ドリームハウスの紹介:2011年アメリカ映画。「そこには、今でも幸せな家族が暮らしているはずだった」というキャッチコピーのサイコスリラー映画。会社を辞めて愛する家族と一緒に引っ越してきた新居、しかし、その家は過去未解決の父親以外全員が殺されたという一家惨殺事件の家でした。そのことを知った夫がその事件の真相に挑んでいく姿、そして最後には家族の愛情の深さを描いた作品です。
監督:ジム・シェリダン 出演:ダニエル・クレイグ(ウィル・エイテンテン)、ナオミ・ワッツ(アン・パターソン)、レイチェル・ワイズ(リビー)、マートン・ソーカス(ジャック・パターソン)、イライアス・コティーズ(ボイス)、ほか
映画「ドリームハウス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ドリームハウス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ドリームハウスの予告編 動画
映画「ドリームハウス」解説
この解説記事には映画「ドリームハウス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ドリームハウスのネタバレあらすじ:1.プロローグ:敏腕編集者“ウィル・エイテンテン”新居に暮らす
舞台はアメリカ、ニューヨーク、敏腕編集者の中年男“ウィル・エイテンテン”は典型的な仕事人間でした。ある雪の降る日、長年務めた会社・GPH社を退職し、一家でニューヨーク市郊外にある新居を購入し、そこで新たな生活を始めることにしました。ウィルの退職を惜しみ、同僚たちは盛大な送別会をしてくれ、惜しまれつつウィルは会社を出ました。そこにGPH社代表の女性・グリーリーが「郡で一番の建築業者よ」と言い、ウィルにその名刺を渡し、二人は惜しみつつ、別れました。雪が舞い散る中、列車で最寄り駅に降りると、家を探す手助けをしてくれていた女性“ヘザー・キーラー”が迎えに来てくれていました。ヘザーはウィルを車に乗せ、新居まで送ってくれました。その新居は2階建ての赤い屋根の家でした。妻“リビー・エイテンテン”は玄関で待っていました。ウィルは雪玉を投げてリビーを驚かせ、会社を退職したことを告げました。リビーはこれまで一緒にいる時間が少なかったこともあり、「これで私たちも子供たちももっと幸せになれる」と言い、彼に抱きつき、大喜びしました。リビーは二人の娘トリッシュとディディたちはもう眠っているとウィルに話しました。しかし、実は娘たちは起きて隠れ、父・ウィルの帰りを待ち、ウィルを驚かせました。二人の娘は絵を描いて待っていたそうでした。壁一面に娘たちは絵を描いているを見たウィルは驚き、喜びました。そして、ウィルは娘たちをお風呂に入れました。編集者であったウィルは、小説を執筆し出版するのが夢でした。娘たちが眠った後、キッチンでウィルはリビーとテーブルをはさんで、その事について話ました。そのテーブルにはクロッカスの鉢植えがありました。「お花、ありがとう」と言うリビーに、ウィルは「これは僕じゃないよ」と言いました。それは今朝のポーチに置いてあったそうでした。「あなたがいると安心だわ」とリビーは、ウィルに言いました。
ドリームハウスのネタバレあらすじ:2.過去、家族が皆殺しにあった新居
