ヒットマン:エージェント47の紹介:2015年アメリカ,ドイツ,イギリス映画。人気ゲームを映画化した『ヒットマン』(2007年公開)をリブートしたスタイリッシュ・アクション作品です。DNA操作により生み出された完全無欠の凄腕暗殺者が、48時間以内にある女性を見つけるという任務を課せられたことから壮絶な抗争に巻き込まれていきます。
監督:アレクサンダー・バッハ 出演者:ルパート・フレンド(エージェント47)、ハンナ・ウェア(カティア・ヴァン・ディース)、ザッカリー・クイント(ジョン・スミス)、キアラン・ハインズ(ペトロ・リトヴェンコ)、トーマス・クレッチマン(アントワーヌ・ルクレーク)ほか
映画「ヒットマン:エージェント47」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ヒットマン:エージェント47」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ヒットマン:エージェント47の予告編 動画
映画「ヒットマン:エージェント47」解説
この解説記事には映画「ヒットマン:エージェント47」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ヒットマン:エージェント47のネタバレあらすじ:起
冷戦時代のソ連で、遺伝子操作による完全な暗殺者を人工的に造るプロジェクトが行われていました。実験は成功し、生み出された暗殺者による組織が結成されましたが、良心の呵責に悩んだプロジェクトの責任者である博士は忽然と姿を消し、プロジェクトもまた闇に葬られました。
そして現代。後頭部に謎のバーコードが刻み込まれた最強の暗殺者、通称“エージェント47”(ルパート・フレンド)は決して感情を顔に出すことなく、任務を確実にこなしていました。ある時、エージェント47は48時間以内にある女性を探す任務を課せられました。その女性とはかつての暗殺者プロジェクトの責任者だったペトロ・リトヴェンコ博士(キアラン・ハインズ)の娘カティア(ハンナ・ウェア)であり、ベルリンに滞在している彼女は独自に父の行方を追っていました。
ヒットマン:エージェント47のネタバレあらすじ:承
ある時、カティアは地下鉄の駅でジョン・スミス(ザッカリー・クイント)という男に出くわし、彼から「47が君を殺しに来る。助けられるのは僕だけだ」と告げられました。そこにエージェント47が現れ、カティアは危うく殺されかけたところをジョンに助けられてアメリカ大使館へ駆け込みました。エージェント47もまた警備を突破してカティアに迫り、ジョンは彼女を連れて逃げ出しました。ジョンのことを信用するカティアでしたが、実はジョンの正体は巨大国際企業「シンジケート社」が差し向けたエージェントであり、カティアを通じてリトヴェンコ博士の研究成果を見つけ出し、新たなる暗殺者軍団を作り上げることが目的だったのです。間もなくカティアはエージェント47に捕まり、自分に秘められた衝撃の真実を知ることとなります。
ヒットマン:エージェント47のネタバレあらすじ:転
実はカティアもまたリトヴェンコ博士の研究により生み出された殺人マシーンであり、エージェント47との出会いによりその能力に目覚めようとしていました。エージェント47とカティアはジョンに追われながらもシンガポールへ飛び、ようやくリトヴェンコ博士と対面を果たしました。しかしそこへ追っ手が襲い掛かり、リトヴェンコ博士は捕えられてシンジケート社の会長アントワーヌ・ルクレーク(トーマス・クレッチマン)の元へ連行されました。かつてリトヴェンコ博士の同僚だったルクレークは何としてでも研究成果を聞き出そうとしましたが博士は決して口を割ろうとはしません。そこへエージェント47から連絡があり、カティアをネタに取り引きを持ちかけてきました。
ヒットマン:エージェント47の結末
ルクレークは警戒しながらもエージェント 47との取り引きに応じることにしましたが、そこへカティアが乗って来たヘリごとルクレークらの前に突っ込み、リトヴェンコ博士を救出しようとしました。ルクレークは博士を連れてヘリで逃げようとしましたが、あらかじめエージェント47から爆弾を受け取っていたリトヴェンコ博士は爆弾を爆発させ、ルクレークを道連れに爆死しました。その時、エージェント47の携帯電話に組織から状況確認の連絡がありましたが、47は「殺した」とのみ答えると携帯を投げ捨てました。これが目的だったのかと問い詰めるカティアに対し、エージェント47は「このプロジェクトの再開を阻止し、君を自由にするためにしたんだ。博士は君のことを愛していた」と博士の意志を代弁、組織を裏切ってカティアと行動を共にすることを決めました。しかし、二人の目の前には、エージェント47と瓜二つの刺客“エージェント48”(ルパート・フレンド(二役))が立ち塞がっていました…。
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