映画「踏み切り」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
踏み切りの紹介：2006年アメリカ映画。マリファナで死の淵をさまよったメラニーは、両親と姉の待つ新しい田舎町の家に帰って来ました。この町では昔、スクールバスの踏切事故で多くの子供が死んでいました。このことが今でも都市伝説となり、若者が踏切で遊んでいました。しかしメラニーは、この踏切で白い服の少女を見るようになってから、聞いた話と実際は違う事に気づき、真相を追求し始めますが…という内容のスラッシャーホラー映画です。
監督：ハリー・バジル 出演者：リー・パイプス（メラニー）、ルー・ダイアモンド・フィリップス（ダグ）、クリスティン・カヴァラーリ（クリスタル）、ジョシュ・ヘンダーソン（ペン）、アンドリュー・ローレンス（ミッチ）、サリー・カークランド（メアリー）ほか
この解説記事には映画「踏み切り」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
1957年、テキサスのある町で、遮断機が降りなくなった踏切で列車とスクールバスが衝突しました。乗っていた少年少女は全員死亡しました。
51年後の現在、高校生姉妹の姉クリスタルが、妹メラニーを乗せて車で走っていました。そして踏切にさしかかると、スクールバスの事故の話をはじめ、「この踏切で車を止め、ギアをニュートラルにすると誰かに押されるように動き出す」と話しました。実際にクリスタルがやってみるも車は動きませんでした。この時、メラニーは白い服の少女が見えていました。
クリスタルは新しい家にメラニーを案内しました。優しい父親に対し、母親はメラニーに冷たくきつく当たりました。母親はメラニーに厳しい事しか言わず、メラニーはこれに反発しました。メラニーは、彼氏のショーンとマリファナを吸い過ぎて死の淵をさまよい、ショーンは死んでしまったという過去がありました。
夜、クリスタルがメラニーを連れ出し、ホームパーティーに行きました。酒を飲んで楽しむクリスタルでしたが、メラニーは馴染めませんでした。そしてメラニーはドライブに誘われ、あの踏切で列車が来る寸前に車で抜け出すという危険な遊びをしました。
翌日、転校の話を担任のダグから受け、授業が始まりました。早速ミッチという悪ガキがちょっかいを出してきました。学校ではパーティーで話をしたペンと仲良くなりました。学校からの帰り道でメラニーは、あの踏切で車を止め、ニュートラルにしました。すると車は動き出しました。白い服の少女が現れ、メラニーは送ってあげると言って、クリスタルのジャケットを貸して家まで送りました。白い服の少女の名前はジェニーと言いました。メラニーはペンに聞いた、線路沿いの閉鎖された車庫に入りました。途中で物音に気づき逃げようとした時、ミッチがいました。
ミッチにレイプされそうになった時、助けてくれたのは、車庫で暮らすキーラーでした。その夜、ミッチが彼女と車でいちゃついていると、二人は何者かに鉄棒で串刺しにされました。
翌日、クリスタルがジャケットを返してと言うので、メラニーはジェニーの家に行きました。すると中年女のメアリーが出てきて、ジェニーは死んだ妹だと言って追い返されました。このころからメラニーには少女以外に、血で書かれた文字など、異様な光景が見え始めました。
そしてこのことを担任のダグに話すメラニーでしたが、信用されませんでした。その後ダグは踏切で実験し、車が動いたことでメラニーの話を信じますが、ダグもまた深夜の教室で殺されました。メラニーはこの事件に、廃墟となった車庫の管理人で自殺したパール、その娘のメアリーとジェニー、元町長のキーラーが関係していることがわかり、真相を解明し始めました。
酒に酔ったキーラーが真相を話しめました。この町に高速道路が建設されることになり、線路沿いの車庫が取り壊されることになりました。これに反発したのが管理人のパールでした。町の子供が次々失踪し、パールが疑われました。パールはスクルールバスを乗っ取り、子供を殺害していました。その時一緒に乗っていた娘のジェニーも殺したのでした。町長らはパールを捕えて拷問にかけて殺害し、この事件が知られると高速道路工事が中止になると恐れ、架空のスクールバス事故をでっち上げたのでした。
これを知ったメアリーは、車庫を壊す人は殺すと誓ったのでした。殺人鬼はメアリーでした。クリスタルを拉致し、助けに来たメラニーも拉致されペンは殺されました。逃げ出したメラニーでしたがメアリーに追われて踏切に来ました。その時、ジェニーと子供たちの霊がメアリーを取り押さえ、列車に撥ねさせました。
3年後。あの踏切では今も車を止めてニュートラルにする若者たちがいました。
以上、映画「踏み切り」のあらすじと結末でした。
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