翌朝、ウィルが雪かきをしていていると、「警報装置、設置住宅」という看板を蹴り、向かいの家のジャック・パターソンがウィルを睨みつけていました。ジャックと妻のアン、10代半ばの娘のクロエが出てきました。ジャックとアンは離婚調停中で、娘のクロエの親権を巡り、揉めていました。書斎でウィルが小説の構想を練っていると、リビーが柱に「B 2006年3月27日、B 2005年9月24日」「K 2006年3月27日、K 2005年9月24日」…と、前の住人の子供の背の高さを柱につけた傷を見つけました。ウィルは「残しておこう」と言いますが、リビーは不思議な感覚に襲われました。その頃、ジャックは会社で部下から財務諸表を見せられ、弁護士からの「単独親権は望めないだろう」というメールを受け取り、頭を悩ましていました。その夜、ウィルが書斎で小説を書いていると、下の娘のディディが「パパといたい。元のお家に帰りたい」と駄々をこねてきました。ディディは窓に男の影を見たそうで怖がっていました。ウィルは外を見て、娘たちに電気をつけた瞬間に窓ガラスに自分の影が映ったのだと慰めました。その時、突然、風が吹き、外にあった木の板がガラスに当たり、娘たちは奇声をあげて、驚きましたが、ウィルはその様子を見て笑いました。次の日の朝、子供部屋の外の木の板を直そうとしたウィルは、点在する足跡を発見しました。ウィルはその足跡を追うと、それは家の周辺を回っているようでした。ウィルは、昨夜ディディの言ったように不審者がうろついていたのではないかと疑問を抱きました。その日の夜、ウィルは家の中で物音がしたので起き、家中の鍵を点検し、地下室を見に行きました。するとそこに10代後半の若者たちが、蝋燭を炊いて、大勢集まって何やらしていました。激怒したウィルが飛び込むと、若者たちは一目散に逃げ出しました。ウィルはその若者の一人の女性を捕まえると、その女性は「空き家だと思っていたの」「あんたたち、知らないでここに住んでるの? ほらあの事件、5年前4月の吹雪の日に家族が皆殺しにあった」ということを聞きました。ウィルは「窓から覗いていたのは君か!」と聞くと、若者たちは「あいつだ」と意味深な言葉を残し、去っていきました。
ドリームハウスのネタバレあらすじ:3.怪しい人影
過去そのような事件があったことを聞かされていなかったウィルは、地下室に入ると、蝋燭がともしてあり、壁には何かわからない数字と文字が書かれていました。彼はショックを受けました。翌日、ウィルは地元の警察署に行き、事情を尋ねましたが、二人の巡査は「自分が知っているのはここ2年のことに限られる」と言ってきました。ウィルは巡査に問い詰めると、巡査は「容疑者は父親でピーター・ウォード。撃たれたが助かった」と暴露しました。ウィルは巡査に捜査資料を見せるように迫りましたが、巡査は完全拒否しました。家に帰ったウィルは妻・リビーが怖がっている娘たちを抱いて彼を待っていました。リビーの話によると、向かいの家の娘のクロエが携帯電話で「この家に住む人はみんな死んじゃう」と話していたのを、偶然、娘たちが聞いたそうでした。それを聞いたウィルは、向かいの家に事情を尋ねるために行くと、クロエが出てきました。彼女は、直ぐに母・アンを呼びました。アンはウィルに数日前がその家族の命日だったと告げてきました。ウィルは「家のポーチに花を置いたのはあなたですか?」と聞くと、アンは否定しました。その夜、リビーは物音で目が覚め、地下室に行きました。そこでウィルは壁の落書きを消していました。リビーは若者が置いていったガラクタの中から、1本のテープを見つけ、それを見ました。壁には「ピーター、虐殺の家」という落書きが書かれていました。何も言ってくれなかったウィルにリビーは憤り、「この家なんか変だわ」と言いました。ウィルは安心して住めるように、司祭を呼ぼうかと妻・リビーに相談し、「君がいれば幸せだ」と不安がるリビーを元気づけました。すると、リビーが窓の外に不審な人影を見つけ、ウィルはその人影を追いました。足跡を辿りウィルは、滑って浅い川に落ちてしまいました。そこに林の中を怪しい人影が走っていきました。「大丈夫だ。早く家に戻って!」ウィルは追ってきたリビーに言いました。
ドリームハウスのネタバレあらすじ:4.謎の男、ピーター・ウォード
