怪物の花嫁の紹介:1955年アメリカ映画。狂気の科学者が仕掛ける恐怖を描くSFホラー。田舎町の沼付近で、近隣住民が次々行方不明になる事件が発生していた。新聞記者ジャネットは沼のほとりに建つ屋敷が怪しいと睨み、そこに住むヴォルノフ博士について調べ始める。彼は放射線によって超人を造り出す人体実験に手を出しており、実験で得た巨大なタコを沼に住まわせていた。ジャネットはヴォルノフ博士の下僕ロボに捕まり屋敷に囚われてしまう。ジャネットもまた狂気の人体実験に使われそうになるが、そこに婚約者で警部補のディックが駆けつけ、ヴォルノフ博士の凶行を阻止しようとするのだった。ヴォルノフ博士を演じるのは、「魔人ドラキュラ(1931年)」などで知られる往年の怪奇映画スター、ベラ・ルゴシ。監督を務めるのは、「史上最低の映画監督」の異名を取るエド・ウッド。
監督:エドワード・D・ウッド・Jr. 出演者:ベラ・ルゴシ(エリック・ヴォー / ルノフ博士)、トー・ジョンソン(ロボ)、ロレッタ・キング(ジャネット・ロートン)、トニー・マッコイ(ディック・クレイグ)、ハーヴェイ・B・ダン(トム・ロビンズ)ほか