グッバイ・ラバーの紹介:1999年アメリカ映画。アルコール中毒症の夫ジェイクと共謀して浮気相手のジェイクの兄ベンを殺し、ベンの新妻ペギーも殺そうとするサンドラでしたが、ベンの死後ペギーが会っていた男とは・・・ベンの死を調べていた女刑事ポンパノがサンドラを調べるうちにひらめいたの計画とは二転三転するサスペンス映画です。
監督:ローランド・ジョフィ 出演:パトリシア・アークエット(サンドラ)、ダーモット・マローニー(ジェイク)、メアリー・ルイーズ・パーカー(ペギー)、エレン・デジェネレス(ポンパノ)、ドン・ジョンソン(ベン)、ジョン・ネヴィル(ブラッドリー)、ヴィンセント・ギャロ(マイク)、他
映画「グッバイ・ラバー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「グッバイ・ラバー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
グッバイ・ラバーの予告編 動画
映画「グッバイ・ラバー」解説
この解説記事には映画「グッバイ・ラバー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
グッバイ・ラバーのネタバレあらすじ:起
高級不動産ブローカーのサンドラは、教会に出向きます。教会でオルガンを弾く夫ジェイクの兄ベンと唇を合わせ、そのまま抱き合います。
広告代理店に勤めるジェイクは、出勤後遅れて会議に入りますが、いいかげんな態度を取ったことで上司にその場から追い出されます。
同僚のペギーはアル中のジェイクを心配し、上司でジェイクの兄でもあるベンに相談します。「ジェイクを何とかしないと。立ち直らせるんです、手は尽くしたでしょうが。」ベンは「明日彼と話す。ジェイクは家に居るべきだ、酔いを醒ますためにね。」
翌日、ジェイクはベンに「俺に何かあったらサンドラを頼む」と言います。ベンはその夜、ペギーの家に行きます。車に戻るとサンドラが車で待っており、車から降りようとせずもみ合いになり、ベンはサンドラをその場に置き去りにして帰ります。
ジェイクはサンドラの浮気を知って会社で暴れますが、浮気相手は分からないと言います。
グッバイ・ラバーのネタバレあらすじ:承
サンドラはベンに、弟とペギーに自分が浮気相手である事を言うと脅します。電話も取ろうとしないベンにサンドラは怒りを抑えられずにいました。ジェイクはベンに、「サンドラの浮気相手だったのか?」とベンに電話をします。
自宅に戻りベランダに座るジェイクを見たベンは、ジェイクを突き落とそうとしますが反対に側に隠れていたサンドラに押され、ベンがベランダから落とされます。
刑事に事情を聞かれるジェイクとサンドラは泣きながら答えます。サンドラはジェイクの自殺を止められずベンを呼び、ジェイクを止めようとしたベンが誤ってベランダから転落したと話します。
刑事が帰った事を双眼鏡で部屋から確認したサンドラはジェイクに言います。「これからどうする」「オムレツは?」。ジェイクは「あの刑事達は僕達を信じていない。尻尾を出すのを待ってる」と落ち着きません。
そんなジェイクにサンドラは「ハニー。終ったのよ、彼は死んだわ」と言いジェイクを落ち着かせます。
ベンに保険がかけられていたことを知った刑事のポンパノは、会社に聞き込みに行き激しく動揺するペギーに事情を聞きます。
グッバイ・ラバーのネタバレあらすじ:転
ペギーは3日前、ベンと結婚していたと話し、その夜ラスベガスからベンとホテルに戻り、ジェイクから電話があったことを話します。
ペギーとの結婚を知ったジェイクは部屋をうろつきながらサンドラに言います。「何のために君とヤラせたのか」そして「横取りされちゃ殺した意味が無い、俺達には金をもらう権利がある」と何度も言うと、サンドラは「既に一度やっているのよ、後戻りはできないわ」と言うのでした。
サンドラはTVのニュースで連続殺人を聞き、殺し屋マイクを訪ねます。そして連続殺人に見せかけたペギー殺しを依頼します。
ペギーはバイクにまたがると迎えに来た男に言います。「奥さんに尾行されてる」「君のルーティンを調べてるんだ」
ジェイクはマイクを訪ね「妻を殺してくれ」と依頼します。
グッバイ・ラバーの結末
サンドラはジェイクのズボンからコンドームを見つけ、ジェイクを尾行しペギーとの仲を知り激怒します。中古車を買ったサンドラは2人の乗ったバイクに車をぶつけ、ペギーとジェイクは谷底に落ちて亡くなります。
ペギーがベンとジェイクと関係があったことを知ったポンパノは、サンドラに会いに行きます。
ペギーとジェイクの死を告げるとポンパノは連れの新人刑事を先に帰し、再度サンドラを訪ね、銃でサンドラを脅して紐で縛り、サンドラが受け取る保険金の半額を要求して帰ります。
そしてポンパノがエレベーターの前でマイクとすれ違い、危機一髪でサンドラを殺しに来たマイクを射殺し、サンドラを救います。
1年後、2人は大金を手にし、お茶を飲みに車で出かけようとすると、新人刑事が現われ「おい逮捕する」と言います。固まる2人に「すいません歩いてるのを見てつい。」ポンパノに「引退生活を楽しんでますね。」と声をかける新人刑事は「いい人にはいい思い出を残してもらいたい」と言います。
そこにはもう保険金を手にした2人の姿はありませんでした。
以上、映画「グッバイ・ラバー」のあらすじと結末でした。
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