翌朝、リビーが娘たちの部屋を覗くと、二人ともいないので焦り、探し回りました。ウィルも娘たちを探し、彼は娘たちの声を聞き、クローゼットの奥を開けると、その隠し部屋で娘たちはお飯事をしていました。ウィルはその部屋で、前の住人らしい「キャサリン・ウォード」と「ベアトリス・ウォード」という名前が書かれていた2冊の絵本を見つけました。ウィルは、地下室でリビーが見つけたテープを見ると、「殺人に震撼する町」という記事、「ウォード家2階での殺人現場の検証の図」、「容疑者は精神医療施設へ」という記事を目にしました。不安を募らす妻・リビーや娘たちのためにも何とかしようとウィルは考えていました。そこに、向かいの妻・アンがシチューを差し入れに来ました。ウィルは以前の住人のことを尋ねましたが、アンは何も答えず、家に帰っていきました。アンに挨拶もしないリビーが気になり、ウィルはリビーのもとに駆け寄ると、リビーは「この場所で母親が」「子供たちはここで撃たれた」と言い、壁の銃弾の跡を消そうとしていました。その日、リビーとウィルは新聞で「ピーター・ウォード、更正施設へ」という記事を見ました。ウィルは更正施設に行いきました。受付の女性は3日前から始めたばかりで彼女と話をしている間に、ウィルは「308号室、ピーター・ウォード」という棚を見つけました。ウィルは、こっそりと308号室を訪ねました。するとその部屋には自分たちの家族写真がありました。そこにシャワーを浴びた男がやって来ました。ウィルは「なぜ、お前が持っている!…もし、僕の家族に近づいたら、お前を殺してやる!」とその男に怒鳴りました。その男は「ピーター・ウォードはここにいない。俺はマーティンだ」と言って、マーティン・ティシェンコと書かれた免許証を見せ、ウィルに証明しました。家に帰ったウィルに、リビーは我が家に出没する不審者はピーターだと言い張りました。ウィルとリビーが警察を呼ぶ、呼ばないで口論していると、銃声のような音が聞こえてきました。ウィルが玄関を出ると、1台の謎の車がウィルを轢き殺そうとし、車は立ち去りました。そこにパトカーがやって来ました。このパトカーはウィルが先に呼んでいたのでした。ウィルは警察に「フードをかぶった男」と「茶色い車」のことを告げ、更正施設から取って来た家族写真も見せて、ピーターに狙われていると訴えますが、警官は「落ち着いてください」と興奮したウィルを宥め、早々に立ち去っていきました。
ドリームハウスのネタバレあらすじ:5.戻ってきたピーター
警察からも見捨てられたウィルは、しっかりと調査しようと、ピーターが事件時に収容された「グリーンヘブン精神医療施設」を訪ねました。ウィルは「ピーター・ウォード、あいつから家族を守りたい」と言い、担当の医者に訴えました。彼は収容されていたピーターのビデオを見せ、惨殺事件の際に妻から背後からピーターは撃たれ、首の後ろに傷を負い、心神喪失状態で不起訴になっていました。そのビデオを見たウィルは、その映像の中に向かいの女性・アンの姿を発見しました。ウィルは混乱しました。そんなウィルに医者は「次を見れば分かります」と言い、さらに重大なことを、ウィルは医者から聞かされました。ピーターは入所している間に、心神喪失状態から次第に自分がピーター・ウォードと認めなくなったようでした。そして名前を削り、入所施設での番号「W1-1L 8-10-10」を自分の名前だと思うようになっていたのでした。さらに医者は衝撃的な5年前の映像をウィルに見せました。そこに映っていたピーターの顔はウィルの顔でした。医者はウィルに「ピーター、君はここに5年いたんだ」と告げました。動転するウィルに医者は「W1-1L 8-10-10、最初の2つの1をiに変え、次に続く8と10を英語で読み。…ウィル・エイテンテン。…つまり、君だ。奥さんに撃たれた傷が残っているだろう」と語りかけてきました。ウィルは何が何だか分からなくなり、混乱しました。妻子はずっと家におり、ありえないからでした。ウィルは医者に「いい加減なことを言うな!」と怒鳴り、立ち上がりました。すると、数人の警備員がウィルのもとやって来ました。ウィルは妻・リビーに電話をかけ、医者に「話してくれ」と言いますが、彼は電話に出ようとしませんでした。電話をかけながら、病棟の廊下をウィルが歩くと、皆が「ピーター」「あなたなの戻ってきたのね」と呼んで驚きの表情で見ていました。
