デス・フロントの紹介:2002年イギリス映画。第一次世界大戦中にイギリス中隊が、ドイツ兵と戦闘中、ドイツ軍の大きな塹壕を見つけ、中にいたドイツ兵を捕虜にしたことから、一人ずつ仲間同士で殺し合いを行い死んで行くという、戦争をテーマにしたオカルトホラーです。映画「リトル・ダンサー」で主人公のバレエ少年を演じたジェイミー・ベルがホラー映画に挑む。
監督:マイケル・J・バセット 出演者:ジェイミー・ベル(チャーリー・シェイクスピア二等兵)、ヒューゴ・スピアー(デイビッド・テイト軍曹)、マシュー・リース(ドクター・フェアウエザー上等兵)、アンディ・サーキス(トーマス・クイン一等兵)、ローレンス・フォックス(ブラムウェル・ジェニングス大尉)、ディーン・レノックス・ケリー(ウィリー・マクニース一等兵)、トーベン・リープレヒト(フリードリッヒ)ほか
映画「デス・フロント」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「デス・フロント」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
デスフロントの予告編 動画
映画「デス・フロント」解説
この解説記事には映画「デス・フロント」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
デスフロントのネタバレあらすじ:起
1917年第一次世界大戦中の戦火の中、塹壕で身をひそめていた兵士たちに、出動の号令がかかりました。若い兵士シェークスピアは怖がって出ていけませんでした。上官に怒鳴られるも、同僚の『一緒にドイツ兵を倒しにいこう』の言葉に銃撃戦に飛び込みました。そして当たりに霧が立ち込め誰かの『毒ガスだ』の声に防護マスクをかぶり身をひそめました。夜が明け、ガスは霧だったことがわかり、10名のイギリス兵は歩き始めました。そしてドイツ軍の大きな塹壕に着きました。中に3人の兵士がいて一人を射殺し、一人を捕虜にしました、一人は逃げましたが、捕虜にしたドイツの兵士は何かに怖がり、一緒に連れて行ってくれとせがみました。塹壕を調査すると、鉄条網を張り巡らされ、泥にまみれ、兵士の死体とネズミの死体がさんらんし、迷路の状態でした。イギリス部隊は身を守るため、所々を爆破し塹壕を自分たち用に狭くしました。
デスフロントのネタバレあらすじ:承
ブラッドフォードが無線を発見し、交信を試みると成功しました。そして自分達Y中隊に救援要請をしましたが、Y中隊全滅の交信を最後に途切れました。ジェニングス大尉はこの交信の事は誰にも言うなと言いました。逃げていたドイツ兵を発見しますが、クインが射殺しました。スタリンスキーが見張りをしていると物音がして、物音の方に歩いて行きました。すると鉄条網に3人のドイツ兵の遺体が絡まり腐乱していました。突然一体が襲い掛かりスタリンスキーは鉄条網に絡まれ死亡しました。テイト軍曹はまだドイツ兵がいるといい、捕虜に聞きに行きました。通訳をシェークスピアがし、捕虜はここから逃げないと全員死ぬと叫びました。テイト軍曹は3体の死体を焼き払いました。翌朝、塹壕にある死体を、塹壕の広場に集めました。ブラッドフォードが聖書を読み上げ、全員に手りゅう弾を渡しました。塹壕の各所にある穴を爆破して埋めるためです。ドイツ兵が潜んでいたら出れないようにするのです。爆破している最中、空襲空爆の音が聞こえてきました。全員地下壕に隠れろの号令ですが、誰かに迫られる境地に立たさ仲間同士の撃ち合いが始まりました。
デスフロントのネタバレあらすじ:転
大尉が仲間のホークストンを撃ち殺した瞬間、空爆の音が消えました。兵士たちは戸惑い、何処に敵がいるんだと叫びました。シェークスピアはテイト軍曹に塹壕を出るべきだと訴えますが、大尉の命令に従いここに残ると言いました。その夜、塹壕の中では多くの兵士の声が聞こえはじめ、銃声も聞こえ始めました。怯えたマクネスは、この塹壕を出るんだ、死にたくない、ここが一番危ないと言い、暴れ始めました。大尉が銃を向け射殺するぞというと、クインが制止しました。その間にマクネスは逃げ出しました。ドクらがマクネスを見つけますが、誰かに銃で撃たれ泥の中に呑み込まれました。シャークスピアがブラッドフォードが撃ったとわかり話をしますが、ブラッドフォードは俺を殺せ、俺の中には死がいると言い、何処かに行きました。シャークスピアは軍曹に敵は兵士ではない、敵はこの塹壕だと言いました。そして軍曹と大尉が言い争いになりました。そして集合をかけますがクインが来ませんでした。クインを呼びに行った大尉に対しクインが暴行し始めました。大尉を殺し、止めに入った軍曹も殺したクインをシェークスピアが銃を構えると鉄条網がクインを襲い、そしてシェークスピアが射殺し、その後ドイツ兵の捕虜を解放しました。
デスフロントの結末
シェークスピアが塹壕に戻りシバスを見ると両足をネズミが食っていました。シェークスピアはシバスを射殺しました。そのころブラッドフォードはドクを鉄条網で縛り、引っぱっていました。そして死体を積み上げた場所まで来るとシェークスピアが来ました。止めるシャークスピアの目の前で毒を射殺したブラッドフォードをシャークスピアは射殺しました。その時死体の山の周りを鉄条網が囲いはじめ、シェークスピアは閉じ込められました。目が覚めたシェークスピアは照明弾で照らすとそこは地下でした。そこにはたき火にあたるY中隊全員がいました。自分以外は全員死んでいます。それなのに自分もいました。シェークスピアは僕は死んでいないといって地下から抜け出しました。地上の塹壕に戻ると、捕虜だったドイツ兵がいて銃を構えていました。シャークスピアが『助けてやったじゃないか』というとドイツ兵は行けといって逃がしてくれました。そしてシェークスピアは霧の中に消えて行きました。そのころ塹壕では、どこかの中隊が塹壕でドイツ兵を見つけ『手を揚げろ』と言っていました。
以上、映画「デスフロント」のあらすじと結末でした。
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