ザ・コンヴェントの紹介:2018年イギリス映画。17世紀のイギリス、魔女狩りが横行する厳しい時代。農家の娘に生まれたペルセフォネは、村人の告発が元で魔女裁判にかけられる。ペルセフォネは女性修道院の院長に救われ、身柄を引き取られますが、その修道院で奇妙な体験をすることになります。
監督:ポール・ハイエット 出演:ハンナ・アータートン(ペルセフォネ)、クレア・ヒギンズ(マザー)、ロージー・デイ(エメリン)、アニア・マーソン(エリザベス)、ほか
映画「ザ・コンヴェント(2018年)」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ザ・コンヴェント(2018年)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ザ・コンヴェントの予告編 動画
映画「ザ・コンヴェント(2018年)」解説
この解説記事には映画「ザ・コンヴェント(2018年)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ザ・コンヴェントのネタバレあらすじ:起
17世紀のイギリス。魔女狩りが横行している時代で、魔女に疑われた女性は次々と犠牲になっていました。農家の娘ペルセフォネ(ハンナ・アータートン)も魔女裁判にかけられていましたが、女性修道院の院長マザー(クレア・ヒギンズ)に助けられ、彼女の修道院で保護することになったのです。
助けられたペルセフォネでしたが、修道院でも作業中に若い男エリスと話をしたということで地下に閉じ込められたりと、生活は厳しく強いられます。一方エリスも黒衣を纏った老婆に、感染症だから近寄るなと釘を刺されたりしました。
それと平行し、修道院ではその影響なのか両目を布で覆ったシスターが続出し、看護を受けることになります。その頃からペルセフォネは修道院から感じる不穏な空気に不安を感じずにはいられなくなりました。
ザ・コンヴェントのネタバレあらすじ:承
その予感は少しずつ現実に向けて動き出しました。感染症とされたシスター達が両目をくりぬき、神に捧げ始めたのです。すぐに駆けつけたマザー、すぐ様人を払い何かをしているようです。何をしているのか気になるペルセフォネがこっそり覗くと、マザーがその目玉を回収しているのを目撃してしまうのです。
予感は当たったとペルセフォネはその事実を伝えてまわりますが、一人の少女を除き皆ペルセフォネの戯言と思い、取り合ってくれません。唯一信じてくれた少女にも怪しい影が迫ります。
修道院が怪しいとペルセフォネから聞いていたエリスは、黒衣の老婆を探していました。エリスは老婆から過去に修道院で起こった出来事を聞く事に成功します。
ある儀式で失敗して悪霊を呼び出してしまった古株のシスター。その悪霊が別のシスターに取りついてしまい殺戮を繰り広げてしまいます。とりつかれたシスターはやがて落ち着きを取り戻すも追放とされましたが、修道院には不可思議な呪いが残ってしまったのです。一連の感染症とされるものは、感染症ではなく呪いでした。
ザ・コンヴェントのネタバレあらすじ:転
エリスが事実を突き止めた頃、修道院では呪いの蔓延が少しずつ広がっていました。もうここにはいられないと、少女を連れてペルセフォネは逃げ出そうとすると、待ち構えていたのは少女の影にいたもの、それはあの殺戮シスターだったのです。
殺戮シスターはマザーが過去にいた古株シスターで、自分がこうなったのも今起こっている現状も全ては彼女が元凶なのだと彼女は話します。呪いの強さはさらに強まり、自殺していったシスター達もゾンビのように蘇り動き出します。
そしてマザーが隙を見て現れ、殺戮シスターに燭台を突き刺しました。さらにそこに黒衣の老婆が現れ、過去にマザーに恨みがあったのか、執拗にマザーを責め始めました。そして二人が小競り合いを始めると、その隙を見てペルセフォネは少女と逃げ出そうとします。
ザ・コンヴェントの結末
そしてゾンビシスターに捕まりそうになりますが、間一髪エリスに助けられました。しかしエリスは別のゾンビシスターに噛まれてしまい絶命してしまいます。マザーにも追い付かれ絶対絶命のピンチ、すると黒衣の老婆がマザーに火をつけました。
火だるまになるマザー、ゾンビシスター達にも火がまわり、燃え盛る修道院を辛うじて逃げ出したペルセフォネでしたが、しつこく生きていたゾンビシスターに再び襲われます。
鎌を手にしたペルセフォネは、そのゾンビシスターの首を刈り取りました。晒し首のようになった首をそのままに、ペルセフォネはその場を去っていきます。ラストシーン。修道院を去っていくペルセフォネの背後を見つめるかのように、生首の目がカッと見開きました。
以上、映画「ザ・コンヴェント」のあらすじと結末でした。
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