グリースの紹介:1978年アメリカ映画。オリビア・ニュートン=ジョンとジョン・トラボルタという、2大スターの共演で大ヒットとなった学園ミュージカル。清純な女子高生と不良の男子高生の恋愛を、60年代スタイルでコミカルに描く。タイトル曲「グリース」を始め、「愛すれど悲し」や「愛のデュエット」など、サントラからは次々とヒット曲が誕生した。同名の舞台は、ブロードウェイで何度もロングラン上演されている。
監督:ランダル・クレイザー 出演者:オリビア・ニュートン=ジョン(サンディ・オルソン)、ジョン・トラボルタ(ダニー・ズーコ)、ストッカード・チャニング(ベティ・リゾ)、ジェフ・コナウェイ(ケニッキ―)、ディディ・コーン(フレンチ―)、バリー・バール(ドゥーディ)、マイケル・トゥッチ(ソニー)ほか
映画「グリース」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「グリース」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
グリースの予告編 動画
映画「グリース」解説
この解説記事には映画「グリース」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
グリースのネタバレあらすじ:起
浜辺で波とたわむれる、一組の男女。オーストラリアからアメリカに休暇でやって来た、高校生のサンディ。そして、地元の青年で同い年のダニー。ひと夏の恋をした2人は、サンディがシドニーに帰国することで別れを告げます。夏が去り、ダニーの通うライデル高校も新学期を迎えました。不良グループ“T・バーズ”のダニーは、親友のケニッキ―や仲間達にサンディのことを報告します。清純なサンディには手が出せなかったのに、ついつい話をふくらませてしまうダニー。ところがサンディは、両親の都合で新学期からライデル高校に転校していたのです。同じ学校にいるとは全く気づかない2人。不良の女生徒グループ“ピンク・レディース”のリーダーであるリゾは、転校生のサンディの思い人の名前がダニー・ズーコだと聞いて笑いをこらえます。「その夢の王子様に、また会えるかもね」。
グリースのネタバレあらすじ:承
サンディとダニーは、校内で再会します。驚き喜ぶサンディでしたが、ダニーは仲間達の手前、嬉しさを隠してつれない態度をとってしまいます。傷ついたサンディはその場を走り去り、泣き出します。落ち込むサンディの姿を見かねたピンク・レディースの1人、心優しいフレンチーは、彼女をパジャマ・パーティに誘います。その夜、フレンチ―の家に集まったピンク・レディースのメンバー。彼女達から煙草の吸い方やお酒の飲み方の手ほどきを受けるサンディですが、ダニーへの想いは募るばかり。そこへT・バーズのメンバーが車で迎えに来て、リゾとケニッキ―はデートへ。2人は恋人同士でした。ダニーへの気持ちを振り切ったサンディも、アメフト部のトムと付き合います。焦ったダニーは、自分も体育系になろうとバスケやレスリングにチャレンジしますが完敗。サンディはダニーの努力を認め、2人は再び仲良くなります。
グリースのネタバレあらすじ:転
一方、リゾとケニッキーの仲はケンカ続きでした。テレビ中継されることになった高校のダンス・パーティに、リゾはケニッキ―へのあてつけに“T・バーズ”のライバルグループ、“スコーピオンズ”のレオと参加します。ケニッキ―も負けじと、レオの彼女チャチャを同伴します。サンディとダニーもカップルで参加。テレビカメラが回り、ダンス・コンテストが始まりました。会場は盛り上がりますが、途中でチャチャがダニーと無理やりカップルを組み、息のあったダンスを見せて優勝してしまいます。怒ったサンディに、ダニーは本気の証しとして指輪をプレゼントします。ところが、強引に迫ってくるダニーにうぶなサンディはまたもや激怒。その頃、リゾが妊娠したという噂が学校に広まります。ケニッキ―は責任をとると言いますが、リゾは意地を張りケニッキ―を拒絶します。
グリースの結末
ケニッキ―は、レオとカー・レースで勝負をつけることに。リゾは、妊娠の噂から友人達に避けられるようになり、孤独に沈みます。レース当日、思わぬアクシデントで怪我をしたケニッキ―の代わりに、ダニーが運転することになります。見事なハンドルさばきを見せて、ダニーは勝利。遠くからダニーを見つめていたサンディは、新しい自分に生まれ変わろうと決意します。そして、彼らが高校を卒業する日がやってきました。校内では、賑やかなカーニバル・パーティが始まります。リゾの妊娠は間違いでしたが、それでもケニッキ―はプロポーズし、リゾはOKします。ダニーはサンディに好かれようと、皮ジャンからアイビー・ファッションにスタイルを変え、仲間の失笑を買います。しかし、そこへ現れたサンディは、清純ムードを捨ててセクシーなスタイルに変貌を遂げていました。お洒落の得意なフレンチ―が、彼女を変身させたのです。サンディとダニーを中心に、みんなで卒業を祝うダンスが始まりました。
「グリース」感想・レビュー
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名曲の数々、輝いていた時代にピッタリの映画でした。
オリビアのご冥福をお祈り申し上げます。
50代です。青春真っ只中 の思い出のダンス作品で サントラも大好きで 未だに観てるし 聴いてます。ジョンボルも オリビアも最高ですね。いつまでも大好きです