アックスマン/悪夢の生贄の紹介:1987年アメリカ映画。アメリカの田舎町で突如として起こった連続殺人事件は、斧で滅多打ちにして惨殺するという残虐なものでした。この町の青年ジェラードはパソコンが得意で、この事件を調べていました。やがてジェラードにはリリアンという恋人が出来ましたが・・・というホラー全盛の80年代のスラッシャー映画です。
監督:ジョセフ・ブラウンスタイン
出演者:バートン・フォルクス(ジェラード)、クリスティーナ・マリー・レイン(リリアン)、ペイジ・モーズレイ(リチャード)、フレッド・ホリデイ(フランク)ほか
映画「アックスマン/悪夢の生贄」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アックスマン/悪夢の生贄」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「アックスマン/悪夢の生贄」解説
この解説記事には映画「アックスマン/悪夢の生贄」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アックスマン/悪夢の生贄のネタバレあらすじ:起
洗車場で車を洗車をしていた女性が、マスクをかぶり斧を持った殺人鬼に殺害されました。アメリカの田舎町で、ブロックと暮らすジェラードはパソコンに夢中でした。友人のリチャードがやって来て二人は車で出かけました。リチャードは害虫駆除の仕事をし、母親ほどの年の離れた妻がいますが、女好きでいつも女の子の話をしていました。この日もバーに異臭がするという事で、仕事ついでにやって来ました。バーには可愛いマリアがいましたが、居なくなったと話しながら、匂いの元を探しました。すると発生源が貯蔵庫だとわかり、扉を開けると、マリアの腐乱死体が吊り下げられていました。田舎町に赴任したばかりの警察署長は、事を大きくしたくないため、それを自殺として処理することにしました。
アックスマン/悪夢の生贄のネタバレあらすじ:承
リチャードは妻を迎えに行くため、ジェラードと湖のほとりのネプスのフィッシングハウスに行きました。リチャードの目的は娘のスーザンでした。一人にされたジェラードはスーザンの妹のリリアンと話しているうちに親しくなりました。その夜、美容師のリタが斧で殺されました。リリアンはジェラードの家に行き、パソコンに詳しいジェラードに、使わないパソコンをもらうことになりました。そしてリリアンの家にパソコンを接続しました。その夜、ジェラードと通信しようと呼びかけますが一向にジェラードは応答しませんでした。逆にリリアンはジェラードのパソコンから連続殺人事件のファイルを見つけました。そのころ、豚を飼う家の女性が殺されました。リチャードとスーザンは妻に内緒で、ボートで人の来ない場所に行っていちゃついていました。スクリューが回らなくなり調べると、女性の切断された首が巻き付いていました。
アックスマン/悪夢の生贄のネタバレあらすじ:転
その後も殺人事件は続きました。リリアンがジェラードを呼び、チャーリーの話を始めました。10歳の時、ブランコに乗った従弟のチャーリーを押しているうち、転落して頭がい骨骨折で入院し、その後精神病院に入ったと言うのです。そして2年前に退院したチャーリーがこの事件を起こしているのだとも言いました。ジェラードは調べているうちに、殺された女性は全て精神病院に関係があったことがわかりました。そのころリチャードの妻ローラは、株取引で大損を出し全財産を失いました。このままではリチャードも逃げると悩んでいる時、音楽教師のクリストファーが声をかけ、酒を一緒に飲み、車で帰路につきました。しかし途中で路肩にぶつけて停車していると、殺人鬼が現れ二人とも殺害されました。
アックスマン/悪夢の生贄の結末
夜、リリアンが一人でいると、何者かの足音がしました。リリアンは斧を手にして声を潜めました。それはジェラードでした。そしてジェラードの口から思わぬ言葉が出ました。『チャーリーはリリアンだ。ブランコの事故は一人で起こしたもので、精神病院に入院していたのはリリアンだ。そしてチャーリーは自分の中に作られたもう一人の自分だ』と言うのです。マスクをかぶった殺人鬼はリリアンだったのです。リリアンはジェラードに襲いかかりますが、女の力では無力でした。そして家の外に逃げるとパトカーが来ていました。逃げるリリアンを追うジェラードを見た警官は、ジェラードを射殺しました。署長に抱き着き安堵の表情を見せるリリアンでしたが、こちらを見て微笑みました。
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