エルフ サンタの国からやってきたの紹介:2003年にアメリカで制作されたクリスマス向けコメディー映画です。クリスマス前に家族で見るには、もってこいのホームコメディーです。人気コメディアンのウィル・フェレルが主人公を演じ、アメリカでは良い興業成績を収めました。ひょんなことで、クリスマスの日に人間の男の子の赤ちゃんがサンタの世界に紛れ込み、サンタの国でエルフとして育てられることになります。男の子が成長し、人間の世界に戻って本当のお父さんに会いにいきます。その時に巻き起こる騒動をおもしろおかしく描いています。そして最後には心が温まる作品となっています。
監督: ジョン・ファヴロー :出演者: ウィル・フェレル(バディ)、ジェームズ・カーン(ウォルター)、ズーイー・デシャネル(ジョヴィー)、メアリー・スティーンバージェン(エミリー)、エドワード・アズナー(サンタクロース)ほか
映画「エルフ サンタの国からやってきた」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「エルフ サンタの国からやってきた」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
エルフ ~サンタの国からやってきた~の予告編 動画
映画「エルフ サンタの国からやってきた」解説
この解説記事には映画「エルフ サンタの国からやってきた」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
エルフ サンタの国からやってきたのネタバレあらすじ:人間の赤ちゃんがサンタの世界へ
クリスマスの日、サンタは世界中の子供たちにプレゼントを配っていました。ある児童施設にプレゼントを配っている際に、サンタはプレゼントの袋を空けたままその場を少し離れることがありました。その際に施設にいた一人の男の子の赤ちゃんがサンタの袋の中に入ってしまいます。サンタはその袋をそのままサンタの世界に持ち込んでしまいます。サンタの世界では、プレゼントを配り終えたサンタが一息つきます。サンタの帰りを待っていた、プレゼントを用意するエルフたちは、今年も無事に子供たちにプレゼントを配れたことを喜びあいます。ところがサンタが置いた袋から、一人のかわいい男の子の赤ちゃんが出てきます。びっくりする一同ですが、子どもの欲しいエルフが一人おり、私にこの子を育てさせてほしいとサンタに願いでます。
エルフ サンタの国からやってきたのネタバレあらすじ:エルフとなった人間の子
一人の男性のエルフは愛情を込めて男の子を育てます。人間の子はエルフよりも成長が速くあっという間に背の高い青年となっていきます。男の子の名前はバディと言い、エルフとしてサンタの世界で働くことになります。しかしバディは他のエルフたちに比べて体も大きく不器用なため、おもちゃを用意する作業にはなかなか向かず、プレゼントを検品する係にまわるなどエルフとしての業務に苦戦します。やがてバディは自分に人間の本当のお父さんがいることを知らされます。サンタの許可をもらい、バディは人間の本当のお父さんに会いに行きます。
エルフ サンタの国からやってきたのネタバレあらすじ:巻き起こる騒動
ウォルターは出版社に勤める中年男性ですが、今は仕事も家庭もあまり上手くいってはいませんでした。そんな彼の元に自分の息子だと名乗るエルフの衣装を着た青年が訪ねてきます。何かの嫌がらせかと思い戸惑うウォルターですが、彼が持っていた一枚の写真は、彼が結婚する前につきあっていた女性でした。この訪ねできた青年がバディなのですが、彼はサンタの国で育ったので、まだ精神年齢が少年のままで、戸惑うウォルターを「パパ!」と言って抱きついたりして、彼を混乱させます。最初ウォルターは気味悪がってバディを追い払います。その日の夜デパートにまぐれ込んでしまったバディは、その衣装からクリスマスイベントの臨時の社員だとデパート関係者に誤解され、そこで働くことになります。
エルフ サンタの国からやってきたのネタバレあらすじ:恋に落ちたエルフ
訳が分からぬまま働くバディでしたが、そこで一緒に働く女性ジョヴィーに恋をします。彼女は最初バディに戸惑いますが、彼の優しさに触れ、だんたんと彼女自身も彼に魅かれるようになります。一方ウォルターは、昔つきあっていた女性が、別れてから自分の子供を産み、その後亡くなり、その子供が施設に預けられ赤ちゃんのときに行方不明になってしまっていた事実を知ります。本当にバディが自分の子供なのか親子鑑定も受けます。その結果、ほぼ100パーセントバディが自分の子供であることが分かります。戸惑うウォルターですが、彼を一人にもできず家に引き取ることにします。ウォルターの家族は、彼自身が最近あまり家族にかまっておらず、関係は少し冷めた状態でした。しかしバディの登場で様々なハプニングに巻き込まれるうちに、なぜか家族の笑顔を取り戻していきます。
エルフ サンタの国からやってきたのネタバレあらすじ:サンタのソリが動かない
クリスマスがやってきます。けれども街は様々なストレスを抱え、いつもの年よりも、少し寂しいクリスマスを街は迎えていました。バディの父ウォルターは上から反対されて、自分の思うような本を出版できず悩んでいました。サンタがソリに乗って、子ども達にクリスマスプレゼントを買いに街にやってきますが、途中でソリが失速し公園の茂みに落下してしまいます。サンタのソリは街の人々がクリスマスを祝う心、子ども達のサンタを信じる心を動力にして動いていました。今年はその気持ちが足らずパワーダウンしてしまったのでした。そこへ、バディが通りかかります。再会を二人は喜びますが、すぐに緊急事態であることが分かり、バディはサンタを助けるために奮闘します。街の人々がもっとクリスマスを祝う気分になるように、ジョヴィーと共に街へ繰り出し、ツリーを点灯したり飾り付けをもっと素敵にしたりします。それでも動力が足りないため、彼の家族や街の人の協力を仰ぎます。その結果サンタのソリはパワーを取り戻し動き出します。サンタは無事に子供たちにクリスマスプレゼントを届けることができます。
エルフ サンタの国からやってきたの結末:サンタの国へ里帰り
月日は過ぎて、バディは人間の世界で仕事を得てジョヴィーと結婚しウォルター達と仲良く暮らすようになっていました。サンタの世界のバディのお父さんであるエルフは、バディの幸せをうれしく思いつつ、少し寂しい思いをしていました。そんなエルフのお父さんの元にエルフの格好をしたバディが同じくエルフの格好をしたジョヴィーを連れて、サンタの国へ里帰りします。するとジョヴィーの腕の中にはかわいい赤ちゃんがいました。エルフとジョヴィーの子供です。エルフのお父さんはうれしくなり、大きなバディと赤ちゃんを抱えるのでした。
以上、「エルフ ~サンタの国からやってきた~」のあらすじと結末でした。
エルフとして育てられたおっさん(にしか見えない青年)がニューヨークへやってきて、自分の父親の生活をめちゃくちゃにかき乱すクリスマスコメディ。今の時代に見ると結構キツイものがあるが、ブロンドで少しスカした雰囲気のズーイー・デシャネルが最高に可愛い!見慣れたファニーガールキャラではなく、都会のやさぐれた孤独な女性をさらっと自然に演じているので、最初ズーイーとは気づかなかったほど。彼女を見直しました。