ギャラクシー街道の紹介:2015年日本映画。脚本と監督が三谷幸喜、豪華俳優陣のロマンティックコメディ。西暦2265年、広大な宇宙のギャラクシー街道にあるハンバーガーショップで起きた、地球人と宇宙人が繰り広げる不思議な関係を描く。
監督:三谷幸喜 出演者:香取慎吾(ノエ)、綾瀬はるか(ノア)、大竹しのぶ(ハナ)、西田敏之(堂本博士)、優香(レイ)、ババサヒブ(梶原善)、メンデス(遠藤憲一)、ズズ(西川貴教)、ハシモト(段田安則)、ゼット(山本耕史)ほか
映画「ギャラクシー街道」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ギャラクシー街道」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ギャラクシー街道」解説
この解説記事には映画「ギャラクシー街道」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ギャラクシー街道のネタバレあらすじ:ハンバーガーショップ・サンドサンドバーガー・コスモ店
ギャラクシー街道は、かつて交通量も多く栄えていた通りでしたが、現在は閑散としていて、閉鎖の噂も流れています。そんなギャラクシー街道にあるサンドサンドバーガー・コスモ店は、アースから来た夫婦、ノエとノアのお店です。ハナがパートで勤務しています。そこに様々な異星人がやってきます。体が濡れているズズ、スペース国土交通省でギャラクシー街道を視察に来たハシモト、客引きのゼットと客のムタ、警備隊のハトヤ隊員とトチヤマ隊長、夫婦のレイとババサヒブ、リフォーム業者でノアを追いかけまわすメンデスです。
ギャラクシー街道のネタバレあらすじ:悩み
ノエは、ノアが浮気をしているのではないかと疑っています。お店の経営難も感じていたため、アースへの帰国申請書を出すのですが、それをノアは見てしまいます。ノアはお店にやってきたレイを見て、焦ります。レイはかつてノエの恋人でした。ノエもノアもそれぞれ悩み、堂本博士に相談します。そんなノアに執拗にせまってきたのが、メンデスでした。メンデスはノアと付き合っていると勘違いしています。ノアはお店をより活性化させるために、メンデスにリフォームの依頼をしていただけでした。ノアの拒絶を受け入れたメンデスは、別れの儀式と称し、ノアとおでこをくっつけて去ってしまいました。客引きのゼットに言いくるめられているムタは、本当に契約を結んで良いものか、迷っていました。ハトヤ隊員は、トチヤマ隊長に言いたいことがある、と秘密を打ち明ける決心をします。
ギャラクシー街道のネタバレあらすじ:衝撃の事実
レイとノエは再会を果たし、昔の話で盛り上がります。ノエはレイの「ハンバーガーの食べ方が汚い」という理由で一方的に別れたので、まだ自分に気持ちがあるのではないか、と思っています。レイの夫のババサヒブは、元大学の講師でありながら、教え子に手を出して退職した、という事実があり、ノエはなおのことレイに「幸せそうに見えない」と言いますが、レイは「幸せでババサヒブを愛している」と言います。ハトヤ隊員はトチヤマ隊長に、「自分の真の姿は正義のヒーロー・キャプテンソックスである」と告白します。また現在付き合っているマンモ隊員と別れなければいけず、後のことをよろしくお願いします、とトチヤマ隊員に頼むのですが、サンドサンドバーガーにやってきたマンモ隊員は、前からトチヤマ隊員と付き合っていて結婚する、と告白します。ムタは客引きのゼットと契約し、イルマを呼んでもらいます。事に及ぼうとすると、イルマは多額のお金を請求します。国土交通省のハシモトは、「ギャラクシー街道を閉鎖すべし」と報告書を書いたところで、過去に自分が好きだったアニメの犬や鳥、謎の男(道化師)が見えてきて、それをノエとババサヒブに相談すると、「ギャラクシー街道自身が存続するために、そうさせたのではないか」と言います。またノエは、倒れているメンデスを発見します。メンデスはノアの子どもを妊娠している、と告白します。
ギャラクシー街道の結末:異星人で助け合う
メンデスの子ども(卵)を無事に産ませるために、最初は戸惑っていたノエもノアも協力し、お店にいる異星人たちが応援します。医師のムタや元大学講師のババサヒブも知恵を貸します。卵が無事に出てきたのですが、1つが宇宙に流れてしまうと、キャプテンソックスもノエも宇宙に飛び出て拾いに行くのです。無事に子どもが生まれ、メンデスも他の異星人も自分の星に帰っていきます。ノエとノアは、まだここで頑張ろう、と決意し、最後にズズが得意の歌を披露します。
以上、ギャラクシー街道のあらすじと結末でした。
公開時はあまり評判がよくありませんでしたが、私は好きな映画です。とても生真面目な役の香取くんは意外な感じで新鮮で、綾瀬はるかちゃんはやっぱりキュートでした。一番ツボだったのは、大竹しのぶさん演じる、ハンバーガー屋さんのパートさんの宇宙人でした。仕事でテンパるとパニックになってしまうところが、いるいるこういう人!っていう感じで、さすが大竹さん、キャラがたってるなーと思いました。脇をかためるキャストさん達もいつもながら豪華でいろんな人の色んな物語が楽しめます。