ドリームハウスのネタバレあらすじ:6.ピーターはウィルだった
ウィル(ピーター)は家に帰ると、家は廃屋と化していました。その壁には「悪魔は消せない!」「ピーターは悪魔」「この家は地獄」「子供殺し」という落書きがされていました。ウィル(ピーター)は家に中に入り、自分はピーターであり、自分自身の夢の家「ドリームハウス」を思い描いていた現実を知り、慟哭しました。ウィル(ピーター)は自分が書いたであろう手記を見つけ、見てみると妻・リビーや二人の娘トリッシュとディディの写真が貼ってありました。ウィル(ピーター)は階段の段の中に、その手記を隠しました。現実を突きつけられたウィル(ピーター)は、妻・ビリー、二人の娘トリッシュとディディと一緒に食卓を囲む夢を見ました。ウィル(ピーター)は妻・リビーに「君は存在していない」「違うウィルじゃない。僕はピーター・ウォードだ」と告げました。ウィル(ピーター)は娘・トリッシュを背の高さを刻み込まれた柱に立たせると、本当の名前を聞きました。するとトリッシュは「ベアトリス、ベアを取ったの」と答えました。次に娘・ディディを呼び、本当の名前を聞くとトリッシュが「キャサリン、ケイティと普段は呼んでいるけど、なまってディディと呼んでいる」と言いました。ウィル(ピーター)は最後に妻・リビーにウィルは本当の名前を聞きましたが、熱を出しているウィルを妻・リビーは看病しました。「ウィル!」というリビーの声で目が覚めたウィル(ピーター)は、リビーのところに行くと、娘たちが熱を出していました。二人は娘を看病しました。すると、娘たちのネグリジェから、血が出てきました。ウィル(ピーター)は撃たれたからだと言いますが、リビーは耳を貸しませんでした。トリッシュ(ベアトリス)には首の下に、ディディ(キャサリン)には背中に銃で撃たれた跡がありました。ウィル(ピーター)の前で、二人の娘は息絶えました。妻・リビーは、ウィル(ピーター)に「子供たちを助ける気がないの!」と怒鳴り散らしましたが、ウィル(ピーター)は「君も死んでいる」とリビーに告げました。その時、ドアをノックする音がしました。ウィルが玄関を開けると、立ち退き通知を見せられ、「もう住める状態じゃありません」と言われ、早々に封鎖工事が始まりました。ウィル(ピーター)は「ビリー!」と妻の名前を呼びましたが、姿がありませんでした。
ドリームハウスのネタバレあらすじ:7.衝撃の真実
ウィル(ピーター)は向かいのアン歩いてくるのを見ました。アンは「私を覚えてないの?」とウィル(ピーター)に聞きました。2階の窓を見ると、心配そうなビリーがウィル(ピーター)には見えました。「家族が見えるの?」とアンはウィル(ピーター)に聞き、「3人とも墓地に埋葬されたの」と告げました。ウィル(ピーター)は落ち込みました。翌朝、ウィル(ピーター)をアンは家に招き入れました。事の次第をアンはウィル(ピーター)に説明しました。実はウィル(ピーター)は、心神喪失だけでなく記憶も喪失していました。そのため、向かいの家のアンや娘のクロエのことも思い出せなかったのでした。彼女らはずっと向かいの家に住んでいたのでした。クロエはウィル(ピーター)の姿を見て、驚きもせず、「ママに聞いた。おじさんにはみんなが見えるって」「いなくて寂しいって伝えて」と言いました。「あの花は君が?」とウィル(ピーター)がクロエに聞くと、彼女は「ええ、あの日が命日だったから」と答えました。アンとクロエが家を出ていった後、お風呂に入ったウィル(ピーター)は、不思議な夢を見ました。