突撃隊の紹介:1961年アメリカ映画。ドイツ軍とアメリカ軍の戦いの中、アメリカ軍の一匹狼として命をかけて戦った男の物語。主人公のリースのスティーブ・マックイーンは非常に迫力があります。
監督:ドン・シーゲル 出演:スティーヴ・マックィーン(リース)、ボビー・ダーリン(コービー)、フェス・パーカー(パイク軍曹)、ジェームズ・コバーン(ヘンショー)、ハリー・ガーディノ(ラーキン軍曹)、ニック・アダムス(ホーマー)ほか
映画「突撃隊」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「突撃隊」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「突撃隊」解説
この解説記事には映画「突撃隊」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
突撃隊のネタバレあらすじ:起
時は1944年、ドイツ軍とアメリカ軍が連日激戦を繰り返していました。フランスのモンティニーでアメリカ軍は駐留しており兵士たちは早くアメリカに帰ることを心待ちにしていました。ある兵士リースが第二分隊に分けられ、前線で戦うことになりました。第二分隊はリース含めて6人で、この6人が2日くらいこの前線を守り、その後他の分隊が別の場所へ移動し、ドイツ軍を攻撃するという危険な作戦を決行することになったのです。
突撃隊のネタバレあらすじ:承
第二分隊の指揮はラーキン軍曹でしたが、リーダーシップとして活躍していたのはリースでした。とにかくドイツ軍に少数しかいないのがバレないようにしなくてはなりません。第二分隊の元に後方部隊のドリスコルがジープに乗って迷い込んだので、リースはそのジープを改造し走らせることによりドイツ軍に戦車と見せかけました。しかし夜になれば斥候部隊まで余裕がないのでドイツ軍に人数が少ないことがバレてしまいます。しかしリースはワイヤを手配してもらい、ワイヤと繋げた金属製の箱を前線に置き、ワイヤを振ることで斥候部隊がいるかのように見せ難をしのぎました。
突撃隊のネタバレあらすじ:転
そんな時、ポーランド難民のホーマーらが合流してきました。正式な軍ではないので援軍として戦うというホーマーを断りましたが、ナチスに対して強い恨みをもっていたので結局受け入れることになりました。するとその後なんと数人のドイツ兵がリースらの陣地に入りました。侵入したドイツ兵を殺しましたが、仲間も一人殺され、その上一人ドイツ兵を逃がしてしまいました。こちらの少人数がバレるのは時間の問題となってしまったのです。リースはドイツ軍を攻撃しようとしますが、ラーキン軍曹は仲間が来るまで待てと拒否しました。しかししばらくしてドイツ軍が攻撃をはじめ、ラーキン軍曹は亡くなります。
突撃隊の結末
リースは仲間二人を連れてドイツの陣地に入ろうとしますが、二人とも地雷や攻撃により亡くなりました。その後仲間が合流したことによりリースを九死に一生を得たものの命令違反の罪を被せられようとしていました。決断が正しかったのか聞かれましたが、リースは分からないとしか言えませんでした。その翌朝アメリカ軍はドイツ軍に攻撃をはじめました。リースも爆薬をもって向かいましたが、撃たれてしまい投げた爆薬は爆発せずドイツ軍まで届きませんでした。しかし最後の力を使って、もう一度爆薬をドイツ軍に向かって投げると無事ドイツ軍のトーチカで爆発し、アメリカ軍が火炎放射器で後を追いリースの攻撃は成功し、アメリカ軍は勝利したのです。命尽きようとしているリースの前でトーチカの炎が揺らめいていたのでした。
最後リースは撃たれて重症だったが最後の力を振り絞り爆弾を抱えてトーチカの中に飛び込んだ!その迫真の演技には驚きを隠せない!
まるで実戦を見ている感じになり戦争の恐怖を感じた。