おとなの恋は、まわり道の紹介:2018年アメリカ映画。ヘンクツでいつも不機嫌なフランクと、過去の恋愛で心に傷を負っている毒舌リンジー。同じ飛行機で出会った2人は偶然同じ結婚式に招待されることに。豪華でロマンティックなリゾート婚は楽しいお祝い旅行のはずだが、2人にとっては悪夢だった。口を開けば悪態をつき意見は対立。バトルを繰り広げる2人だが、思いがけないときめきを感じ始める。結婚式を舞台に、共演者も多数いるなかで、招待客である主人公のふたりのみの会話で展開される作品。アメリカで最も幸せな都市と呼ばれるカルフォルニア州サンルイスオビスポののどかな自然を背景に、ふたりの会話の相性とリズムがスパイスとなる大人のラブストーリー。
監督:ヴィクター・レヴィン 出演:ウィノナ・ライダー(リンジー)、キアヌ・リーブス(フランク)、ジ・ダレンバック(ブライド)、グレッグ・ルーシー(フランクの継父)、テッド・デュボスト(キース)、ほか
映画「おとなの恋は、まわり道」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「おとなの恋は、まわり道」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
おとなの恋は、まわり道の予告編 動画
映画「おとなの恋は、まわり道」解説
この解説記事には映画「おとなの恋は、まわり道」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
おとなの恋は、まわり道のネタバレあらすじ:起
とある金曜日の空港。飛行機を待つリンジー(ウィノナ・ライダー)にフランク(キアヌ・リーブス)はこちらを伺うように「素敵なドレスだね」と声をかけてきました。「私もあなたのジャケット好きよ」と返したリンジーでしたが、フランクが割り込もうとしてきたことに腹を立て、軽い挨拶のはずが口論へと展開。不愉快に感じながら8席しかない機内へ搭乗すると、不運なことに隣同士となってしまいました。機内でも口の減らない2人でしたが、話すうちに同じ結婚式に出席することが判明。フランクは花婿のキース(テッド・デュボスト)の異母兄弟で、リンジーはキースの元婚約者だったのです。しかも互いについてはキースより悪い噂ばかり聞かされていた相手でした。リゾート婚は新郎新婦の傲慢という意見だけは一致するものの、絶えず口論をしながら目的地へと向かいます。
おとなの恋は、まわり道のネタバレあらすじ:承
飛行機はサンルイスオビスポ空港に到着。迎えの車がやってくるまで、なぜ結婚式に参加するのかを探り合う2人。フランクは母親からの命令でしぶしぶ参加し、リンジーは婚約が破断になったときにキースを訴えましたが、それでも心の広いフリをして参加したことを話します。フランクは冷ややかにキースも同じく心の広いフリをして招待したと悪態つきます。リンジーはキースに未練があることを話します。こうして迎えがやってきましたが、来た車は1台だけ。仕方なく共に同乗しホテルに向かうと、部屋までもが隣同士でした。2人は落ち着かないまま、リハーサルディナーに出席。会場にはフランクとキースの母親、母と離婚したキースの父親と彼の78歳の愛人の姿がありました。キースへ挨拶をしたリンジーは彼の変わらぬ姿を見て未練が爆発し、部屋へと戻ってしまいました。
おとなの恋は、まわり道のネタバレあらすじ:転
土曜日の朝、歓迎バスケットに入っていたクーポンを使ってフッドマッサージを受ける2人。「俺はケチだ」「恋愛から手を引いた」などヘンクツぶりを披露するフランクに対し、キースへの毒舌が止まらないリンジー。リンジーが運命の人を見つけたいと言えば、そんな人はいないと言い返すフランク。しかし、互いに激しく言い合いをしていても、なぜかテンポはぴったりで、まるで息の合う恋人同士のように会話が尽きません。
おとなの恋は、まわり道の結末
こうして2人にとって、最高に退屈なサンセット結婚式は始まりました。幸せいっぱいのキースを見ていられなくなったリンジーはフランクを散歩に誘い、式を抜け出します。ぶどう畑に囲まれた美しい景色を眺めながら、相変わらずヘリクツを並べた会話を交わしていく2人。するとそこへ、一匹のピューマが現れます。慌てる2人は全速力で逃げましたが、勢いで丘から転げ落ちてしまいました。なんとなくその場で身体を重ねる2人。しかしそこからも言い合いを重ねます。「私と恋に落ちたたら?」と言うリンジーに「バカげてる」と返すフランク。ホテルでもその距離のまま翌日出発の時を待ちます。リンジーがタクシーで行き先を告げると、目の前からフランクは姿を消しました。自宅に着いたリンジーはまた日常が戻ろうとしていました。でも、なんだか落ち着きません。それはフランクも同じでした。ぼうっとしていた矢先、リンジー宅のベルが鳴りました。ドアの向こうにはフランクの姿がありました。
以上、おとなの恋は、まわり道のあらすじと結末でした。
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