映画「寝取られ男のラブ♂バカンス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
寝取られ男のラブ♂バカンスの紹介：2008年アメリカ映画。人気女優の恋人に突如フラれた男が、失恋の痛手を旅先で癒すために訪れたハワイの地で、古い恋と新しい恋をめぐって騒動を繰り広げる下ネタ満載のラブ・コメディ。
監督：ニコラス・ストーラー 出演：ジェイソン・シーゲル（ピーター・ブレッター）、クリステン・ベル（サラ・マーシャル）、ミラ・クニス（レイチェル・ジェンセン）、ラッセル・ブランド（アルダス・スノー）、ビル・ヘイダー（ブライアン・ブレッター）、リズ・カッコウスキー（リズ・ブレッター）、ほか
この解説記事には映画「寝取られ男のラブ♂バカンス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
人気女優サラ・マーシャルを恋人にもつ作曲家ピーター。彼女の主演するドラマ音楽を担当し、安定した仕事に最高の恋人を持つ彼だったが、ある日突然サラから別れを切り出される。
ショックで激しく落ち込む様を見かねた腹違いの兄ブライアンのアドバイスで、バカンスに出かけることにしたピーターは、以前からサラが行きたいと言っていたハワイへ飛ぶ。
カップルだらけのハワイのホテルに予約もなしで訪れたピーターが、高額なスイートルームの他に空きがないと知り躊躇していると、目の前に男連れのサラが現れる。
サラは話題沸騰中のミュージシャン、アルダスと宿泊していたのだ。ピーターに同情したフロント係レイチェルの計らいでスイートに宿泊できることになったが、サラたちのアツアツぶりを目にして、また落ち込む。
それでもなんとか立ち直ろうとしていたピーターは、レイチェルと夜のビーチパーティーに出かける。そこでピーターは作曲家として満足できる仕事をしていないという気持ちを吐露すると、レイチェルは大学を辞めてまで恋人とともにハワイへ来たものの数週間後には恋人の浮気で破局、復学への野心を失いそのまま働き続けている現状を打ち明ける。
レイチェルと一緒に過ごすようになったピーターは、いつしか心の痛手も忘れ２人の距離は縮まっていった。
一方、サラは心穏やかでなかった。出演中のドラマ打ち切りの連絡が入り、自分本位なアルダスに不満を感じ始める。
サラは仲のよさそうなピーターとレイチェルを見かけて自分に優しかったピーターを思い返して複雑な心境になるが、アルダスととの関係が1年前から続いていたことを知り激怒したピーターから浮気の理由を尋ねられ、現状に甘んじて自堕落な生活を送るピーターに嫌気がさしたからだと話す。
改善しようとしたサラの努力にも気づかなかった鈍感さにピーターは自己嫌悪する。
滞在最後の夜、ピーターはレイチェルと一夜を共にし、互いにこれからも関係を大事にしたいという想いを確認しあう。
同じ晩、アルダスから元カレへの未練を言い当てられたサラは、アルダスへの不満をぶちまけると、アルダスは別れを告げて翌朝1人でハワイを去る。アルダスから事の次第を聞いたピーターがサラの部屋へ行くと復縁を迫られベッドインしそうになるが、もはや彼の体はサラに反応しなかった。
罪悪感から事の次第をレイチェルに告白したピーターだったが、レイチェルは怒って彼を突き放す。
ロサンゼルスに戻ったピーターは制作途中だった人形劇ミュージカルを完成させ、招待状をレイチェルに送る。同僚らから、サラと最後まではいかなかったピーターの誠実さを指摘されたレイチェルは、思い直してロサンゼルスに向かう。
上演当日、ピーターも参加しての劇は大成功をおさめる。会場で再会したピーターとレイチェルは互いを愛する気持ちを再確認するのだった。
以上、映画「寝取られ男のラブ♂バカンス」のあらすじと結末でした。
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