CAVE ケイブの紹介:2016年ノルウェー映画。過去のトラウマを抱える男は、仲間の友人カップルと共に未開の洞窟探検に挑みます。しかし綿密に計画された探検は、洞窟の天井崩壊により、徐々に得体のしれない不安と恐怖に襲われることになります。
監督:ヘンリク・マルティン・ダールスバッケン 出演者:ハイジ・トワニ(チャーリー)、マッツ・ショーゴード・ペテルセン(アドリアン)、ベンヤミン・ヘールスター(ヴィクトル)、インガル・ヘルゲ・ギムレ(エルレンド)ほか
映画「CAVE ケイブ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「CAVE ケイブ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
CAVE ケイブの予告編 動画
映画「CAVE ケイブ」解説
この解説記事には映画「CAVE ケイブ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
CAVE ケイブのネタバレあらすじ:起
極寒のノルウェー山岳地帯。ヴィクトルは、仲間のアドリアンと元カノのチャーリーを洞窟探検に誘います。現在チャーリーは、アドリアンと付き合っていますが3人の関係は良好です。山小屋に宿泊した3人は、探検準備の計画を立てます。出口でヴィクトルの父親が待機しています。関係が順調なチャーリーとアドリアンは、子供を望んでいます。アフガニスタンの紛争後、ヴィクトルが塞ぎがちになってしまい2人は破局しますが、チャーリーは友人としてヴィクトルを気遣います。夜、アドリアンとチャーリーが身体を重ねている姿の見てしまったヴィクトルは、チャーリーへの未練を抱え、小屋を出て時間をつぶします。
CAVE ケイブのネタバレあらすじ:承
翌朝。洞窟の入口は、すでに誰かが入ったようで、立ち入り禁止の柵が壊されていましたが、潜水用具一式持参している3人は洞窟へ入っていきます。奥へ進むと、設置されたテントから血のついた寝袋が発見されます。3人はどうするべきは悩みましたが、地上に出てから警察に通報することにします。奥は行き止まりのため上方向に登ると、這わなければ進めないほどの狭い空間となっています。ヴィクトルとアドリアンは、洞窟の天井の崩落に遭遇するものの助かります。天井の崩落により、元の場所に戻ることができなくなった3人は水のある場所にテントを設置します。チャーリーに未練があるヴィクトルに不安を感じていたアドリアンでしたが、それを払拭するかのようにテントで2人は愛し合います。ヴィクトルはやりきれなくなります。
CAVE ケイブのネタバレあらすじ:転
翌日。ヴィクトル、アドリアン、チャーリーの順で、潜水で湖を通過して出口を目指します。ヴィクトルが密かにタンクに細工をしていたため、アドリンが苦しみ始めます。なんとか水上に浮上したアドリアンは、先に水上へ出ていたヴィクトルが溺死させられます。遅れて到着したチャーリーに、ヴィクトルはアドリアンの死を事故だと装います。チャーリーの心臓マッサージと人工呼吸で、アドリアンは息を吹き返しますが弱っています。心配する振りをしながら、ヴィクトルがアドリアンを抱えて出口を探します。ヴィクトルに“出口を探せ”と言われたチャーリーは、先に出口を見つけます。戻ってくると、ヴィクトルがアドリアンの首を折っている現場に遭遇します。
CAVE ケイブの結末
ヴィクトルから逃げ身を潜めるチャーリーは、暗視スコープで近づいたヴィクトルに懐中電灯を奪われます。既に出口付近に到達していたヴィクトルは、出口で待機している父親と電話で話しています。チャーリーは大きな石で、背後からヴィクトルを殴り殺します。ライトを奪ったチャーリーは激流の中、外に到達します。崖の上からその様子を謎の男エルレンドが見ています。必死で岩壁をよじ登り、ひとりで道を歩くチャーリーに、背後からエルレンドが車に乗ってやってきます。エルレンドは車のトランクから毛布を取り出して、気の緩んだチャーリーを包み車に乗せます。一瞬、トランクに人の手が見えますが、エルレンドは何事もなかったかのように車を発進させます。
以上、映画CAVE ケイブのあらすじと結末でした。
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