HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKYの紹介:2017年日本映画。EXILEのリーダーHIROが総合プロデュースを手掛け、EXILE TRIBEを筆頭に豪華出演者が集結した総合エンターテインメントプロジェクトの劇場版で、スピンオフ作品『HiGH&LOW THE RED RAIN』を挟んだ第3弾です。第1作『HiGH&LOW THE MOVIE』でSWORD地区を守るために共闘した五大勢力が、地区の支配を目論む巨大暴力団や第1作で対峙した組織との新たな抗争に突入していきます。
監督:久保茂昭、中茎強 出演者:AKIRA(琥珀)、青柳翔(九十九)、TAKAHIRO(雨宮雅貴)、登坂広臣(雨宮広斗)、岩田剛典(コブラ)、鈴木伸之(ヤマト)、町田啓太(ノボル)、山下健二郎(ダン)、佐藤寛太(テッツ)、佐藤大樹(チハル)、黒木啓司(ROCKY)、ほか
映画「HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKYの予告編 動画
映画「HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY」解説
この解説記事には映画「HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKYのネタバレあらすじ:起
「山王連合会」「White Rascals」「鬼邪高校」「RUDE BOYS」「達磨一家」という五大勢力、通称“SWORD”が君臨する、荒廃した危険地帯「SWORD地区」。数ヶ月前、SWORD地区の覇権を狙う「MIGHTY WARRIORS」と「DOUBT」からなる「湾岸連合軍」に対抗すべく、SWORDは利害を超えて一致団結、連合軍を組んで湾岸連合軍との全面抗争“コンテナ街の戦い”に勝利、SWORD地区は束の間の平和を取り戻していました。しかし、SWORDの共通の敵である巨大暴力団・九龍グループによる、SWORD地区にカジノを建設する計画が立ち消えになったわけではなく、山王連合会を率いるコブラ(岩田剛典)は九龍グループに対抗すべくSWORDの五大勢力の各リーダーたちを招集、SWORD地区を自衛するための「SWORD協定」を提案しました。しかし、鬼邪高校の番長・村山良樹(山田裕貴)は参道の意志を示すも、リーダーのスモーキー(窪田正孝)を病気で欠くRUDE BOYSは「俺たちは明日を生きる方が重要だ」と保留、達磨一家の頭・日向紀久(林遣都)は「山王連合会とつるむ気はない」と拒否、White Rascalsのリーダー・ROCKY(黒木啓司)も「(拠点・クラブheavenの)女を守れればそれでいい」と拒否に回ったことから、交渉はまとまらず決裂してしまいました。更には、山王連合会の内部でも、コブラやヤマト(鈴木伸之)ら九龍グループとの徹底抗戦を辞さない強硬派と、ダン(山下健二郎)やテッツ(佐藤寛太)らカジノ建設はやむを得ないと考える穏便派に意見が分かれていました。
HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKYのネタバレあらすじ:承
ROCKYはある情報を掴んでいました。それはWhite Rascalsの宿敵DOUBTの創始者にして極悪非道な林蘭丸(中村蒼)が羅千刑務所から出所するということでした。もし両者が再び衝突すれば他のSWORD勢力にも被害が及ぶことを懸念したROCKYはあえて協定に反対していたのですが、ROCKYの予感は的中、蘭丸は収監中だった極悪集団「プリズンギャング」のジェシー(NAOTO)やフォー(関口メンディー)らを金の力で釈放させ、早速White Rascalsの縄張りを強襲しました。蘭丸はさらに、かつて刑務所で知り合った日向と達磨一家をも取り込もうと画策しました。傷ついたROCKYにコブラは手を差し伸べようとしましたが、ROCKYは「自分で立てるうちは自分の足で立つべきだ」と申し出を断りました。その頃、最凶の兄弟「雨宮兄弟」の雅貴(TAKAHIRO)と広斗(登坂広臣)は、長兄・尊龍(斎藤工)が命と引き換えに奪い取った、九龍グループと政治家との癒着の証拠の機密データが入ったUSBメモリをかつて熾烈な闘いを繰り広げたライバル・琥珀(AKIRA)に託していました。
HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKYのネタバレあらすじ:転
