ファイヤーウォールの紹介:2006年アメリカ映画。家族を人質に取られ、犯人から銀行からの大金強奪を要求されたセキュリティシステムのプロフェッショナルの孤独な闘いをノンストップで描いたクライム・サスペンス・アクションです。
監督:リチャード・ロンクレイン 出演:ハリソン・フォード(ジャック・スタンフィールド)、ポール・ベタニー(ビル・コックス)、ヴァージニア・マドセン(ベス・スタンフィールド)、メアリー・リン・ライスカブ(ジャネット・ストーン)、ロバート・パトリック(ゲイリー・ミッチェル)、ジミー・ベネット(アンディ・スタンフィールド)、カーリー・シュローダー(サラ・スタンフィールド)、ロバート・フォスター(ハリー・ロマーノ)、アラン・アーキン(アーリン・フォレスター)、マシュー・キュリー・ホルムズ(ボビー)ほか
映画「ファイヤーウォール」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ファイヤーウォール」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ファイヤーウォールの予告編 動画
映画「ファイヤーウォール」解説
この解説記事には映画「ファイヤーウォール」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ファイヤーウォールのネタバレあらすじ:起
アメリカ・シアトル。ランドロック・パシフィック銀行のセキュリティー部門最高幹部であるジャック・スタンフィールド(ハリソン・フォード)は妻のベス(ヴァージニア・マドセン)、 14歳の娘サラ(カーリー・シュローダー)、8歳の息子アンディ(ジミー・ベネット)と共に幸せな家庭を築いていました。しかし、そんなジャック一家の生活を何者かが密かに監視していました。ジャックはこのことに全く気付いていません。
そんなある日、ジャックはアキュウエスト銀行との合併協議の会議に出席、その直後にジャックの元にDHDファイナンシャルのアラン・ヒューズ(エリック・キーン・リーサイド)という人物が訪れ、ジャックがネットギャンブルで作った借金9万5千ドルを支払うよう要求してきまた。ギャンブルをしないジャックは全く身に覚えが無く、ヒューズを追い払うのですが、後になって調べてみると、いつの間にか確かにネット上での借金の存在が確認できました。何者かが自分のIDを盗んだと確信したジャックは同僚のハリー・ロマーノ(ロバート・フォスター)に調査を依頼しますが、ハリーはジャックに自称実業家のビル・コックス(ポール・ベタニー)という男を紹介してきました。
ファイヤーウォールのネタバレあらすじ:承
銀行業務支援サービスを経営しているというビルは、ジャックが有する豊富なセキュリティシステムの知識を生かして独立することを提案してきました。その一方、何者かがジャックの自宅に侵入、ベス、サラ、アンディを監禁していました。
帰宅しようと車に乗ったジャックでしたが、いつの間にかビルが後部座席に座っており、家族を人質に取ったことを告げられると拳銃を突きつけられて自宅に向かわされました。ビルはあらかじめジャックの個人情報を徹底的に調べ上げており、ジャックの自宅もビル一味によって監視カメラをつけられて筒抜けの状態でした。
翌日、厳重な監視下のもとでいつものように出勤させられたジャックは秘書のジャネット・ストーン(メアリー・リン・ライスカブ)を通じて危機を外部に知らせようとしましたが、ビルはジャック自ら構築したセキュリティシステム“ファイヤーウォール”を突破してサーバーに侵入させ、顧客の1億ドルをオンラインで強奪するよう要求してきました。帰宅したジャックは隙を突いて家族を助け出そうとするもビルに阻まれ、ビルはナッツアレルギー持ちのアンディにナッツ入りクッキーを食べさせて発作を起こさせ、ジャックを改めて脅してサーバーに侵入するよう命じました。
ファイヤーウォールのネタバレあらすじ:転
ジャックは仕方なくビルの要求に従い、サラのiPodやファックスのスキャナーを使って社内のサーバーに潜入、1万人の顧客から1万ドルずつ抜き取っていきました。ジャックはビルから障害になるであろうジャネットを解雇するよう要求され、やむなく従いました。ジャックはジャネットに好意を持っている同僚のボビー(マシュー・キュリー・ホルムズ)のオフィスで送金を完了させ、その際にボビーの携帯電話でビル側の送金口座が映っているパソコン画面の写真を撮っておきました。
異変に気付いた合併交渉中のライバル銀行の幹部ゲイリー・ミッチェル(ロバート・パトリック)はジャックに目をつけますが、ジャックは監視画像データを消去、サーバーを破壊して痕跡を消しておきました。ジャックは自宅に戻り、ビルの手下のリーアム(ニコライ・コスター=ワルドー)を殴り殺しますがそこには家族の姿はありませんでした。ジャックはハリーのアパートに助けを求めに行きますが、隠れていたジャックの目の前でビルはハリーを射殺、その罪をジャックに着せようとしました。
ファイヤーウォールの結末
ジャックはジャネットに助けを求め、ボビーの協力を得てビルの送金口座の情報を入手、送金予定だった金を少しずつ抜き取っていきました。ジャックはその金を盾に逆にビルを脅し、家族の無事を確認しつつ家族を返さなければ金は全て無くなると警告しました。
ジャックは愛犬ラスティの首輪にGPSを取り付けていたことを思い出し、ラスティが家族と一緒にいることを確認すると、ラスティのGPSを利用して家族の居場所を突き止め、ジャネットの運転でビルのアジトへ向かいました。途中でビル一味が放り出したラスティを見つけたジャックは遂にビルのアジトを突き止め、突入を試みて手下を倒すと、家族を連れて逃げようとするビルと対峙しました。ジャックは格闘の末にツルハシでビルを殴り殺し、ジャックは家族共々ジャネットの通報で駆け付けた警察に保護されました。
以上、映画「ファイヤーウォール」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する