美男(イケメン)ですね 劇場編集版の紹介:2009年韓国映画。韓国ドラマ「美男<イケメン>ですね」を劇場版として再編集した映画。韓国でも日本でも爆発的ヒットとなったドラマだったため、劇場版が制作されました。日本でもリメイクとして日本人の俳優を使ってドラマ化されました。このドラマで韓国の俳優、チャン・グンソクは日本でも有名な俳優として名を知られることになりました。
監督:ホン・ソンチャン 出演者:チャン・グンソク(ファン・テギョン)、パク・シネ(コ・ミナム、コ・ミニョ)、シヌ(ジョン・ヨンファ)、イ・ホンギ(ジェルミ)、ジョン・ヨンファ(カン・シヌ)、ほか
映画「美男(イケメン)ですね 劇場編集版」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「美男(イケメン)ですね 劇場編集版」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「美男(イケメン)ですね 劇場編集版」解説
この解説記事には映画「美男(イケメン)ですね 劇場編集版」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
美男(イケメン)ですね 劇場編集版のネタバレあらすじ:双子の兄の代わりに
ミニョはクリスチャンとして平穏な毎日を過ごしていました。ある日、双子の兄の代わりにアイドルになってくれと男が訪ねて来ます。双子の兄とは久しく会っておらず、アイドルになっていたことなど知らないミニョは訳が分からぬまま男に連れて行かれます。兄は外国で整形に失敗し、治るまでの間兄の代わりになってほしいというのです。しかし自分は女であり、男のアイドルとして活動するなどとても無理であると断ります。しかし兄がやっと叶えた夢が脆くも崩れてしまっても平気なのかと言われ、兄想いのミニョは仕方なく兄に成り替わることにします。兄は「A.N.JELL」というアイドルバンドのメンバーとして活躍する目前でした。このバンドのデビューが近付いているため、どうしても兄のミナムにそっくりなミニョが必要だったのです。韓国中から期待されていたため、デビュー前にも関わらず「A.N.JELL」はもの凄い人気でした。特に作詞作曲を担当するボーカルのテギョンは単独でももの凄い人気のスターでした。
美男(イケメン)ですね 劇場編集版のネタバレあらすじ:恐怖の合宿
「A.N.JELL」はデビューのために合宿をし、メンバー同士の共同生活が始まります。ミニョはミナムとそっくりだったため違和感なくメンバーに入り込むことができますが、ミニョはミナムと顔はそっくりでも非常に鈍臭くメンバー達を困惑させます。特にテギョンはミナムの鈍臭さに終始イライラし冷たく当たります。しかし何故かいつも結果的に振り回されるのはテギョンです。彼はなぜ、いつもミナムに振り回されてしまうのか疑問に思います。そんな中、メンバーの中では一番冷静で勘の鋭いシヌにはミナムが女であることがバレてしまいます。しかし彼は気づかない振りをして、次第に彼女に惹かれていきます。また同じくメンバーのジェルミも彼女に恋をしてしまいますが、彼は非常に鈍感なため、男を好きになってしまう自分に悩みます。そんな中、ミナムに扮しているミニョは、冷たくも厳しいテギョンの中に、優しさがあることを知り彼にどんどん惹かれてしまいます。テギョンの方もミナムに振り回されているうちに彼のことがとても気になるようになります。
美男(イケメン)ですね 劇場編集版のネタバレあらすじ:女性とバレて
デビューをしてからも共同生活は続きます。テギョンを好きな女性アイドルは、テギョンとミナムにただならぬ絆があるのを察知し、ミナムが女であると見抜いてしまいます。それからというもの、ミナムに扮しているミニョに嫌がらせをしていきます。そうしているうちに、とうとうミナムが女性であることがメンバーにバレてしまいます。自分を騙していたとテギョンは怒り狂い、ジェルミもショックを受けます。しかしシヌだけは優しく接してくれました。テギョンもミナムのことが好きであるとうとう気づいたシヌはテギョンをけん制して来ます。シヌとミナムの仲に嫉妬する気持ちから、テギョンは次第に自分のミナムへの気持ちに気づいてしまいます。彼には歌手として有名な母親がいましたが、彼女は仕事ばかりで小さい頃から寂しい思いをしていました。そのせいか自分の心に素直になれずにいましたが、そんな寂しさを埋めてくれるミナムにキスをしてしまい、自分の気持ちを打ち明けます。ミナムに扮しているミニョも自分の気持ちを伝え、2人は相思相愛になります。
美男(イケメン)ですね 劇場編集版のネタバレあらすじ:母親からの妨害
失恋してしまったシヌですが、2人を応援しようと思います。そんな中、テギョンの母親は息子に愛しい人が初めてできたことを察知します。しかしミナムの名前を聞いて驚き、なぜかテギョンとミナムの仲を妨害するようになります。妨害の理由をテギョンが母親に尋ねると、「2人は血の繋がった兄弟だ。ミナムとミニョの父親は私がかつて愛した男。」と言われてしまいます。ミナムとミニョの父親は有名な作詞作曲家で、母親の歌を作っていた人でしたが、亡くなっていました。衝撃の真実を聞いて、テギョンは失望の底に落とされます。やっと愛する人を見つけたのに、その人とは結ばれてはいけない仲だったとしり、どん底に落とされます。ミニョもショックを受け、2人の恋に終わりが見えてしまいます。しかし真実は違っていました。昔のテギョンの母親とミナムとミニョの父親を知る知人が教えてくれます。テギョンの母親はミナム達の父親を愛していましたが、彼が好きなのは別の女性、ミナム達の母親でした。そのことにずっと嫉妬していたため、テギョンとミニョの恋を邪魔したと言います。真実を知ったテギョンがミニョを迎えにいきますが、彼女の姿母親もうありませんでした。
美男(イケメン)ですね 劇場編集版の結末
ミナムの顔が治りメンバーに合流します。世間は違和感なく、ミニョからミナムに入れ替わったことは世間は全く気づ来ませんでした。「A.N.JELL」はますます人気になりましたが、テギョンの心は空っぽでした。ミニョはひっそりとクリスチャンとしての生活に戻っていました。真実を知っても、もうテギョンとは元の関係に戻れないし、住む世界が違うと思っていました。そこにシヌが現れ、彼女に「A.N.JELL」のコンサートチケットを置いていきます。彼女は最後に一目テギョンを見たいと思い、コンサートに出かけます。コンサートでテギョンの歌声を聞くミニョ。事前にシヌに言われていたテギョンは彼女の姿を見つけます。そして歌が終わると後ろを振り向き、帰ろうとするミニョの姿を見ます。気持ちが抑えられなくなったテギョンは、舞台から飛び降り彼女を引き止め抱きしめます。どよめく会場でしたが、彼の真剣な気持ちはミニョにも会場のファンにも届きます。2人は祝福され、この日を境に2人は新しい扉を開くことになります。
以上、「美男<イケメン>ですね[劇場編集版]」のあらすじと結末でした。
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