エグザムの紹介:2009年イギリス映画。採用されれば年俸1億円という大企業の最終試験に残った8人。制限時間は80分、密室での最終試験が始まります。エディンバラ国際映画祭で上映されました。
監督 :スチュアート・ヘイゼルダイン 出演:ルーク・マブリー(ホワイト)、ジェンマ・チャン(イエロー)、ジミ・ミストリー(ブラウン)、ジョン・ロイド・フィリンガム(デブ)、チュク・イウジ(ブラック)ほか
映画「エグザム」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「エグザム」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
エグザムの予告編 動画
映画「エグザム」解説
この解説記事には映画「エグザム」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
エグザムのネタバレあらすじ:起
合格者は年俸1億円が死ぬまで約束されるという大企業の最終試験に8人の男女が集まりました。密室空間に警備員が一人。試験管から告げられた3つのルールを破ると即不合格となると言い渡され、試験開始の合図とともに試験用紙を見ると、そこには何も書かれていない白紙の状態でした。いち早く女性が自己アピールを書き始めるも、即退場させられ困惑する中で、一人の男が話始めます。自分をホワイトと名乗り、それぞれ8人に容姿の特徴から名前をつけ、みんなで謎解きを始めようと持ちかけました。ブラック、ブロンド、ブルーネット、ダーク、ブラウン、それぞれが謎解きを始めました。デフと名付けられた男は問いかけにも応じないのでそれ以外の7人で協力しあうことにしました。
エグザムのネタバレあらすじ:承
白紙には文字が隠されていると、蛍光灯を割って見ることにしましたが、電気が全て消えたところでブラックライトに変わりましたが何も見えず、赤外線を見つけましたが、それでも何も出てきませんでした。何も見つけられないまま時間はすぎ、ホワイトは苛立ち始めブルーネットと口論になりました。みんなになだめられ、警備員のポッケからライターを見つけたので写真を現像する定義を試そうと、火災報知器を作動させスプリンクラーから水を出そうということになり、ブルーネットがライターを探知機にかざしますが作動しません。見兼ねたホワイトが紙を手渡し、それを燃やしてやっと作動させることができましたが、結局それも失敗に終わり、ブルーネットが自分の紙をもう一度見ようとすると紙がなくなっていることに気づきました。問題用紙をなくすと失格になるので焦ったブルーネットは、ホワイトから手渡された紙が自分の問題用紙だったことに気づき、その場で退場になりました。デフも同じようにホワイトにはめられて退場になりました。
エグザムのネタバレあらすじ:転
ホワイトの裏切り行為から、徐々に心理戦へと変化していきます。どうしても許せなかったブラックはホワイトを縛りつけました。気絶しているかと思われたホワイトでしたが、意識をとり戻し、自分が数年前に何万人もの死者を出した感染症の患者であることを明かしました。次第に容体は急変し、薬を求めましたが見つかりません。残ったもの同士で探りますが見つかりませんでした。みるみるうちに容体が悪化するホワイトでしたが、ブロンズはブラウンが薬を持っていることをさぐり当て、ホワイトは助けられました。しかし今度はブラウンが、ダークが質問を知っていると言い出し、拷問をして聞き出そうとします。ダークは社員でしたが質問は知らず、極限まで追い込まれ自ら退場しました。するとホワイトが目を覚まし、8人のうち残った1人が答えだと言い出し警備員の銃を奪おうと試みました。ブラックが止めに入りますが、聞く耳を持たずブラウンは退場、ブロンズもホワイトに呆れて退場しましたが、退場間際にブロンドが放った消灯の合図で銃撃戦になり、ブラックはホワイトに撃たれ倒れました。
エグザムの結末
ホワイトだけが残り、時間も終了、ホワイトは傍聴者に話しかけましたが、実はまだ時間が残っていたことに気づきました。警備員や試験管に話しかけるのは失格にあたいするのでホワイトはその場で退場させられます。退場したかに思われたブロンドは部屋に戻り、デフのメガネとガラスを使って、白紙に書いてある質問を読み解きました。その様子をみて試験管とデフが戻ってきて、実はデフがCエオだったことを明かします。合格と言い渡されたブロンズでしたが、死者を出してまでやる試験方法に納得が行かず、迷いました。しかし、ブラックは死んでおらず、むしろあらゆる細胞の再生を助け、ウィルスなどから体を再生させる最先端の薬の効果を見せつけられ、ブロンズは合格者として入社することに決まりました。
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