真珠の耳飾りの少女の紹介:2004年イギリス/ルクセンブルク作品。17世紀のオランダの天才画家フェルメールが描いた1枚の名画に封じ込められた許されぬ想い。この絵画に秘められた謎を解き明かす至高の愛の物語。
監督:ピーター・ウェーバー 原作:トレイシー・シュヴァリエ 出演:スカーレット・ヨハンソン、コリン・ファース、トム・ウィルキンソン、キリアン・マーフィほか
映画「真珠の耳飾りの少女」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「真珠の耳飾りの少女」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「真珠の耳飾りの少女」解説
この解説記事には映画「真珠の耳飾りの少女」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
真珠の耳飾りの少女のネタバレあらすじ:1665年、オランダ
少女グリート(スカーレット・ヨハンソン)は家計を支えるため、画家ヨハネス?フェルメール(コリン・ファース)の家の使用人として雇われます。アトリエの掃除を命じられたグリートはそこに置かれた絵の美しさに強く惹きつけられます。
真珠の耳飾りの少女のネタバレあらすじ:許されぬ想い
アトリエの窓を拭くグリートの姿にインスピレーションを得たフェルメールは新作を描き始めます。彼女が優れた色彩感覚の持ち主であることに気付いたフェルメールは、アトリエのロフトで絵の具の調合を手伝わせるようになり、ふたりの関係はもはや主人と使用人ではなく、芸術上のパートナーへと変化していきます。そんな2人の関係はフェルメールの家族の間に波紋を引き起こし、妻のカタリーナは嫉妬心を露わにし始めます。
真珠の耳飾りの少女のネタバレあらすじ:名画の誕生
2人の秘められた想いに気付いたパトロンのファン・ライエンの挑発に乗せられ、フェルメールはグリートの肖像画を描くことになります。フェルメールに言われ使用人の頭巾を外したグリートは青いターバンを巻きキャンバスの前に立ちます。家族には秘密で2人きりで行なわれるデッサン。何かが足りないと感じたフェルメールは妻の真珠の耳飾りをグリートに着けようとさせます。「それはできません」とグリートは拒みますが、フェルメールから描きがけのデッサンを見せられた彼女は、この絵には真珠の耳飾りが必要だと悟ります。フェルメールの手で真珠の耳飾りを耳に通した瞬間、グリートの頬を涙が伝います。
真珠の耳飾りの少女の結末:エピローグ
フェルメール家を離れたグリートのもとに、彼女が絵のモデルになったときに身につけた真珠の耳飾りが届けられ、それを見つめる彼女の姿に、名画「真珠の耳飾りの少女」がオーバラップします。
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