映画「フェーズ6」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
フェーズ6の紹介：2009年アメリカ映画。兄ブライアンと彼女ボビー、弟ダニーと同級生のケイトを乗せた車が荒野を駆ける。楽しげな4人だが、一本道の行く手を阻むように1台の車が止まっている。持ち主の男はガソリンを分けて欲しいと頼んでくるが、4人は相手にせず走り去る。なぜなら男の娘であろう少女の“感染”に気がついたからだった…。致死率100％の感染症から逃げ延びるため、4人はメキシコ湾を目指すが…。
監督：アレックス・パストール、ダビ・パストール 出演：クリス・パイン（ブライアン）、ルー・テイラー・プッチ（ダニー）、パイパー・ペラーボ（ボビー）、エミリー・ヴァンキャンプ（ケイト）、ほか
この解説記事には映画「フェーズ6」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
兄ブライアンと彼女ボビー、弟ダニーと同級生のケイトを乗せた車は、メキシコ湾を目指して荒野を駆けていきます。すると前方に一台の車が道を塞ぐように止まっていました。傍には一人の男性、社内には娘と思しき少女の姿が。
4人は窓を閉めて警戒します。少女が「感染」していることに気づいた4人は車をよけて逃走します。伝染力が強く、致死率100％の感染症が数年前に発生、多くの人々は死滅していました。4人の車は間もなくガス欠で止まってしまいました。
先ほどの親子の車を奪いに、4人は元の道を戻ります。やはり娘ジョディは感染しており、にもかかわらず父フランクは彼女を連れていました。
親子は、この付近の高校で緊急対策センターが発足しておりワクチンが有効だと聞き、そこに向かっている途中でした。4人は親子をそこに連れて行くことを条件に車の主導権を奪います。
入念な消毒とバリケードで感染しないようにし、6人は高校に向かうことに。しかしようやく見つけた対策センターはすでに多くの患者を看取っており、医者も残りの子供たちも感染が広がっていて、今まさにカリウムで自殺を図ろうとしているところでした。
ワクチンも効かず、死を免れ得ないと悟ったフランクは、ジョディとこの場所に残ることを決意しました。2人を置いて4人は高校を離れますが、ジョディの世話をしていたボビーはショックを隠し切れない様子です。
ねぐらに最適のホテルを見つけた4人は、アルコールを楽しみながらゴルフを満喫。ところが夜中、防護スーツを着た3人組に急襲されます。もともと彼らのねぐらだったのです。
女二人を置いて去るように指示し、ボビーとケイトは身体検査の為、服を脱ぎました。するとボビーは胸のあたりが変色しているではありませんか。対応センターでジョディと留守番する間にジョディの体液が降りかかり、彼女も感染してしまったのです。
ホテルを後にしたブライアンたちは、ついにボビーに車を降りるように言います。3人になってしまった後、ガソリンを奪取するために道すがら出会った車を襲撃し、ドライバーを射殺しました。相手も銃を持っており、ブライアンは足を撃たれてしまいます。
兄の殺人にショックを受けるダニーに、偽善者ぶるなと激昂するブライアン。足の傷を見ると、もう片方の足が変色していました。彼もまた感染していたのです。
3人でキャンプファイアーを囲み、ブライアンがうたた寝してしまった後、ダニーはケイトと逃げることに。車の鍵と銃をブライアンの懐から奪い取ります。しかし車の鍵はブライアンがすり替えていました。
ダニーたちが逃げようとしているのに気づいたブライアンは、自分を殺すように言います。ダニーはブライアンを射殺し、遺体を火葬しました。
2人はひたすら海を目指します。ようやく見つけたタートル・ビーチで、ダニーは孤独を感じるのでした。
以上、映画「フェーズ6」のあらすじと結末でした。
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