フリーター、家を買う。スペシャルの紹介:2011年日本。フリーターの息子 誠治が、うつ病の母 寿美子のために家を買おうと奮闘、頑固な父 誠一とぶつかり合いながら、お母さんに笑顔が戻ってくる日が来るよう懸命に働きます。2010年10月~12月までテレビドラマとして放送された作品の後日談となるスペシャルドラマ。相葉雅紀が友情出演している。
出演:二宮和也(武誠治)、香里奈(千葉真奈美)、井川遥(永田亜矢子)、丸山隆平(豊川哲平)、井上正大(手島信二)、風吹ジュン(千葉小百合)、竹中直人(武誠一)、浅野温子(武寿美子)、ほか
映画「フリーター、家を買う。スペシャル」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「フリーター、家を買う。スペシャル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「フリーター、家を買う。スペシャル」解説
この解説記事には映画「フリーター、家を買う。スペシャル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
「フリーター、家を買う。スペシャル」のネタバレあらすじ:起
武誠治(二宮和也)は千葉真奈美(香里奈)と付き合い始めますが、真奈美は転勤となり和歌山に異動します。近所からいじめられていた母親 寿美子(浅野温子)のために引っ越しをして、新しい新居を構えたそのころ、寿美子の兄 久志(国広富之)が訪ねてきます。聞いてみると、実家を取り壊したいので、一度来て必要なものがあるか見てほしい、ということでした。ちょうど久志が訪ねてきた時、寿美子は家におらず、誠治の父 誠一(竹中直人)が対応するものの、ぎこちなく、誠治と彼の姉 永田亜矢子(井川遥)は疑問に思います。
「フリーター、家を買う。スペシャル」のネタバレあらすじ:承
亜矢子によると、誠一と寿美子は結婚式を挙げていないとのこと。実家に反対されつつ結婚したため、誠一は、寿美子に実家に行ってくるようにと言うことなどできなかったのです。家が取り壊される前に一度見に行きたいという寿美子の思いを知る子供たちと、一度実家を見てこいなど口が裂けても言えない誠一との間に反目が生じます。そのころ寿美子はコーラス教室に通うようになっていました。
「フリーター、家を買う。スペシャル」のネタバレあらすじ:転
しかも寿美子の母親も、同じようにコーラスに通っていたことがわかり、結婚によって決裂した母の後を追うような寿美子に、子供たちは胸を痛めます。誠治の父親も次第に心を和らげ、ついに実家に行ってくるよう話します。実は寿美子の母親は誠一に手紙を残しており、心温まる内容に誠一も心を動かされ、お墓参りにまで家族で行くようになります。お墓の前で寿美子は自分の家族の紹介をし、最後に、私は幸せです、と微笑みます。
「フリーター、家を買う。スペシャル」の結末
誠治と付き合い始めていた真奈美は、休みを使って東京に戻り、誠治と再会します。真奈美の母親 千葉小百合(風吹ジュン)は再婚していたものの、また離婚したことを知った真奈美は混乱し、結婚っていったい何のためにするのか、と動揺します。しかし、小百合の中にはずっと最初の旦那のことが心の中にあったため、今の人とは離婚したことを知って少し落ち着きます。誠治と真奈美は、家族を作るっていいことだね、と話します。もう和歌山に帰るバスが出るので行かなきゃ、という真奈美に、誠治は、バスを一本送らせてもらえないかな、もう少し一緒にいたいんだ…。いや、もうずっと。と語りかけ、初めてのキスをするのでした。
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