デッド・シティ2055の紹介:2015年アメリカ映画。女レプリカントを配備し、金さえ払えばレイプも殺人も出来るリゾート施設『ヴァイス』を作ったジュリアンに対し、逃げ出したレプリカントと一緒に『ヴァイス』を潰そうという刑事の戦いを描いたSFアクション映画です。
監督:ブライアン・A・ミラー 出演者:トーマス・ジェーン(ロイ)、ブルース・ウィリス(ジュリアン)、アンビル・チルダーズ(ケリー)、ブライアン・グリーンバーグ(エヴァン)、シャーロット・カーク(メリッサ)ほか
映画「デッド・シティ2055」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「デッド・シティ2055」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
デッド・シティ2055の予告編 動画
映画「デッド・シティ2055」解説
この解説記事には映画「デッド・シティ2055」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
デッドシティ2055のネタバレあらすじ:起
ジュリアン(ブルース・ウィリス)が社長を務めるリゾート施設『ヴァイス』は、レプリカントと呼ばれる人造人間の女性を配備し、金さえ払って施設内に入れば、レイプ、殺人などが自由に出来る世界を作り出しました。
刑事のロイ(トーマス・ジェーン)は、『ヴァイス』でレイプ殺人を行い、実際の外の世界でもレイプ殺人を犯した男ライアンを探し、施設に侵入します。するとライアンはレプリカントに暴行を加えていました。ロイが踏み込むとライアンは銃を発砲しようとしますが、施設内ではレプリカントに発砲出来ても、人間には発砲出来ない銃でした。
逮捕して署に帰ったロイに上司は『市に一番税金を払ってるのはジュリアンの会社だから、邪魔をするな』と言います。『ヴァイス』ではレプリカントの親友同士のメリッサ(シャーロット・カーク)とケリー(アンビル・チルダーズ)が酒を飲んで楽しんでいます。やがて二人は男に執拗に迫られました。
メリッサが暴言を吐くと、男はメリッサを射殺し、ケリーの首を絞めて殺しました。監視モニターを見ていた担当者は二人の回収を命じます。殺害された二人はエンジニアによって破損個所を修復し、記憶を削除、リセットしたうえで再び施設に送られるのでした。
デッドシティ2055のネタバレあらすじ:承
リセットされたケリーと、メリッサはいつもどおり酒を飲んでいました。その時、ケリーに殺される記憶が蘇り、暴れ出します。モニターで異常を知った担当者がケリーを回収しますが、途中から暴れ出し、部屋を出て逃げ出します。すると武装兵らがケリーを追い銃撃しました。ジュリアンは施設外には出すなと命じますが、ケリーは出て行きました。
立ち寄ったバーで隣にいたキースに後を付けられ、暴行されそうになりますが、そこにジュリアンの側近のクリスがやって来ます。帰ろうと言うクリスでしたが、キースがナイフで襲ってきたため射殺しました。その後ケリーは逃げ出し、武装兵に追われますが、ビルから飛び降り、追っ手から逃れます。
キースの殺害現場にロイがいました。落ちていた薬きょうを見ると特殊な弾だったため、『ヴァイス』が関係していると読みます。礼拝所に逃げ込んだケリーはエヴァン(ブライアン・グリーンバーグ)という男に会い、体に埋め込まれたGPSを解除します。エヴァンに案内され部屋に入ると、エヴァンは、ケリーを作成した技師でした。
デッドシティ2055のネタバレあらすじ:転
エヴァンは、ミシェルという名で妻の代わりに作ったと経緯を話し、一旦レプリカントの製造に中止命令が出たものの、ジュリアンの要望で裏プロジェクトとして進行し『ヴァイス』が出来たと言います。
そして愛するケリーに、カリブ海のセントヘレナ島へ逃げようと言います。セントヘレナ島は電波や通信が全くなく、ケリーにとっては天国のような島でした。そこでエヴァンは友人のジェイムスの元へ向かいます。
レプリカントのケリーの完成度に感動したジェイムスは、不正アクセスをしてケリーとエヴァンの存在を抹消し、別人として登録しました。そして90分後に出発する貨物船に乗れるように手配します。
エヴァンはケリーを埠頭まで送ります。一緒に行こうと言うケリーに別れを告げていると、ロイがやって来ます。しかし武装兵たちも追ってきていました。そして銃撃戦になり、エヴァンは殺されます。武装兵を射殺したロイはケリーに「セントヘレナ島へ行くか、オレと一緒に『ヴァイス』を叩き潰すか」の選択を迫ります。
デッドシティ2055の結末
ロイとケリーはジェイムスの部屋に行きます。そしてケリーはパワーアップをしました。ジェイムスが1枚のカードを渡し、これを挿入して起動させればレプリカント全員の記憶が元に戻ると言います。
ロイとケリーは『ヴァイス』に乗り込みます。ケリーはジュリアンの部屋に入り、銃を奪い殺そうとしますが、人間には撃てない機能が動き発砲できませんでした。
ロイは制御室に押し入り、銃を突き付けてカードを起動させます。すると誰のアクセスも受け付けない状態になり、施設のレプリカント達に、殺される記憶が蘇りました。レプリカント達は暴走し、人間たちを殺し始めます。
これを見たロイはジュリアンの部屋に行きます。そしてロイの銃は施設の銃ではなかったため、ジュリアンに何発もの銃弾を浴びせました。ケリーを助けたロイは、ビルから外に出ると、施設内は暴動の後のような状態でした。その時、ジュリアンは部屋で目を開けるのでした。
以上、映画「デッド・シティ2055」のあらすじと結末でした。
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