映画「ハロウィン KILLS」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ハロウィン KILLSの紹介：2021年アメリカ映画。1978年製作の大ヒットホラー「ハロウィン」その40年後を舞台にした同名タイトルの続編となる本作、連続殺人鬼マイケル・マイヤーズが再び街に現れる。何度も蘇るマイケルに街の人々は恐怖に慄くことになります。
監督：デヴィッド・ゴードン・グリーン 出演：ジェイミー・リー・カーティス（ローリー・ストロード）、ジュディ・グリア（カレン）、アンディ・マティチャック（アリソン）、ウィル・パットン（フランク・ホーキンス）、トーマス・マン（フランク・ホーキンス 青年時代）、アンソニー・マイケル・ホール（トミー・ドイル）、カイル・リチャーズ（リンジー・ウォレス）、ジム・カミングス（パート）、ロバート・ロングストリート（ロニー・エラム）、チャールズ・サイファーズ（リー・ブラケット）、スコット・マッカーサー（ビッグ・ジョン）、ナンシー・スティーヴンス（マリオン・チェンバース）、オマー・J・ドージー（ベイカー保安官）、マイケル・マクドナルド（リトル・ジョン）、ほか
この解説記事には映画「ハロウィン KILLS」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
1978年、ニュージャージー州のハドンフィールドで、6歳の時に無差別に姉を殺害し精神病院に送られていたマイケル・マイヤーズが脱走し、無差別連続殺人を起こして街中を恐怖に陥れました。当時高校生だったローリーもマイケルに襲われて大変な目に遭いますが、その後マイケルは捕まり、再び収監されます。
その40年後、再び脱走したマイケルはハドンフィールドに現れ、街中を混乱に陥れます。ローリーは娘カレンと孫娘アリソンの力を借りてマイケルを地下室に閉じ込め、火を放ちマイケルを倒しました。
重症を負ったローリーはカレンとアリソンに付き添われて病院へ向かいます。今度こそ完全に死んだと思われたマイケルが、なんと無傷で焼け跡から姿を現し、近くにいた救急隊を皆殺しにすると、市街地に向かって歩いて行きます。
ハドンフィールドではハロウィンのイベントが各地で行われていました。40年前にマイケルに襲われるも何とか生き延びたトミーは、マイケルの犠牲になった人のために祈りを捧げるよう呼びかけていました。
その後、マイケルは殺しを続けながら進んでいます。報道では精神病院から2名が脱走と報じていましたが、マイケルの騒ぎでもう一人は忘れ去られていました。
ローリーの緊急手術が無事終わり、皆安心します。カレンはマイケルの遺体がないことから、マイケルの生存を予感しますが、事情聴取にやってきた警官からマイケルが生きていた事を聞き愕然とします。
マイケルによる連続殺人が再び巻き起こっているのを知ったトミーは、街の人々に訴えます。今こそ立ち上がれ！マイケル・マイヤーズを皆で倒すんだ！それを聞いていたアリソンも悪夢を払拭すべく、マイケルを倒すため立ち上がりました。
その間にもマイケルは次々に人々を殺害していきます。トミーは、マイケルに襲われ唯一逃げ出すことの出来たリンジーに話を聞き、マイケルが過去に住んでいた生家に向かっているのではないかと推測しました。
トミーはリンジーを病院に連れて行った後、入院していたローリーにマイケルが生きていた事を伝えます。それを聞いたローリーは重症にも関わらず病院を抜け出し、マイケルを今度こそ倒そうと決意しました。
マイケルの元生家にはビックジョンとリトルジョンが住んでいました。トミーの推測通り生家にやってきたマイケルは二人に襲いかかります。
病院では、過去にマイケルを追い詰めた事のあるホーキンスも入院していました。さらに病院にはマイケルと共に脱走していたランスという男も忍び込んでいたのです。ランスはマイケル憎しのムードになっていた街中の人々から、マイケルだと勘違いされてしまいます。
病院中を追いかけ回されるランス、マイケルの顔を知るカレンが違うと指摘しても誰も止まりません。追い込まれたランスは窓を突き破り、投身自殺をしてしまいました。街中の人々が狂ったようになる様を目の当たりにしたトミーは、まるで自分達が怪物になっているようで絶句しました。
マイケルの生家では、ビックジョンやリトルジョンもマイケルにやられていました。ロニーや彼の息子キャメロンやアリソンも駆けつけますが、次々にマイケルの餌食になってしまいます。
アリソンも殺されそうになりますが、カレンがマイケルと揉み合っている隙にマイケルのマスクをはぎ、挑発して逃げていきます。マイケルもアリソンを追いました。
マイケルがアリソンに追いつき、たどり着いた先にはアリソンが仕掛けた罠がありました。それは怒り狂う住民がいる所にマイケルをおびき寄せたのです。
住民達はマイケルをボコボコに殴りつけます。それによりマイケルは死んだように見えました。その姿を見ていたローリーはふと気づきました。マイケルは人間の暴力を受けて、さらに無敵の存在になる人知を超えた存在なのではないか…と。その予感は的中しました。
蘇り、さらに強力な存在になったマイケルは住民達に襲いかかり殺していきます。トミーもマイケルの手にかかってしまいました。マイケルを住民に任せて警察に保護されていたアリソン、手当てを受けてようやく解放されますが、マイケルの家に彼の気配を感じて家に入っていきました。
窓から外の景色を見ているアリソン、その背後から現れたマイケルに喉を切られ、何度も何度もナイフで刺されて絶命してしまいます。その後、窓から外に視線を移すマイケル、そして病室のローリーもその視線に合わせるかのように窓の外を見ています。
以上、映画「ハロウィン KILLS」のあらすじと結末でした。
ジェイソンの時も思ったけど、なんで首を切断しないのかね？
単純に前作の方がストーリーはよく出来てたと思います。
あと言うのも野暮かもしれませんが「そうはならんやろ…」という瞬間とツッコミどころが随所に散りばめられていますね。