沈黙のステルスの紹介:2007年イギリス,アメリカ,ルーマニア映画。スティーヴン・セガールの代名詞「沈黙」シリーズであるスカイ・アクション作品です。アメリカの最新鋭ステルス戦闘機を巡って、セガール演じる凄腕パイロットとテロリストが死闘を繰り広げます。
監督:ミヒャエル・ケウシュ 出演者:スティーヴン・セガール(ジョン・サンズ)、スティーブ・トゥーサン(ラッチャー大佐)、アンガス・マッキネス(トム・バーンズ大将)、マーク・ベーズリー(リチャード・“リック”・ジャニック大佐)、シエラ・ペイトン(ジェシカ)ほか
映画「沈黙のステルス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「沈黙のステルス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「沈黙のステルス」解説
この解説記事には映画「沈黙のステルス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
沈黙のステルスのネタバレあらすじ:起
F-117ステルス戦闘機をベースに開発され、最新鋭の機能を備えた新型ステルス戦闘機X-77。その特徴は、レーダーから身を隠すのみならず視覚からも消え失せることのできる新開発の技術を搭載しているということでした。バーンズ大将(アンガス・マッキネス)はX-77のテスト飛行を秘密裏に行おうとしていましたが、そのテスト中にラッチャー大佐(スティーブ・トゥーサン)の操縦するX-77は行方をくらましてしまいました。その頃、カリフォルニアの軍事収容所では、凄腕のパイロットにして格闘の達人でもあるジョン・サンズ(スティーヴン・セガール)が脱走に失敗して警察に拘束されていました。除隊を望んでいたサンズは軍の機密事項を知り過ぎており、バーンズ大将によって記憶を消されようとしていたのです。
沈黙のステルスのネタバレあらすじ:承
バーンズ大将はラッチャー大佐がサンズの元部下であることから、自由の身を保証するのと引き換えにX-77の奪還を命じました。ラッチャー大佐はテロリスト集団“ブラック・サンデー”と手を組んでおり、X-77は北アフガニスタンに着陸していました。既にバーンズ大将と旧知の仲であるペンデルトン提督(ティム・ウッドワード)率いる巡航する第4艦隊もアラビア湾沖に展開していました。タイムリミットは24時間以内で、それを過ぎると艦隊の空母から爆撃機を飛ばし、ブラック・サンデーのアジトもろともX-77を破壊するというのです。サンズはかねてから折り合いの悪いジャニック大佐(マーク・ベーズリー)とコンビを組まされて現地に飛びましたが、先行してアフガン入りしていた特殊部隊はブラック・サンデーの待ち伏せに遭い全滅していました。
沈黙のステルスのネタバレあらすじ:転
サンズは潜入諜報員のジェシカ(シエラ・ペイトン)やロジャー(アルキ・デヴィッド)と合流、地元の住民らと協力してX-77を奪還しようとしましたが、ジャニック大佐はブラック・サンデーに連れ去られてしまいます。アジトに連行されたジャニック大佐の前にブラック・サンデーのボスであるピタ・ストーン(ヴィンセンツォ・ニコリ)が現れ、X-77に細菌兵器を装備してヨーロッパそしてアメリカを攻撃する計画を明らかにしました。その頃、サンズはジェシカとロジャーと共にブラック・サンデーのアジトに潜入、ロジャーの犠牲もあり次々と敵兵をなぎ倒していきました。一方、タイムリミットは刻一刻と迫り、遂にアラビア湾の空母からは爆撃機が飛び立っていました。
沈黙のステルスの結末
ブラック・サンデーは大金を巡って仲間割れを起こし、ラッチャー大佐はストーンを射殺、捕まえようとしたジャニック大佐を撃つとF-16戦闘機に乗って脱出、サンズとジェシカもまたX-77の奪還に成功しました。その直後、ブラック・サンデーのアジトは爆撃機により跡形もなく爆撃されていきました。サンズはX-77を操りラッチャー大佐のF-16を追いますが、万が一X-77が撃墜された場合は世界中に細菌兵器がばら撒かれ、人類は48時間以内に滅亡するという衝撃の真実を知ります。サンズは意を決してラッチャー大佐に空中戦を挑み、ステルス機能を活かしてF-16を撃墜、帰還の途につきました。
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