イグジスツ 遭遇の紹介:2014年アメリカ映画。おじさんの所有する山小屋でバカンスを過ごすためにやってきた5人の若者たち。その中のブライアントマットの兄弟は、昔おじさんがここで遭遇したと言うビッグフットを探しに来ていたのでした。途中、車で生き物を撥ねた若者たちでしたが、気にせずバカ騒ぎをしていました。その撥ねた生き物はビッグフットの子供で、怒りに満ちたビッグフットの親が、5人に復讐を始めました…という内容の。POV手法で撮影された、ビッグフットは実在した的な作品です。
監督:エドゥアルド・サンチェス 出演者:ドーラ・マディソン・バージ(ドラ)、サミュエル・デイヴィス(マット)、ロジャー・エドワーズ(トッド)、クリス・オズボーン(ブライアン)、ブライアン・スティール(ビッグフット)、デニス・ウィリアムソン(エリザベス)ほか
映画「イグジスツ 遭遇」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「イグジスツ 遭遇」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「イグジスツ 遭遇」解説
この解説記事には映画「イグジスツ 遭遇」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
イグジスツ 遭遇のネタバレあらすじ:起
ブライアンとマット兄弟、そしてトッド、エリザベス、ドラの5人は森を走っています。ブライアンらの叔父さんの山小屋でバカンスを過ごそうと言う計画でした。
夜になり、マットが運転中に何かを撥ねました。降りて見てみるものの、辺りにそのようなものはなく、周囲を調べていると何かの動物の鳴き声が聞こえます。更に森の茂みの中を何かが逃げるような音もします。車に戻り、撮影していたビデオを確認すると、車にぶつかったものは歩く生き物だったことがわかりました。
やがて車は閉鎖された小道に入り、倒木の手前で車を止めて5人は歩いて山小屋に着きます。何年も叔父さんは来ていないようで、中は汚れていました。更に別の部屋に野ブタがいたことから、エリザベスとドラが「ここで寝たくない」と言い出し、5人は車の中で寝ることにします。
深夜、動物の鳴き声を聞いたマットとブライアンが目覚めると、ブライアンが「叔父さんが見たやつかもしれない」と言います。すぐマットが「そのことは言うな」と言いました。実はブライアンとマットは、叔父さんから昔聞いたビッグフットを見た森に、探しに来ていたのです。
夜が明け、車を調べるとフロントグリルに血の付いた硬い毛が付着していました。やがて5人は、近くの湖でバカ騒ぎをします。その後、トッドとエリザベスが森の中でいちゃつきはじめると、ブライアンが木陰で撮影していました。その時、森の中を歩くビッグフットを目撃します。
イグジスツ 遭遇のネタバレあらすじ:承
「ビッグフットがいた」と後を追って探すブライアンは、大きな足跡を見つけて興奮します。やがて夜を迎え、ビッグフットを探すブライアンを残し、4人は山小屋に入ります。一人で探すブライアンを脅かしに行ったトッドとマットは、ビッグフットの雄叫びを聞き、あわてて山小屋に入りました。
扉を塞ぎ、電気を消して身をひそめる5人。ビッグフットは山小屋の周りをうろついています。朝を迎え、帰ることにした5人でしたが、車に大木が突き刺さりエンジンもかかりませんでした。
再び山小屋に戻った5人、ここでブライアンが口を開きます。「叔父さんに内緒で、鍵を盗んで、使用禁止になっているここに来た。何も知らないおじさんは助けには来ない」と言います。ドラは激高し、ブライアンに当たりました。
マットが「マウンテンバイクで、携帯の電波の通じるところまで行って助けを呼ぶ」と言って山小屋を出ます。しばらく走り、どうにか電波が通じると叔父さんに電話を入れました。途切れる電波の中、何とか話をしたものの、ビッグフットがマットに襲いかかります。
残った4人は、地下室を見つけ、そこからライフルを取り出します。戻らないマットを心配していると、山小屋に何かがぶつけられました。見てみるとマットのマウンテンバイクでした。ドラは「暗闇を待っているのよ」と言います。
イグジスツ 遭遇のネタバレあらすじ:転
夜になると、ビッグフットが襲ってきました。トッドは、ビッグフットが扉の前に来たのを狙って発砲します。静かになったことから、エリザベスが隙間から覗くと、ビッグフットの腕が出てきて掴まれ、振り回されて投げ落とされます。
エリザベスをかかえ地下室に隠れた4人は、山小屋で暴れるビッグフットが出て行くのを待ちます。しかし、ビッグフットが地下室の扉を壊し始めたことから、トッドが発砲しました。その後、静かになり上に上がろうとエリザベスに声をかけたものの、すでに死んでいました。
エリザベスを残し、3人は歩きはじめます。ブライアンは速く行動に出る為、近道を教えました。3人は森を抜け進んでいくと、マットのバッグと血の付いたヘルメットが見つかります。泣きじゃくるドラをなだめ、更に進むと夜を迎えます。3人は身をひそめ朝まで過ごすことにしました。
しかし夜行型のビッグフットは3人を見つけ、大きな石を投げてきます。トッドが発砲しながら3人は逃げました。朝になり、しばらく歩くとトレーラーハウスを見つけます。その向こうでマットの叫び声がしました。声の聞こえる方へ進んでいくと、洞穴がありました。マットが「僕が行く」と言って狭い洞穴を進みます。すると、中は広くなっていてマットが寝ていました。
イグジスツ 遭遇の結末
足を怪我したマットが「ビッグフットがいる」と指差すと、隅で寝ていました。ブライアンはビッグフットに残り1発の銃弾を浴びせ、マットを引きずり出します。そしてトレーラーハウスに入り朝を迎えます。
叔父さんから電話がありました。「今、山小屋にいる」と言うと、おじさんに知らせる為、トッドが外に出て花火を打ち上げます。その時、ビッグフットがトッドを襲い殺しました。そしてビッグフットはトレーラーハウスを押して崖から突き落とします。
助かったブライアンが中を見ると、マットとドラは死んでいました。一人になったブライアンが外へ出ると、ビッグフットが襲ってきます。走って逃げるブライアンは足を滑らせ斜面を転げ落ちます。ぐったりしたブライアンをビッグフットが引きずって行きました。
やがて目覚めたブライアンの横には、死んだ4人が並べられていました。ビッグフットはブライアンを掴み、穴の中を見せます。そこには腐乱し始めたビッグフットの子供の死体がありました。あの時車で撥ねたのは、この子供だったのでした。その時、叔父さんが発砲しながら走って来ます。
叔父さんはブライアンを連れ公道へと走ります。公道が見えた時、叔父さんはビッグフットに襲われました。観念したブライアンは、ビッグフットに「殺してくれ」と言い、ビデオに向かって最後のメッセージを残し始めます。この様子を見ていたビッグフットは、そのまま去って行きました。
以上、映画「イグジスツ 遭遇」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する