リーチ博士が開発した薬を人間兵器に使うため、金持ちのディーバを利用していた」と事情を話します。するとヴィンスが「オレとクレンドルが戦う。お前たちは逃げろ」とサムとオーティスに言います。
そしてリーチをクレンドルが誘い出すと、サムらは反対方向に逃げます。しかし途中で、クレンドルが脚を怪我をして動けなくなりました。そこでクレンドルは「爆弾を持って逃げろ」とヴィンスを逃がし、襲ってくるリーチに銃弾を浴びせますが、リーチに捕まり顎を引きちぎられて殺されました。
ヴィンスは、爆弾をセットして逃げているとサムらと合流します。サムが「戦って相手を殺そう」と言って、3人で力を合わせて戦うと、リーチを倒しました。「やったね」と喜ぶ3人でしたが、その時、セットした爆弾が爆発しました。
ヴィンスが目覚めると病院でした。医師に「あとの二人は?」と聞くと、「サムは元気だが、もう一人は残念だった」と答えます。そして医師が「1週間意識がなかったが何があったか覚えているか?」とヴィンスに聞くと、地下室での出来事を話し始めます。すると医師は「ここは軍の研究室だ」と言ってセラムを取り出し、ヴィンスに注射するのでした。
以上、映画「ボトム・プレデター 地底に潜む生命体」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する