バブルへGO!! タイムマシンはドラム式の紹介:2006年日本映画。タイムマシンにのってバブル時代にタイムスリップした主人公が、バブル崩壊を阻止するために奮闘するコメディ。バブル時代の様子が忠実に再現されており、バブル時代を知る人には懐かしい光景が多く登場します。
監督:馬場康夫 出演者:阿部寛(下川路)、広末涼子(真弓)、吹石一恵(薫)、薬師丸ひろ子(真理子)ほか
映画「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」解説
この解説記事には映画「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
バブルへGO!! タイムマシンはドラム式のネタバレあらすじ:母親の死の理由
元彼の借金のせいで、借金取りに追われる日々を送っている真弓は、母親の真理子の葬儀の際に借金取りに香典を持っていかれるほど、お金に困窮しています。そんな真弓のもとに、母親の知り合いで、財務省で働いているという謎の男、下川路が訪ねてきます。下川路は、真弓の母親は死んだのではなく、バブル崩壊を阻止するために、洗濯機型のタイムマシンに乗ってバブル時代にタイムスリップしたと話します。
バブルへGO!! タイムマシンはドラム式のネタバレあらすじ:バブル時代にタイムスリップ
タイムマシンに乗るためには、体のサイズの制約がありました。下川路は、タイムマシンに乗る条件に適合した真弓にタイムマシンに乗ってほしいと頼みます。始めは、断る真弓でしたが、バブル崩壊を阻止すれば、借金がチャラになるという話を聞き、タイムマシンに乗って17年前のバブル時代へタイムスリップします。無事、バブル時代にタイムスリップした真弓は、下川路に会うために大蔵省を訪ねます。17年前の下川路は、今の姿からは想像もつかないほどのチャラい男でした。
バブルへGO!! タイムマシンはドラム式のネタバレあらすじ:バブル崩壊を阻止するために
真弓は、自分が来た経緯を一生懸命説明しますが、下川路からは、適当に受け流されます。そんな中、下川路の恋人のジャーナリストの薫が真弓に興味を持ち、真弓の話を聞いてくれます。そして、下川路も、次第に真弓の話を信じ始めます。真弓が持ってきた雑誌の内容を見て、バブルが崩壊することを知った下川路は、局長にバブル崩壊の原因となった不動産取引融資規制の通達の見直しを提案しますが、局長は聞き入れませんでした。
バブルへGO!! タイムマシンはドラム式の結末:バブル崩壊が阻止された現在
一方、現代からやってきた真理子もバブル崩壊を阻止しようと奮闘していました。そして、局長は、バブル崩壊を予測していたうえで、通達を発表し、金もうけをしようと企んでいたことが判明します。その様子はニュースに映し出され、局長は逮捕されます。ゴタゴタの中、下川路が真弓の父親であることも判明します。バブル崩壊は阻止できた2人が、現代に帰ると、総理大臣になった下川路が2人を待っていました。バブル崩壊がなかった日本は、今も好景気で絶好調です。
ちょい役の端役にも有名どころの俳優やタレントが出ており、それを見るだけでも面白いです。テンポよく楽しめるコメディー映画です。なんといっても自分がほとんど知らない、空前の好景気だったバブル時代を映像でみることができ、「え!?ほんとに皆こんな格好して街歩いてたんだ!」とか「なにあの札束?」とかバブル時代を面白おかしくみられるところが魅力です。