ウィル(ピーター)を危険人物として見ているジャックは、強引にクロエを家から連れ出しました。それを追ってアンも出ていきました。アンはウィル(ピーター)に退院時のピーターの担当医・グリーリーの名刺を渡し、行くように助言しました。ウィル(ピーター)は「グリーンヘブン精神科病院」のグリーリー医師のもとに行きました。ウィル(ピーター)は、グリーリー医師に「本は書いていない。今は幻想の世界で幻の家族と暮らしている」と告げました。グリーリー医師は「そうして自分の心を守っているのね。家族の死、あるいは真実から」とウィル(ピーター)に語りました。ウィル(ピーター)は「犯人は僕だ」と言いますが、グリーリー医師は「正直、分からない」と言いました。ウィル(ピーター)は、グリーリー医師の治療の奨めを断り、廃屋の中に入りこみました。ウィル(ピーター)は、夢の世界であっても家族と共に暮らす方が幸せだと思ったのでした。ウィル(ピーター)はリビーに、あの夜のことを話すように迫りましたが、リビーは思い出したくないと言いながら、ぽつりぽつりと細切れに話をしました。その時、アンが入ってきて、事件当夜の話をしました。真実は衝撃的なものでした。当夜、ピーター(ウィル)は玄関の前にいました。階段の物音でピーター(ウィル)が帰ってきたと思った娘たちとリビーの前に現れたのは、ボイスという男でした。騒動に気付いたピーター(ウィル)は、家に飛び込み、ボイスと格闘になりますが、ボイスに撃たれた妻・エリザベス(リビー)はボイスが落とした銃で、過ってピーター(ウィル)を撃ってしまったのでした。この失われた記憶を、ピーター(ウィル)はようやく取り戻し、自分が殺していないことを悟りました。
ドリームハウスのネタバレあらすじ:8.全ての黒幕はジャック
その時、ジャックとボイスが現れました。ジャックはアンと離婚後、クロエの親権争いで揉めていた最中で、自分の妻・アンを殺害する計画をし、ボイスを雇ったのでした。そのボイスは指示通りの家に侵入したつもりだったのですが、過ってピーター(ウィル)の家に入って、襲ってしまったのでした。黒幕はアンの夫・ジャックで、共犯はボイスという男だったのです。生き残ったピーター(ウィル)は、ショックで記憶障害になり、警察もピーター(ウィル)が犯人だと決めつけ、ジャックは自分は全く関係ないふりをしたのでした。ジャックはピーター(ウィル)を殴り気絶させ地下室に落としました。また、5年間この事で強請られ続けていたボイスを、ジャックは銃で撃ちました。ジャックは妻・アンをジャックと同じ地下室に入れ、縛り上げました。そして、ジャックは階段から灯油をまき、火をつけました。
ドリームハウスのネタバレあらすじ:9.死してなお、愛する家族の絆
この一部始終を見ていた妻・エリザベス(リビー)の幽霊は、気絶したピーター(ウィル)を起こし、家具を動かし、ジャックの気をそらしました。目が覚めたピーター(ウィル)はジャックを殴り倒して、アンを抱きかかえ外に脱出しました。まだ死んではいなかったボイスは、階段から地下室に灯油を流し、ジャックは逃げ場を無くし、家は火に包まれました。外に逃げ出したピーター(ウィル)はアンを置き、「リビー!」と叫び、再び家の中に入りました。燃えさかる炎の中で、ピーター(ウィル)は家族と共にいたいと訴えますが、リビーも二人の娘たちも「愛してる」「いつも一緒よ」とピーター(ウィル)に語りかけました。ピーターは階段の下に隠していた手記を持って、家の外へ逃げ出しました。
ドリームハウスのネタバレあらすじ:10.エピローグ:ベストセラー『ドリームハウス』
そして後日、ピーター・ウォード(ウィル・エイテンテン)は一冊の小説を執筆し、出版しました。その小説『ドリームハウス』は、ベストセラーとなり、店頭に何冊も飾られるようになりました。
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