シャッター 写ると最期の紹介：2018年ロシア映画。若い男女7人が見つけたポラロイドカメラによって絶望の淵に追い込まれていくストーリーです。日常的にありふれたカメラというアイテムが死を呼び寄せるという恐怖を引っ張ってくるロシア製作のホラーです。
監督：アントン・ゼンコヴィッチ 出演：ステパン・ユラノフ（イリヤ）、アナスタシヤ・ゼンコヴィッチ（アリョーナ）、イリーナ・テミチャバ（イラ）、イゴール・ハルラモフ（ユラ）、ほか
映画「シャッター 写ると最期」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「シャッター 写ると最期」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
作品紹介・キャスト
シャッター 写ると最期の予告編 動画
映画「シャッター 写ると最期」解説
この解説記事には映画「シャッター 写ると最期」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
シャッター写ると最期のネタバレあらすじ：起
霊能者のシュテルンがポラロイドカメラによる霊視を行いました。アブリソコフという学者がシュテルンを撮影すると、シュテルンの遺体が写っていました。その直後、シュテルンは写真に写っていた通りの死に方で死亡してしまいました。そのカメラには被写体に死をもたらす事が分かったのです。
舞台は現代になり、パーティー会場に向かうはずだったアリョーナ(アナスタシヤ・ゼンコヴィッチ)達7人は、道中に起こった事故で車は故障、携帯も繋がらないような森に取り残されてしまいます。
ユラ(イゴール・ハルラモフ)は遠くの村に助けを呼びに行きました。怪我をしたアリョーナと彼氏イリヤ(ステパン・ユラノフ)を車に残し、物資を探しに出たガーギグ、ニック、イラ(イリーナ・テミチャバ)、ベラの4人は見つけた山小屋に入ると、そこで救援物資と壁一面貼られた死んだ生物の写真とポラロイドカメラを見つけます。
シャッター写ると最期のネタバレあらすじ：承
物々しく思うもガーギグはニックにそのポラロイドカメラで記念写真を撮ってもらいます。そのポラロイドカメラは過去にシュテルンを殺したもので、まだその力を失ってはいませんでした。救援物資を得て戻る途中でガーギグは死んでしまいます。
その後、小屋に戻ったベラは誤って鏡に映った自分を写してしまい、ガーギグ同様、命を落としてしまいます。ニックとイラ、イリヤの3人はアリョーナの元に戻り、事情を説明しますが、カメラが人を殺すなどと信じる事の出来ないアリョーナは逆上し、イリヤをカメラで撮ってしまいます。イリヤは犠牲になって死んでしまいます。
シャッター写ると最期のネタバレあらすじ：転
この短い間に3人の命が奪われてしまった事で、残った者はこのカメラの恐ろしさを信じずにはいられませんでした。カメラから一刻も早く離れたい、そんな思いで一杯でしたが外は真っ暗。危険なため、朝になるまで小屋で休み、明るくなったら歩き出すことにしました。
数時間後、フラッシュが光り、カメラはニックを写していました。アリョーナとイラどちらかがシャッターを押したのです。ニックもカメラの力からは逃れられず死んでしまいます。残ったイラとアリョーナは互いに疑心暗鬼になりながら朝を迎えます。殺されたくない思いでアリョーナは、イラの隙をついて小屋を抜け出します。
シャッター写ると最期の結末
やがて湖にたどり着いたアリョーナは、置いてあった小舟を使おうとすると、カメラの所有者で山小屋の主人であるガルノフに見つかり、捕まってしまいます。必死で命乞いをするアリョーナでしたが、ガルノフは聞く耳を持ちません。
そこにカメラを持ったイラがやってきました。カメラに魅了されているガルノフとイラは、養子関係にありました。つまりガルノフとイラはグルで、ガルノフがイラを使って人をおびき寄せていたのです。しかし戻ってきたイラはガルノフに反抗的な態度を取ります。というのもガーギグ達と山小屋の中で見つけたビデオに、イラの本当の父親アブリソコフとその妻をガルノフが惨殺する様子が撮られていて、それを見てしまったのです。ガルノフは復讐心から二人を殺害、カメラを略奪した後娘であるイラを自らの思うままに育てたのです。
それを不満に思ったイラはカメラを奪おうと迫るガルノフよりも早くガルノフを写しました。イラが写した写真の通りガルノフは息耐えてしまいます。
やり遂げたイラは大喜び。しかし彼女もまたカメラに取り付かれていて、アリョーナを見逃すつもりはありませんでした。逃げるアリョーナを必死で追いかけ写した写真には、湖底に沈むアリョーナが写っています。
やがて多くの警察を連れたユラがようやく帰ってきます。イラは一晩の内に起きたガルノフがやったとされる一連の事件の唯一の生存者として警察に保護されます。ユラはイラがカメラを大事そうに抱えているのを見て、自分を撮ってもらうよう頼みます。イラは快く引き受け、周りにいる警察官も呼び寄せ、写真に入るよう促します。そして笑顔でイラはシャッターを押すのでした。
以上、映画「シャッター 写ると最期」のあらすじと結末でした。
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