フローズン・タイムの紹介:2006年イギリス映画。美大に通うベンは数日前に付き合っていた彼女から振られたことのショックにより眠れなくなっていた。一日の活動時間が増えた彼はその時間を有効活用しようとスーパーで夜勤のアルバイトを始めることにする。そんなある日、力なくスーパーで働くベンの身に不思議なことが起こる。自由に時間を止めることができるようになったのだ。その力を使い彼はそこにいる客のデッサンをし始める。そして次第に同じスーパーで働くシャロンに目がいくようになっていた。
監督:ショーン・エリス 出演:ベン(ショーン・ビガースタッフ) シャロン(エミリア・フォックス) ショーン(ショーン・エヴァンス) スージー(ミシェル・ライアン)ほか
映画「フローズン・タイム」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「フローズン・タイム」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「フローズン・タイム」解説
この解説記事には映画「フローズン・タイム」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
フローズン・タイムのネタバレあらすじ:失恋
数日前の失恋のショックが尾を引くベンは退屈な毎日を過ごしていた。通っている美大の授業にも身は入らなかった。しばらくするとベンの生活自体にも支障が出始めた。眠ることが出来なくなったのだ。そして彼は時間を持て余すようになった。ある日立ち寄ったスーパーで求人のチラシを発見する。一日8時間も増えた彼はそれをお金に変えようとこのスーパーで夜勤のアルバイトをすることにした。店長にすぐに気に入られたベンは晴れて夜勤スタッフとなった。その時既に彼は数週間の不眠生活に入っていた。
フローズン・タイムのネタバレあらすじ:制止
いざ始まったアルバイトもすぐに身は入らなくなった。ぼんやりと落ちた商品を眺める、そんな日もあった。ある日ベンはある力に目覚めた。それは不眠のせいなのかベンは時間を止めることが出来るようになる。彼はその力でデッサンに励んだ。モデルは女性。しかも裸だ。止めた時間に逆らえない女性達の服をまくしあげ彼は何人もの女性の裸を書き続けた。そしてそれが終わると服を戻し指を鳴らす。ポキポキっと音がなるとさっきまでの状況がまるで嘘のように客達は動き出した。
フローズン・タイムのネタバレあらすじ:恋
失恋の傷が深いベンだったが同じスーパーで働くシャロンが密かに気になっていた。しかしある時彼女が職場の別の男とデートに出かけたことを知る。その男は翌日ベン達同僚に彼女と寝たことを自慢した。ある日店の店長がライバル店とフットサルの試合をすることを職員に告げる。そして試合当日。応援に来たシャロンの見守る中試合が始まった。結果は散々だった。20点以上の点を取られた挙句ベンのいるチームは0点。さらに最後には店長の顔にボールが当たり彼が救急車に運ばれた所でお開きとなった。その夜ベンはシャロンを家まで送った。彼女は同僚とは寝ていないことをベンに伝えた。
フローズン・タイムのネタバレあらすじ:パーティ
幸い店長はすぐに店に復帰した。そしてその店長から次は自分の誕生日パーティの招待を受ける。さらにベンは店長からストリッパーを呼ぶように言われてしまう。友人に頼みストリッパーを雇ったベンは誕生日パーティ当日シャロンの家まで迎えにいった。二人の仲は申し分なかった。しかしそのパーティにはベンの元カノであるスージーの姿もあった。スージーは別れたことに後悔していた。そしてその場でベンにキスをしてしまう。その現場を見てしまったシャロンはパーティから抜け出してしまう。シャロンの家に弁解にいったベン。しかしシャロンは怒りもはやベンの話を聞く余裕はなかった。
フローズン・タイムの結末:デッサン
数日後ベンはある場所に出向いていた。数日前大学で自分のデッサンを見たという人物から是非ベンの個展を開きたいと電話があったのだ。しかしそれは職場の友人の悪ふざけであった。そんな電話は知らないという男だったがベンの持っているデッサンを見てみたいという。そして後日家にあるデッサンを持参し話をすることになった。それからしばらく経ったある日シャロンの元に一通の手紙が届く。それはベンの個展の知らせだった。そして個展に足を運んだシャロンは驚いた。そこには自分の姿が書かれていたのだ。そこで改めてベンの愛を確認したシャロン。その瞬間二人は再び結ばれる。
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