改造屋(いじりや)総長エイジの紹介:1996年日本映画。かつて暴走族の総長をしていたエイジは、現在自動車工場を経営していました。改造にかけては天下一品で有名でした。警官やヤクザになったエイジの子分たちが集まり、楽しい日々を過ごしていると、所沢署に木村が本部長としてやって来て、有無を言わさず改造車を没収し始めました・・・という青春ヤンキー映画です。
監督:松井昇 出演者:清水健太郎(エイジ)、山田辰夫(タイゾウ)、福崎和広(カズシ)、西守正樹(トオル)、本郷直樹(南部)ほか
映画「改造屋(いじりや)総長エイジ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「改造屋(いじりや)総長エイジ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「改造屋(いじりや)総長エイジ」解説
この解説記事には映画「改造屋(いじりや)総長エイジ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
改造屋(いじりや)総長エイジのネタバレあらすじ:起
ヤクザがエイジの自動車工場に点検に出していたソアラを引き取りに行きました。するとエイジは勝手にチューニングしたと言ってヤクザの車に乗って走り出しました。エイジが走り出したのを見て、ガソリンスタンドのトオルも客をほっぽりだして追いかけました。
道路では所沢署の警官タイゾウがスピードを出しているソアラを見つけ車を止めました。しかし運転していたのがエイジだったため見逃しました。エイジはかつて関東の巨大暴走族の初代総長で、トオルは子分でした。
一方、ヤクザは兄貴分のベンツでソアラを追いかけました。しかし運転しているエイジを見て兄貴分のカズシもまた下手に出ました。カズシもエイジの子分でした。
改造屋(いじりや)総長エイジのネタバレあらすじ:承
カズシはエイジとタイゾウ、トオルを集めて寿司を食べました。卵焼きが好物のエイジのために残しておいた卵をトオルが食べたため、エイジが怒りました。トオルはサーフの新車に乗っていましたが、彼女が「族の車に改造しないと乗らない」と言ったため、トオルはエイジに相談しました。するとエイジは改造費用が50万円かかると言いました。金のないエイジの為に、暴走族時代の失態をバラすと言って、カズシとタイゾウから25万円ずつ出させ、サーフの改造をしました。
その頃、所沢署に木村が本部長としてやってきました。木村はこの町から暴走族と改造車を排除すると息巻いていました。そんな木村が喫茶店にいた時、エイジが入店し、木村の持っているハンドルが目に留まりました。それはエイジがコレクションにしたい幻のハンドルでした。
改造屋(いじりや)総長エイジのネタバレあらすじ:転
木村の強引な取り締まりが始まりました。暴走族と改造車は理由もなしに差し押さえられ、没収されました。そしてパトカーを追跡用に、南部自動車に頼んで改造させていました。喫茶店のマスターが暴走して改造パトカーに追いかけられました。フルチューンして無敵だった車に追い付いてきたと、エイジに話しました。エイジはトオルにパトカーを盗んで来いと言いました。
エイジが警察署に潜り込むと、タイゾウが改造パトカーに乗りエイジに渡しました。エイジが調べると、相当なチューンをしていました。そして車を返しました。木村は、残るのはエイジのハコスカGT-Rだけだと言って、エイジに勝負を挑みました。しかしエイジがパトカーをいじっていたため、シフトノブとハンドルが外れ、パトカーは運転できず止まりました。
改造屋(いじりや)総長エイジの結末
納得のいかない木村は自分の車を南部にチューンさせ、エイジに再戦を申し込みました。負けたらほうが店をたたむというものでした。しかしエイジは南部自動車が店をたたんでも、木村は痛まないので、ハンドルをよこせと言いました。ハコスカが負けるはずがないと思っていたら、南部自動車の女がエイジのハコスカを盗みました。車の無くなったエイジは廃車の軽自動車に、カズシの親分のポルシェのエンジンを乗せました。しかし構造上、バックでしか進めないようになりました。
戦いが始まりました。バックで走る軽自動車は速く、木村との勝負に勝ちました。南部自動車は看板を下ろし、エイジはハンドルを奪いました。そして親分のボルシェにディーゼルエンジンを積みました。カズシは親分の目の前で軽油を給油したため、親分は怒りだし歩いて帰りました。
以上、映画「改造屋(いじりや)総長エイジ」のあらすじと結末でした。
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