琥珀は宿敵だった自分を信じてくれた雨宮兄弟のためにも、危うく道を踏み外そうとした自分を救ってくれた相棒・九十九(青柳翔)、コブラやヤマトのためにも、もう間違わないと決意した琥珀は九十九と共に九龍グループ崩壊の鍵となるデータを公表すべく準備を開始しました。しかし、九龍グループも琥珀らの動向を察知しており、情報公開を阻止すべく九龍グループの一角「黒崎会」会長・黒崎君龍(岩城滉一)は、若頭で“始末人”の異名を取る暗殺者・九鬼源治(小林直己)を刺客として送り込みました。源治は日本刀を振りかざして幾度も琥珀の前に立ちはだかりましたが、琥珀は猛攻を振り切り、辛くもUSBデータを報道機関へ送り届けました。九龍グループ総帥・九世龍心(津川雅彦)は逮捕され、琥珀は死んだ龍也の仇を取ったとばかりに九十九や雨宮兄弟と喜びを分かち合いました。ところが事態は思わぬ方向に動き、山王連合会は強硬派と穏健派との対立が激化していきました。
HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKYの結末
その頃、湾岸地区・黒白堂駅では、White RascalsとDOUBT・プリズンギャング連合軍が決着をつけるべく対峙していました。White Rascalsは連合軍の圧倒的な戦力を前に絶体絶命の窮地に陥るなか、SWORDの仲間たちが助けに駆け付けました。鬼邪高校、RUDE BOYS、分裂により少数となりながらも駆け付けた山王連合会、蘭丸は信用に値しないと決裂した達磨一家、それぞれが地区と仲間たちを守るため「SWORD協定」を組んで立ち上がりました。しかし、そこに盟友ジェシーのピンチに立ち上がったICE(ELLY)がMIGHTY WARRIORSを率いてDOUBT・プリズンギャングに加勢、SWORDは圧倒的な戦力の前に追い詰められました。その時、突如として九龍グループの最大勢力の武闘派「善信会」会長にして最凶の暴君・善信吉龍(岸谷五朗)が組員たちを引き連れて参戦、恐れをなしたMIGHTY WARRIORSとプリズンギャングは戦いを放棄して逃げ出しました。善信はSWORDとDOUBTを前に「九龍グループは全勢力をもってSWORDを潰す。大人しく屈するのか、それとも滅びの道を行くのか選べ」と迫りました。戦意を喪失したDOUBTは全員が恐れをなして逃げ出すなか、コブラは善信を蹴り倒して「これが俺たちの答えだ」と叫び、SWORDは九龍グループと徹底抗戦する構えを見せつけました。そして琥珀と九十九、雨宮兄弟が密会しているところに謎の狙撃者が現れ、広斗が銃撃されました…。(『HiGH&LOW THE MOVIE 3/FINAL MISSION』に続く)
以上、映画HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKYのあらすじと結末でした。
HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKYのキャスト・出演者
AKIRA(琥珀)、青柳翔(九十九)、TAKAHIRO(雨宮雅貴)、登坂広臣(雨宮広斗)、岩田剛典(コブラ)、鈴木伸之(ヤマト)、町田啓太(ノボル)、山下健二郎(ダン)、佐藤寛太(テッツ)、佐藤大樹(チハル)、黒木啓司(ROCKY)、遠藤雄弥(KOO)、山田裕貴(村山良樹)、鈴木貴之(古屋英人)、一ノ瀬ワタル(関虎太郎)、窪田正孝(スモーキー)、佐野玲於(タケシ)、ZEN(ピー)、林遣都(日向紀久)、遠藤要(右京)、阿部亮平(左京)、小澤雄太(加藤鷲)、ELLY (ICE)、早乙女太一(劉)、野替愁平(パール)、白濱亜嵐(バーニー)、ANARCHY (9〔ナイン〕)、中村達也(家村)、武田航平(平井)、西岡徳馬(石井)、松澤一之(川田)、橘ケンチ(二階堂)、小野塚勇人(キリンジ)、八木将康(伊集院甲)、秋山真太郎(高野真人)、NAOTO(ジェシー)、関口メンディー(フォー)、小林直己(九鬼源治)、佐野岳(ユウ)、水野勝(風太)、田中俊介(雷太)、中村蒼(林蘭丸)、岩永ジョーイ(ブラウン)、武尊(ミオウ)、城戸康裕(アクネ)、岩城滉一(黒崎君龍)、岸谷五朗(善信吉龍)、加藤雅也(克也龍一郎)、笹野高史(植野龍平)、高嶋政宏(源龍海)、木下ほうか(藤森龍生)、豊原功補(西郷)、長谷川初範(篠原芳雄)、堀部圭亮(波多野榮一)、津川雅彦(九世龍心)ほか
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