ロラックスおじさんの秘密の種の紹介:2012年アメリカ映画。児童書を原作とし、「怪盗グルーの月泥棒」のプロデューサーが手がけた3Dアニメ映画。日本語吹き替え版では「ロラックスおじさん」の声を志村けんが担当した点も話題となった。
監督:クリス・ルノーカイル・バルダ 出演:ダニー・デヴィート(ロラックスおじさん)、エド・ヘルムズ(ワンスラー)、ザック・エフロン(テッド)、テイラー・スウィフト(オードリー)、ロブ・リグル(オヘア)、ジェニー・スレイト(テッドのママ)、ベティ・ホワイト(テッドのおばあちゃん)、ほか
映画「ロラックスおじさんの秘密の種」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ロラックスおじさんの秘密の種」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ロラックスおじさんの秘密の種の予告編 動画
映画「ロラックスおじさんの秘密の種」解説
この解説記事には映画「ロラックスおじさんの秘密の種」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ロラックスおじさんの秘密の種のネタバレあらすじ:起
環境破壊が進み、木が一本も生えていない街「オヘア・シティ」(偽物の木はあるが人工物)。この街を牛耳る資産家オヘアが作り出したこの街には澄んだ空気が溢れているものの、街の外は生き物が住むことができないほどだった。そんな街に住む主人公テッド。片思いするオードリーから「本物の木が見てみたい」と言われる。
ロラックスおじさんの秘密の種のネタバレあらすじ:承
家に帰っておばあちゃんに「本物の木」について聞いてみるテッド。この街で生まれ育ったテッドは「本物の木」を見た事もないし知識すらないのだった。街の外で暮らす「ワンスラー」の元を尋ねてみよ、と話すおばあちゃん。さっそくこっそり街を抜け出し、ワンスラーに会いに行くテッドだったが、門前払い。しつこくつきまとってようやくワンスラーは昔話を語りだしてくれるのだった。
ロラックスおじさんの秘密の種のネタバレあらすじ:転
テッドのような若き青年であり、ミュージシャンを目指していたワンスラーだったが、ある種類の木の葉に関する大発見をしてしまう。その木の葉、見た目はまるで綿あめようだが不思議な素材であり、マフラーにもなるし帽子にもなる。(映画では「スニード」と呼ばれる)それが周囲の人間に大うけ。木を切り倒していると、木の妖精「ロラックスおじさん」が「木を切らないで」とワンスラーに訴える。しかし「スニード」の発明で一攫千金を得たため家族も呼び寄せ、どんどん木を伐採するワンスラー。怒る妖精ロラックス。
ロラックスおじさんの秘密の種の結末
最後の一本の木を切り倒してしまうと、森に動物はいなくなり、木もないためそれ以上「スニード」は作ることができなくなってしまった。同時に妖精ロラックスも「unless(もしも~しなければ)」という言葉を残したまま、ワンスラーの元から消えてしまう。後悔するワンスラーだったがもうどうしようもなかった。その後、テッドがワンスラーを尋ねるまで引きこもり生活を送っていたのだった。過去の話を全て終えた後、ワンスラーはテッドにトラッフラ(スニードを作ることができる木)の種を渡す。これは最後の種だった。自分の失敗を教訓にテッドに未来を託したワンスラー。その種を握りしめ、テッドは街へ戻る。
そんなテッドの様子をオヘアは監視していた。新鮮な空気を売って利益を得ているオヘアにとって、本物の木の存在は邪魔。テッドをやっつけようと街の人間を味方につけようとするが、間一髪のところでテッドは種を植えることに成功し、あっというまに本物の木が生えてくる。初めてみる本物の木をみて、一気に街の人間も寝返り、オヘアは追放される。そしてオヘアシティは緑豊かな街となるのだった。また、ワンスラーの元にも妖精ロラックスが舞い戻り、2人は和解するのだった。
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