ダーティハリーの紹介:1971年アメリカ映画。大都市サンフランシスコを舞台に当時世間を賑わした連続殺人事件をヒントに、卑劣な連続殺人鬼とまるで西部劇から抜け出してきたようなアウトロー刑事の対決を描く。またハリーの使う当時世界最強の拳銃S&WM2944マグナムが話題となった。
監督:ドン・シーゲル 出演:クリント・イーストウッド(ハリー・キャラハン)、ハリー・ガーディノ(ブレスラー)、アンディ・ロビンソン(さそり)、ジョン・ヴァーノン(市長)ほか
映画「ダーティハリー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ダーティハリー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ダーティハリー」解説
この解説記事には映画「ダーティハリー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ダーティハリーのネタバレあらすじ1
サンフランシスコ市でライフルのよる射殺事件が発生しました。その翌日、市長の元に一通の脅迫状が届きます。内容はスコルピオと名乗る犯人からで、無差別な銃撃と引き換えに10万ドルをサンフランシスコ市に払うように要求していました。市長と市警上層部は犯人の出方を伺うため時間を稼ぐ一方で警官を屋上に配備し狙撃を警戒するためヘリで監視することにしました。
ダーティハリーのネタバレあらすじ2
一方市警のはみ出し刑事ハリー・キャラハンはこのスコルピオ捜査の担当を命じられましたが、犯人を血祭りにあげるほどやり過ぎる彼を抑えるために、新人のチコ・ゴンザレスと組まされることになりました。やがて市警のヘリが屋上で怪しい人影を発見したものの取り逃がし、予告されたキリスト教の司教の元へおびき寄せる作戦も失敗します。ついに黒人の少年が犠牲者となり、次は少女がスコルピオに誘拐されてしまいました。ここに万策尽きた警察側は10万ドルを払うことになります。ハリーはその金の運び屋をかってでて市中を引っ張りまわされます。ですが彼は犯人と接触するチャンスを待っていました。
ダーティハリーのネタバレあらすじ3
しかし援護していたチコが銃撃され、スコルピオに痛めつけられてしまいます。銃を突き付けられ絶体絶命な時に、隠しナイフで反撃しスコルピオに手傷を負わせことに成功します。傷を負わされ逃走したスコルピオを追跡するハリーは、スコルピオが駆け込んだ病院で治療した医者の記憶からスコルピオの居場所を突き止めます。そしてとうとうスコルピオを追い詰めたハリーは傷つけた足を痛めつけ少女に居場所を自白させます。しかし既に少女は死んでいました。
ダーティハリーの結末
翌日、検事に呼び出され令状もなしに違法な捜査をしたということでスコルピオは釈放されてしまいます。ハリーは釈放されたスコルピオがまた犯行を犯すのではと尾行しました。尾行されたスコルピオは尾行をやめさせるために世間の同情を得ようと自らを傷つけハリーの尾行を上層部からやめさせるように仕向けます。そして監視の目を外れたスコルピオはスクールバスをハイジャックし再度、10万ドルと逃走用の飛行機を要求するのでした。金の運び屋を再度ハリーに依頼する市長でしたがハリーはそれを断り飛行場に向かうバスを待ち伏せします。屋根に飛び移り銃撃戦の末、採掘場に逃げたスコルピオを追い詰め、ついには射殺しました。そして警官のバッジを投げ捨て何処かに一人去っていきました。
ハリー・キャラハンのキャラクターが面白いが、何発撃ったか数えてなかったというシーンが印象的だった。初めの方の銀行強盗を退治する時に言うのだが、ラストのところでも言う。この男はただ暴れ回るだけでなく、犯人との駆け引きができるのである。