吸血鬼ゴケミドロの紹介:1968年日本映画。東京発羽田行の飛行機が何かにぶつかり不時着します。飛行機の近くにはUFOがあり、生き残った乗客の体を持っとり吸血鬼に変貌し他の乗客を襲い始めます・・という話しの日本の古典SFホラー映画です。吸血鬼と乗客たちの人間模様も描かれています。
監督:佐藤肇 出演者:吉田輝雄(杉坂英)、佐藤友美(朝倉かずみ)、北村英三(真野剛造)、高橋昌也(佐賀敏行)、高英男(寺岡博文)、加藤和夫(百武)、金子信雄(徳安)ほか
映画「吸血鬼ゴケミドロ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「吸血鬼ゴケミドロ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「吸血鬼ゴケミドロ」解説
この解説記事には映画「吸血鬼ゴケミドロ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
吸血鬼ゴケミドロのネタバレあらすじ:起
羽田発伊丹空港行の飛行機の中では政治家の真野と悪徳業者の徳安が話をしています。その時管制塔から飛行機の中に爆弾が積まれているとの情報で羽田空港に引き返せという連絡が入りました。また飛行機には鳥たちがぶつかっていました。手荷物の検査をする乗務員たちと乗客には不穏な空気が流れ始めました。その時飛行機に乗っていた一人の男が銃を持って操縦席に入りました。沖縄に進路を変更しろと言います。一方ラジオからは上空に謎の飛行物体が飛んでいるとの臨時ニュースが流れています。騒然とする機内ですが、飛行機は何かにぶつかり山に不時着しました。
吸血鬼ゴケミドロのネタバレあらすじ:承
一人の若い男がダイナマイトを胸に隠し外に飛び出しました。杉坂が追いかけ話を聞くと爆弾を積んだと情報を流したのは自分だといいます。しかし爆弾は積んでいないといいました。一方機内では生き残った男たちと乗務員が話をしています。無線は銃を持った男が壊したので使えないという事でした。機内には水も食料も無い状態でした。真野らと杉坂がもめている時死んだと思っていた銃の男が起き上がりスチュワーデスの朝倉を人質にとり外へ出ていきました。この男は実はテロリストでした。そして男と朝倉が歩いていくと赤く輝くUFOが着陸していて男はUFOに吸い込まれていきました。杉坂が追いかけると朝倉が倒れていました。ラジオではこの飛行機のニュースが流れていました。ニュースでは絶望と言われていました。
吸血鬼ゴケミドロのネタバレあらすじ:転
機内では医師の百武が朝倉に催眠術をかけて彼女が見たことを聞きだしました。UFOの仕業といいました。UFOの内部ではテロリストの額が割れエイリアンが額から体内に入っていました。そして墜落した飛行機のすぐ近くで見張っていました。まず医師の百武が襲われ血を吸われました。機内で残った人たちが集まっています。その時ドアを叩く音がし、開けると額の割れたテロリストが倒れていました。彼を機内にいれました。機内では真野と徳安が仲間割れをし始めました。その時額の割れたテロリストが起き上がりました。徳安が襲われ血を吸われました。次に徳安の妻が襲われUFOに連れて行かれました。夜が明けると徳安の妻がいないため探しに行くと崖の上で宇宙人の声で言葉を発した後崖から転落しミイラになりました。
吸血鬼ゴケミドロの結末
学者の佐賀が持論を話し始めました。宇宙人が体内に入り吸血鬼になったという事で、こんなチャンスは滅多にないと言い出し、生贄を出して見たいと言い出しました。そこで標的なったのが一人だけいる外国人女性でした。しかしこれを察知した女性は銃を持ち撃ちました。その時爆弾男が自爆し機体に大きな穴が開きました。そして外へ飛び出すと再び吸血鬼が襲いました。襲われる朝倉を助けようと杉坂は飛行機の燃料を吸血鬼にかけました。すると吸血鬼は燃え上がりました。機内では政治家の真野がわめいていました。しかし学者の佐賀が吸血鬼になっていて真野を襲いました。崖伝いに逃げる杉坂と朝倉を佐賀が追いますが転がる石で佐賀は転落しました。そして佐賀はUFOの中に入り額からエイリアンが抜け出しました。杉坂と朝倉は街まで走って逃げました。しかし街中エイリアンに侵略され死体だらけでした。呆然と立ちすくむ二人と地球へ向かう大量のUFOが映し出されました。
怖いんですよ(笑)
そりゃホラー映画ですから。
ストーリーっていうより、極限状況に追い詰められた人間描写が見ものです。
ただし、かなり昔の映画なんで、いろいろとツッコミ所は満載です。
特にラスト。
墜落した飛行機から走って逃げて街にたどり着いた、って、それなら最初から逃げようよ(笑)
さすがにここはガクッと来ました(笑)