最悪の選択の紹介:2018年イギリス映画。少年時代の恩師に誘われ、狩りに行ったヴォーンは鹿を狙って撃った弾が少年に当たり殺してしまう。少年の父からヴォーンを守るため、父親をマーカスが射殺してしまったことから、物事が全て最悪の方向に向かってしまうという不条理で後味の悪いバイオレンススリラー映画です。
監督:マット・パーマー 出演者:ジャック・ロウデン(ヴォーン)、マーティン・マッキャン(マーカス)、トニー・カラン(ローガン)、イアン・ピリー(ブライアン)ほか
映画「最悪の選択」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「最悪の選択」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「最悪の選択」解説
この解説記事には映画「最悪の選択」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
最悪の選択のネタバレあらすじ:起
ヴォーンは妊娠中の妻を残し、恩師のマーカスとガンの森へ狩りに出かけました。現地に着きホテルの段取りを済ませ、二人はバーに行きました。バーではローガンという男性が話しかけてきました。二人は狩りの話をしました。酔っぱらった二人に村の娘のカーラとアイオナが寄って来て一緒に飲もうと言いました。すると村のドナルドが突っかかってきました。ローガンがドナルドを制しました。一緒に飲んでいると村の男が、カーラ達に手を出さない方が身のためだと言いました。バーを出て、マーカスとカーラ、ヴォーンはアイオナと店を出ました。アイオナの誘いにヴォーンは妻がいて妊娠中だと言ってこれ以上の関係を拒みました。
最悪の選択のネタバレあらすじ:承
翌朝二人は狩りに出ました。マーカスが鹿を見つけ、ヴォーンに撃てと言いました。ヴォーンが銃を構え狙いを定めるとマーカスが今だと言い、引き金を引くと同時に鹿が逃げ銃弾は背後にいた子供に命中しました。マーカスが駆け寄り、死なないでくれと言っていると少年の父親がやって来てサミーと叫んで抱き寄せ泣き叫びました。そして銃を手に取りヴォーンを狙いました。その時マーカスが父親を撃ち殺しました。警察に連絡しようと言うヴォーンにマーカスは誰も見ていないし、通報すれば懲役になると言って死体を隠し、一旦村に戻りました。何事もない振る舞いをしようとレストランに行きました。するとローガンと従弟のアルと一緒になり食事をしました。食事後二人は現場に戻り二人の死体を穴を掘って埋めました。明け方帰ってきた二人を、一人の子供が見ていました。そして翌朝早く村を出ることにした二人は眠りに着きました。
最悪の選択のネタバレあらすじ:転
二人が目覚めたのは昼でした。外ではマーカスのジープの周りで村人たちが騒いでいました。外に出るとカーラの父のブライアンが娘を犯したと怒り、タイヤをパンクさせ、マーカスも殴られました。ローガンが仲裁に入り、タイヤを交換するため修理工場へ向かいました。しかし車が仕上がるのは翌日と言われ、二人は村の祭りに来いと誘われました。祭りの中で村人たちはサミーらがキャンプに行ったまま帰ってこないと騒いでいました。居場所のない二人に、ローガンから呼び出しがかかりました。サミーはローガンの甥でこれから山へ探しに行くので手伝ってくれと言われました。車に分乗し山に向かいました。現場を過ぎホッとしましたが、後続の車にシェパード犬が乗っていました。サミーらの匂いをかがせ犬に先導させると埋めた現場を見つけられてしまいました。掘り返している間に二人は逃げ、車に乗り走り出しました。サミーらの死体を確認した村人は二人を追いかけました。
最悪の選択の結末
ガソリンが漏れ車を捨て逃げていた二人でしたが、犬にかまれ村人に捕まりました。処刑しようと言うブライアンに対し、ローガンは警察に突き出そうと言い、話し合いになりました。アイオナの話でヴォーンが正直者だと知ったローガンは、ヴォーンにマーカスを射殺したら助けてやると言いました。村人を殺人犯にしないための苦肉の策でした。ヴォーンが撃たなければヴォーンも殺すと言う村人たちが銃を構えていました。どうしても撃てないヴォーンをブライアンが殺そうとした瞬間ヴォーンはマーカスを射殺しました。ローガンは、サミーと父親を失踪とする代わりに、マーカスは一人で北の山に入って行方不明になったと警察に言えといいました。そして車が無いので妻に迎えに来させろと言い、迎えの車でヴォーンは帰りました。数か月後、ヴォーンは子守をしながら妻と生活をしていました。
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