ヘンリー&ジューン 私が愛した男と女の紹介:1990年アメリカ作品 実在した女流作家、アナイス・ニンの1931年から1932年までの日記をもとに、製作された映画。アナイス・ニンは銀行家の夫ヒューゴーの仕事の都合で、パリの一軒家に引っ越してくる。アナイスは少女のころから日記を持ち歩き、日々の出来事を日記に書くのが、趣味だった。そこで、後に有名な小説「北回帰線」を執筆することになる作家ヘンリー・ミラーとその妻ジューンと出会う。自由人の2人に惹かれるアナイスは、知らない世界を見せてもらい人としても成長していく。
監督:フィリップ・カウフマン 出演:フレッド・ウォード、ユマ・サーマン、マリア・デ・メディロス、リチャード・E・グラント、ケビン・スペイシーほか
映画「ヘンリー&ジューン 私が愛した男と女」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ヘンリー&ジューン 私が愛した男と女」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ヘンリー&ジューン 私が愛した男と女」解説
この解説記事には映画「ヘンリー&ジューン 私が愛した男と女」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ヘンリー&ジューン 私が愛した男と女のネタバレあらすじ
1930年代のパリ。文芸評論家、アナイス・ニン(マリア・デ・メディロス)は銀行家の夫ヒューゴー(リチャード・E・グラント)の仕事の都合で、パリの一軒家に引っ越してくる。アナイスは少女のころから日記を持ち歩き、日々の出来事を日記に書くのが、趣味だった。
ヘンリーとジューンに出会う:ヘンリー&ジューン 私が愛した男と女のネタバレあらすじ
ある日、その家で、ホームパーティが開かれ。その中の客に、後に有名な小説「北回帰線」を執筆することになる作家ヘンリー・ミラー(フレッド・ウォード)がいた。アナイスは自由人のヘンリーに強烈に惹かれる。ある日アナイスが映画館に入ると、パーティーの客人、ヘンリーがいた。彼は映画を観て涙をこぼしていた。映画の中のヒロインがニューヨークに残してきた2人目の妻ジューン(ユマ・サーマン)と重なって見えたからだ。ヘンリーとジューンはその日暮しの生活をしていた。その後、アナイスの家にヘンリーと共に、ジューンがやって来る。女優上がりのジューンは、怪しいほどに美しく、魅力的な女性だった。アナイスは女性でありながらジューンにも、強烈に惹かれてしまう。2人の事が頭から離れないアナイスは、夫ヒューゴの目をよそに、日々の気持ちを日記にしたためる。一緒にサイクリングをしたり、バーへ行ったりと、アナイスはジューンと親しくなっていく。ジューンは、ニューヨークにパトロンの愛人がいる事や、サーカス団で育った事など、嘘や本当の事を交えながら、アナイスにうちあけ話をする。
ジューンがニューヨークへ戻る:ヘンリー&ジューン 私が愛した男と女のネタバレあらすじ
ある日、ジューンはオーディションがあるため、夫のヘンリーやアナイスを置いて、ニューヨークに戻らなければならなくなった。パリに残された、ヘンリーとアナイスは、文章を書く者同士という事も手伝って気が合い、日に日に親しくなっていく。家へ行き来するようになり、お互い結婚をしていながら、愛人関係になってしまう。
ジューンがパリへ帰ってくる:ヘンリー&ジューン 私が愛した男と女のネタバレあらすじ
そこへ、ニューヨークからジューンが戻ってくる。ヘンリーの変化にすぐに気がついたジューンは、アナイスに相談する。相談しているうちに、寂しさもあってジューンはアナイスと関係を持ちそうになる。その途中で、ジューンは、アナイスの思わず言ってしまった言葉「ヘンリーは1度眠ったら起きない」という言葉で、ヘンリーとアナイスは関係がある事に気付いてしまう。怒ったジューンはアナイスを拒絶する。
別れ:ヘンリー&ジューン 私が愛した男と女の結末
ヘンリーとアナイスは、自然に別れを選択し、おのおのの生活に戻っていく。アナイスはヒューゴーの運転する車に乗っている、その横でヒューゴーは自転車をこいでいる。途中でヒューゴーだけ道を曲がり、画面から居なくなる。
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