最後の恋のはじめ方の紹介:2005年アメリカ映画。デートドクターと言われる、モテない男性の恋を実らせるという仕事をしているヒッチは、ある日見るからに冴えない男性から相談を受けます。男性が思いを寄せるのはみんなの高嶺の花の有名人でした。
監督:アンディ・テナント 出演:ウィル・スミス(アレックス・ヒッチ)、エヴァ・メンデス(サラ・ミラス)、ケヴィン・ジェームズ(アルバート・ブレナマン)、アンバー・ヴァレッタ(アレグラ・コール)、ジュリー・アン・エメリー(ケイシー)、ほか
映画「最後の恋のはじめ方」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「最後の恋のはじめ方」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
最後の恋のはじめ方の予告編 動画
映画「最後の恋のはじめ方」解説
この解説記事には映画「最後の恋のはじめ方」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
最後の恋のはじめ方のネタバレあらすじ:起
ヒッチはデートドクター。あらゆる恋する男性から相談を受け、その恋を実らせるという恋愛コンサルタントの仕事をしていました。どんな男性でも、女性を口説き落とせるという確信のあるヒッチは次々と恋愛を実らせていました。そんなヒッチのもとに、ある日小太りでいかにも冴えないアルバートという男性から依頼が届きました。今までの恋愛は全て失敗に終わり、自信もなかったアルバートでしたが、彼が恋をしたのは大金持ちで高嶺の花、アレグラでした。あまりにも高望みな相手でしたが、ヒッチは「いい兆候だ」と彼に協力することに決めました。印象に残らないといけないと教えたヒッチは、今までアレグラの提案は全て通ってきていた会議で初めてアレグラに対して自分の意見を述べたのです。勢い余って会社を辞めると上司に告げてしまったアルバートでしたが、そんな彼のもとへアレグラが訪れ、今まで彼女に率直な意見を言う者などいなかったため、アレグラにとって彼は大事な存在と認められたのです。無事彼女の番号までもらうこともでき、ヒッチの作戦は大成功。アルバートは嬉しさのあまり気を失ってしまいました。
最後の恋のはじめ方のネタバレあらすじ:承
バーへ向かったヒッチは、ナンパされていた美しい女性サラに目をつけ、巧みな話術でナンパ男を追いやり、サラと話すチャンスを物にしました。サラはゴシップ担当の記者。一瞬でしたが、巧みな話術と心遣いでサラの気持ちを鷲掴みにし、そのままその場を去りました。翌日、ヒッチは、ヴァンスという男性からの依頼を聞きますが、彼の目的は恋愛をすることではなく「セックスをすること」でした。ヒッチは、自分はそんなことのためには仕事をしないと依頼を断りました。ヒッチはサラをデートに誘いジェットスキーを楽しんだあと、移民の歴史館へ行き、サラの先祖の存在を彼女に知らせるきっかけをあげました。しかし、見つけた先祖の名前は彼女にとっては葬りたい過去の話で大号泣。ヒッチの作戦は残念な結果になりましたが、それでも二人の関係は深まりました。
最後の恋のはじめ方のネタバレあらすじ:転
一方でアルバートのデートは順調。しかし、思わぬところでアレグラとのデートをパパラッチされてしまいます。アルバートにアドバイスをしながらも、ヒッチはサラとデートを重ね、二人の気持ちは次第に近づいていきました。しかし、そんな二人の関係もつかの間でした。サラの友人が以前ヒッチの元を訪れたヴァンスに一夜限りの関係で捨てられてしまったのです。傷ついた友人 の口から出た「デートドクター」の言葉にサラはヒッチを疑い始めます。翌日サラはデートドクターの正体を探るため、同僚を使いデートドクターとの待ち合わせを決行しました。すると、そこに来たのは紛れもなくヒッチでした。友人を傷つけた正体がヒッチだと知り、彼女は怒り、サラとヒッチの関係は白紙状態に戻ってしまいました。
最後の恋のはじめ方の結末
友人とのスピードデートに付き合って参加していたサラの前にヒッチが現れ、誤解を解こうとしますが、彼女の口から出たのはヴァンスの名前でした。なぜ彼女がヒッチを怒っているのか、誤解がわかったヒッチでしたが、自分がプライドを持って取り組んでいた仕事を信じてもらえず誤解されていたことに呆れてしまいました。さらに、アルバートの恋愛までパパラッチとして新聞で報じてしまったせいでアルバートとアレグラの恋愛も壊滅状態でした。しかし、ようやくサラがヒッチの職業を誤解していたことに気づきましたが、時すでに遅くヒッチはサラを冷たくあしらい、仕事も引き受けなくなってしまいます。そんなヒッチの元にアルバートが訪れ、どうしてもアレグラとの関係を取り戻したいと相談しますが、断り続けるヒッチに、「ヒッチは本当の愛をわかっていない」と言葉を投げかけます。その言葉に衝撃を受けたヒッチはアレグラに会い、アレグラが恋をしたアルバートは、ヒッチの演出でも何もなく“彼そのもの”だったと告げます。アレグラの不信感もとれ、アルバートとアレグラは本当の愛で再び結ばれました。そしてヒッチはそのままサラの元へ向かいますが、そこには男性の姿がありました。車に乗ってヒッチの前を去ろうとするサラを体当たりで引き止め、自分のサラへの気持ちを素直に伝えます。実はサラといたのはボーイフレンドではなく妹の旦那。サラはヒッチの気持ちを知り、二人は結ばれました。
ウィル・スミス演じるヒッチは恋のドクター。自分も恋の先生に教えてもらいたいなぁと考えたけど、みんなも恋は難しいから大事なんだと思いました。ヒッチもサラという女性に興味を持ちながら、恋をするようになるけど、プランを立てても予想通りの展開にならなかったり、告白しようとして物凄く動揺する自分に気付く。この映画はとても興味深いことだと感じて見ていました。男がチビでデブだろうと真剣に接することで、恋は長く続くことが出来るということを知りました。