タイラー・レイク 命の奪還の紹介:2020年アメリカ映画。裏社会の傭兵グループに所属していたタイラーは、インドの麻薬王の息子オヴィをダッカの麻薬王から救うべく、バングラデシュのダッカを舞台に戦いぬきます。スタントマンから監督デビューを果たしたサム・ハーグレイブと『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワースがタッグを組み、Netflixオリジナル映画史上最大のアクション映画を作りあげます。
監督:サム・ハーグレイブ 出演:クリス・ヘムズワース(タイラー・レイク)、ロドラクシュ・ジャイスワル(オヴィ)、ランディープ・フーダー(サジュ)、ゴルシフテ・ファラハニ(ニック)、デヴィッド・ハーバー(ギャスパー)、ほか
映画「タイラー・レイク 命の奪還」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「タイラー・レイク 命の奪還」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「タイラー・レイク 命の奪還」解説
この解説記事には映画「タイラー・レイク 命の奪還」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
タイラーレイク命の奪還のネタバレあらすじ:起
インド・ムンバイの麻薬王の息子、14歳のオヴィ(ルドラクシャ・ジャイスワル)は、家族の監視から逃れて友達とクラブへと足を運びます。そこに警察の姿をしたダッカの麻薬王アミール・アシフの子分たちが現われ、オヴィは誘拐されてしまいます。これら2人の麻薬王は宿敵同士です。
オヴィの父親は現在刑務所に収容されています。身代金を要求されますが、それで解決するのは断固拒否でした。そこで裏社会の傭兵グループに息子を救出する依頼をします。そのグループの一員のタイラー(クリス・ヘムズワース)は、水の中で瞑想できるほどの精神力があり、何か悲しい過去を持っているのか、危険な前線に行って命を絶ってもいいと言わんばかりの様子でした。そんなタイラーは、依頼のために早速バングラデシュのダッカへと向かいます。
タイラーは敵のアジトに忍び込み、タイラーと1人のスナイパーだけで敵を倒し、オヴィを救出します。オヴィを救出した証明の写真を送ってインドの麻薬王から送金されるのをタイラーは待ちます。送金されたら用意していた船に乗って逃げる予定でしたが、誰かがその船に忍び込んでおり、船で逃げることが不可能になりました。その船に忍び込んでいたのは、オヴィと一緒に暮らしていたサジュ(ランディープ・フーダー)でした。
タイラーレイク命の奪還のネタバレあらすじ:承
タイラーは無線で仲間の女性ニック(ゴルシフテ・ファラハニ)に再度送金されているか確認を取るも、送金されることはなく、インドの麻薬王とサジュにタイラーたちは嵌められてしまいました。ニックはヘリを手配してくれているとのことで、攻撃してくるサジュからオヴィを連れてタイラーは逃げます。
街に出るとアミールに買収されている警察や子分からも攻撃され、タイラーはその肉体と銃技術と頭脳でオヴィを守ります。オヴィはサジュを信用していたのでサジュに助けを求めましたが、タイラーはオヴィを信用していなかったので渡しません。最後は車から飛び降り、車を炎上させて死んだように演出したことによってその場を逃げ切ります。
その頃にはタイラーの体はボロボロでした。ニックからオヴィを置いて脱出しろと指示をされますが、タイラーは過去の記憶がフラッシュバックしたことにより思い留まり、その指示を無視します。少し休憩してタイラーとオヴィはすぐに、ニックが手配したヘリのところへと向かいます。
その途中、アミールの子分の子供たちがタイラーを攻撃してきます。タイラーは子供たちを殺さずにいとも簡単に倒します。その子分の1人は、その時にタイラーによって辱めを受けたと恨みを持ちます。この街は川に囲まれているため、逃げ切ることが難しいと判断したタイラーは、知り合いのギャスパー(デヴィッド・ハーバー)の助けを借りて、家で休憩させてもらうことにします。
タイラーレイク命の奪還のネタバレあらすじ:転
オヴィが寝ている間、タイラーとギャスパーは話しをします。タイラーは過去に妻と息子がいたことを話し、数年前にリンパ腫で息子を6歳で亡くしてしまいました。息子が病気だという現実を受け入れられず、アフガニスタン行きを志願し、息子を看取ることができなかったことを今でも後悔しています。
そんなタイラーにギャスパーは、オヴィを殺せば1000万ドル手に入ると持ちかけます。オヴィを殺そうとするギャスパーをタイラーは必死で止めます。その騒動を見たオヴィは怯えながらギャスパーを撃ち殺します。殺した後に泣き崩れるオヴィをタイラーが優しく支えます。
これをきっかけにサジュに助けてほしいとタイラーは連絡をし、敵を引き付けるからオヴィと逃げてほしいと依頼します。
タイラーレイク命の奪還の結末
翌日、サジュとオヴィは合流し、タイラーは街中で爆撃や銃乱射をして警察たちの気をそらします。サジュとオヴィは橋へと辿り着き、身を隠して橋を渡ろうとしますが警察たちに見つかって攻撃をされてしまいます。サジュはたった一人でオヴィを守ります。
しばらくしてニックたちの部隊も合流して戦います。しかし、サジュは凄腕スナイパーに狙撃されてしまいます。ようやくタイラーも橋で合流して応戦しますが、タイラーもまた凄腕スナイパーに狙撃されます。しかし、タイラーは力を振り絞って攻撃を再開します。
タイラーが戦っている中、ニックはそのスナイパーを見つけ撃ち殺します。ボロボロのタイラーにオヴィが寄り添います。しかし、タイラーは早くヘリに乗れと命令し、オヴィは全速力でヘリへと向かいます。最後の力を振り絞ってオヴィを守るタイラーでしたが、攻撃したことによって恨みを持たれた少年に撃たれ、亡くなってしまいます。オヴィはサジュとタイラーのおかげでヘリに乗ることができ無事脱出を成功させます。
8ヵ月後、ニックが麻薬王のアミールを撃ち殺してこの映画の幕は閉じます。
以上、映画「タイラー・レイク 命の奪還」のあらすじと結末でした。
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