漂流教室の紹介:1987年日本映画。神戸の国際学校で突然起こった竜巻で学校が未来にタイムスリップし中にいた生徒や先生など全員が一緒にタイムスリップしてしまうという楳図かずおの同名漫画を大林宣彦による映画化した作品です。日本映画でありながら学校内は英語の会話が多い異色作です。
監督:大林宣彦 出演者:林泰文(高松翔)、三田佳子(高松恵美子)、小林稔侍(高松芳男)、トーマス・サットン(マーク)、オーラ・ラニ(ジェシカ)、南果歩(久和みどり)、トロイ・ドナヒュー(タガート)、尾美としのり(関谷)ほか
映画「漂流教室」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「漂流教室」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「漂流教室」解説
この解説記事には映画「漂流教室」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
漂流教室のネタバレあらすじ:起
高松家では息子の翔がシャワーを浴びています。裸のまま母親恵美子の所に行きふざけます。父親が海外転勤が多く海外の学校にいたため、日本に帰って来て日本の学校に転入させようとしますが、翔にはその気がありません。朝食時に翔と母親は喧嘩となり、怒った恵美子は翔に出て行けと言ってしまい。翔も家を出て行きました。翔が向かったのは神戸インターナショナル・スク-ルという外国人学校でした。学校にはサッカー好きのマークや色々な生徒がいました。そしてあこがれのみどり先生、犬と一緒のパンの納品に来る関谷など生徒以外にも色々な人がいました。そしてみどり先生が電話で結婚の話をしているのを聞き、クラスではみどり先生のお祝いの歌を生徒たちが唄い始めました。そしてダガート先生も祝福しました。
漂流教室のネタバレあらすじ:承
その時一人の生徒が窓に吸い込まれ外に投げ出されました。そして大きな振動が始まり『地震だ』という声に激しい振動に変わりました。校舎には大量の砂が流れ込み教室内を埋め尽くしました。一方外では地面に大きな穴が開き学校がすべて無くなっていました。事件を聞きつけ恵美子がやって来ますが大きく空いた穴に立ちすくんでしまいます。調査に来た学者はタイムスリップしたと言っています。恵美子は『私のせいだ』と自責の念にかられました。学校に中では砂の中から次々先生や生徒が出てきて騒ぎ始めました。しかし学校の周囲は砂漠で連絡する手段もありませんでした。
漂流教室のネタバレあらすじ:転
学校に勇一という少年が紛れ込んでいました。勇一は変な生き物と仲良くなりました。水を飲ませてくれたりします。そのころパン屋の関谷が犬の骨を持って帰って来ました。自分の飼い犬だと叫びだし狂ったように暴れ始めました。母親の恵美子は気にかかることがありバットを持って学校跡の穴に行きました。そして穴の中にバットを落とすと翔の手にバットが届きました。そのバットで翔は関谷を倒しました。学校内では食料や水を勝手に食べたり飲んだりする生徒が増えてきたためリーダーを決めようという事になりました。翔とマークが対立し決闘となりました。勝った方がリーダーです。翔が勝ってリーダーとなりました。学校には怪獣たちが襲い掛かり始めました。しかしみどり先生がピアノを弾くと大人しくなります。翔は生徒を数人連れて砂漠に探検に出ました。
漂流教室の結末
1日探検し翌日学校に帰ると先生や生徒達が死んで何人か死んでいました。話を聞くと一か月も時が過ぎていました。残ったメンバーは疲れ果てていました。それでも怪獣が襲ってくると皆で戦います。その時竜巻が起りました。竜巻の向こうには神戸の町が見えます。帰れると思って竜巻に乗ろうとしますが体重が重くて乗れません。そこで翔は一番小さい勇一だけ帰すことにしました。勇一は竜巻に吸い込まれていきました。残った翔をはじめとする数人の生徒たちはここで生きるしかない状態になりました。
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