フロンティアの紹介:2007年フランス,スイス映画。暴動の続くフランスで大金を盗んだ若者たちが、アムステルダムに向かう途中立ち寄った一軒の宿屋で恐怖の体験を受けるというフランス発のスプラッター映画です。映画の内容は『悪魔のいけにえ』的ですがフランスならでは残虐さが目を引きます。
監督:ザヴィエ・ジャン 出演者:カリーナ・テスタ(ヤスミン)、サミュエル・ル・ビアン(ゲッツ)、エステル・ルフェビュール(ジルベルト)、オルレアン・ウィイク(アレックス)、ダヴィッド・サラチーノ(トム)、シェムズ・ダマニ(ファリッド)、モード・フォルジェ(エヴァ)、アメリ・ドール(クローディア)ほか
映画「フロンティア」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「フロンティア」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「フロンティア」解説
この解説記事には映画「フロンティア」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
フロンティアのネタバレあらすじ:起
暴動が頻発するフランスからアムステルダムに逃げようと計画していたヤスミンら5人の男女若者がいました。彼らは暴動の隙間を狙い強盗して大金を手に入れましたが、機動隊からの銃撃を受けサミが負傷してしまいました。ヤスミンとアレックスがサミを病院に連れて行きますが死亡してしまいました。残ったファリッドとトムは車で先に逃げました。途中宿屋を見つけ泊まることにしました。宿にはジルベルトとクローディアという色気を漂わせた姉妹女性がいて、二人は魅了されました。そして夜当然のようにお互いそれぞれ相手となり関係を持ちました。
フロンティアのネタバレあらすじ:承
翌朝二人はヤスミンと連絡を取り合流することになりました。その時女たちの兄のカールがやって来て、妹たちと関係を持ったことを責め始めました。カールが銃で脅し始めたため隙をついて殴り二人は逃げますが、次男のゲッツが棒を持って襲い掛かりトムが滅多打ちにされました。そしてカールもやって来てトムの手を銃で撃ったのを機会にファリッドがカールを滅多刺しにして二人は車に乗り逃げました。しかしゲッツが4WDで追いかけ体当たりされて二人は車もろとも斜面から下に落ちました。二人は下水道を見つけて逃げこみますが、宿屋とつながっているためトムが襲われました。そのころ宿屋にヤスミンとアレックスが着きました。二人に対し家族はファリッドとトムは別の部屋にいるといいました。そしてアレックスが別棟の部屋で逆さに吊るされたトムを発見しました。外そうとするとトムに逃げろと言われました。
フロンティアのネタバレあらすじ:転
アレックスはヤスミンと逃げようとしますが、アレックスは銃で撃たれ、ヤスミンは殴られ倒れます。二人は首輪を付けられ豚小屋に入れられました。トムは血を抜かれ死亡し、アレックスは逃げれないようにアキレス腱を切られました。そのころファリッドはまだ逃げていて、捕まえられた人間が沢山吊るされている小屋を見つけます。この宿は客を監禁し、殺したり、食用にしたり、家族の一員にするキチガイ一家でした。トムが見つかり、ある部屋に逃げ込みますがサウナ室だったため、温度を上げられ殺されました。豚小屋ではアレックスがヤスミンの鎖を引き抜きヤスミンを逃がしました。その後アレックスは頭を銃で撃たれ殺されます。逃げたヤスミンは通りかかった車に助けを求めますが、次男のゲッツが乗っていたため再び捕まりました。ヤスミンはエヴァという女性に体を洗われドレスを着せられました。彼女もまたここに来て監禁され三男の妻にさせられた女性でした。
フロンティアの結末
髪を切られたヤスミンも交え夕食のテーブルを囲みました。食卓には仲間の人肉料理が並び、家長がカールとヤスミンの結婚を宣言しました。ヤスミンは隙を見て家長の父親にナイフをあて人質にしますが、三男ハンスが父親を撃ち殺してしまいます。それを見たカールがハンスを撃ちました。ヤスミンは逃げ出しました。途中にある死体の部屋ではエヴァの生んだ障害のある子供たちが死体を食っていました。次男ゲッツがヤスミンを追いかけます逆に殺されます。追ってきたカールをエヴァがハンズの仇とカールを殺害しました。男が全滅した後は娘二人です。クローディアはガス爆発で死に、ジルベルトはヤスミンが首の肉を噛み切りました。エヴァに一緒に逃げようと言うヤスミン対しエヴァは子供たちと残ると言います。一人国境に逃げたヤスミンは警備員に両手をあげて近寄りました。
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