インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国の紹介:2008年アメリカ映画。ソ連はインディを使い、アメリカが秘匿していたオーパーツ、クリスタル・スカルを奪取する。その責任を取らされ大学を追われた彼の所に一人の青年がやってくる。彼はインディに母親の危機を救ってくれと頼んでくるが、その母親とは、かつての恋人マリオンだった。そしてその危機にも、ソ連とクリスタル・スカルが関わっていた。ジョーンズのアクションが止まらない大人気ファンタジーアクションアドベンチャー映画インディジョーンズシリーズ第4弾。
監督:スティーヴン・スピルバーグ 出演:ハリソン・フォード(インディアナ・ジョーンズ)、シャイア・ラブーフ(マット・ウィリアムズ)、レイ・ウィンストン(ジョージ・マクヘイル)、カレン・アレン(マリオン・レイヴンウッド)、ケイト・ブランシェット(イリーナ・スパルコ)、ほか
映画「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
インディジョーンズ クリスタルスカルの王国の予告編 動画
映画「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」解説
この解説記事には映画「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
インディジョーンズ クリスタルスカルの王国のネタバレあらすじ:第1幕
ネバダ砂漠の道路を、若者が乗るロードスターを振り切り陸軍の車両が疾走します。行き先は空軍基地で、乗員の兵士達はゲートの警備兵を皆殺しにし、車のトランクから拉致して来たマックとインディを外に出し、倉庫の前に立たせます。彼等はソ連軍兵士で、それを率いる女性士官スパルコは超能力者でしたが、その力が利き難いとインディに思考を読み取るのをあっさり諦め、51と描かれた倉庫のロックを壊し入って行きます。彼女等の目的は、インディが過去にその検証に立ちあった事のある秘密のコンテナに収められた遺骸でした。命を脅かされたインディは、倉庫に山積されている無記名の木箱の中から、コンテナが強い磁力を帯びている事を利用して探し出します。スパルコはその、1947年ロズウェルと記載されたコンテナの中身を確認します。そこには人間とは思えない遺骸が収められていました。インディは隙を見てソ連兵から銃を2丁奪い、1丁をマックに渡しスパルコを人質に取りますが、マックはインディに銃を向けます。スパイ仲間だったマックは金で寝返っていました。ですが再び隙を作り逃げ出します。インディはジープを奪い、積み重なった木箱を崩し、黄金の櫃を露出させながら逃げ回ります。そして何とか外に出る事に成功しました。スパルコは兵を追跡と回収の二手に分け、自分は基地を後にします。追われたインディは町に逃げ込みます。そこは原子爆弾実験場で、実験開始まであと僅かでした。ソ連兵も逃げ出しますがインディは逃げ遅れ、冷蔵庫の中に逃げ込みます。実験は実行され、爆風で運良く冷蔵庫が吹っ飛ばされたインディは、九死に一生を得ます。放射物質の除去を済ませたインディをFBIが尋問します。ソ連に協力したのが問題になり、インディにスパイ容疑が掛かりますが、将軍がインディを身元を保証し、なんとか開放されました。大学に戻ったインディですが、世間で赤狩りの嵐が吹き続けており、関わりを恐れる学校はインディに休職を要求します。学部長は責任を取り辞職していました。
インディジョーンズ クリスタルスカルの王国のネタバレあらすじ:第2幕
インディもまた学校を去ります。ですが列車に乗るインディをバイクに乗った若者が探しに来ました。若者はインディの友人オックスリーの縁者でマット・ウィリアムズと名乗りました。インディが犬みたいな名前だと評すると、自分で付けたと言います。インディは話を聞きます。オックスリーは本物のクリスタル・スカルを見つけ、アケトーと言う伝説の黄金都市に向かいました。しかしその後の手紙で錯乱しているような彼を心配したマットの母、マリーが様子を見に行った所、何者かにクリスタル・スカルを渡さないと殺すと脅され、マリーの指名でマットは会いに来ました。マットは手掛かりだと意味不明の手紙をインディに見せますが、その途端、彼を尾行していた者達がそれを渡せと脅してきます。彼等はKGBで、二人は騒ぎを起こし逃げ出します。マットの運転するバイクで何とか追っ手を振り切った二人は、オックスリーの手紙を解読し、彼が隠したクリスタル・スカルを求めナスカに渡ります。ナスカに渡り、オックスリーがこの町の病院に居る事が判ります。そこへ向かう道すがら、インディは様々な偉人と遭い学んだ事を話、マットはどこかの寄宿学校へ入れられたが自首退学した事を話します。若い頃、親と仲違いして好き勝手して来たインディは、マットを認めます。二人は病院に入り、それをマックが尾行します。オックスリーは誰かに連れ去られた後でした。彼は部屋中に意味不明な絵等を書き残していました。そこでオックスリーの言うクリスタル・スカルが奇妙な形をしている事が判り、その隠し場所も判りました。彼等は、隠し場所の墓地で墓守に襲われながらもクリスタル・スカルを見付け出します。その奇妙に大きなクリスタル・スカルは完全なオーパーツで、水晶で出来ていると思われるのに磁気を帯びていました。二人が墓地を出ようとすると、マックとソ連兵が待っていました。彼等はインディ達を連れ、スパルコが待ち受けていたジャングルのど真ん中へ移動します。スパルコは、この前盗んだロズウェルの宇宙人とクリスタル・スカルの形が類似している事を指摘します。彼女は更に、クリスタル・スカルをアケトーの神殿に戻すと神秘の力が得られるという伝承を口にし、オックスリーがアケトーに行って来たようだといいます。彼女はそのオックスリーをインディに引き合わせますが、まるで別人でした。
インディジョーンズ クリスタルスカルの王国のネタバレあらすじ:第3幕
マックは、オックスリーが変わってしまったのは、クリスタル・スカルの所為だと言います。スパルコはクリスタル・スカルと目を合わせると、超常的なテレパシスが授けられると言います。そしてそれをインディで実験し始めました。インディはそれに挑みます。彼はクリスタル・スカルと目を合わせると、次第に痙攣して行き、ぐったりとします。スパルコはインディに、オックスリーからアケトーへの道を聞きだせと強要し、人質のマックと、その母親マリオンを使います。母子の再会に喜ぶ二人ですが、インディは大変戸惑いました。インディはオックスリーにアケトーへの道を聞くと、彼は道標を書きます。インディとスパルコがその謎解きに熱中し始めると、マットが徐に暴れ出し、インディ達は逃げ出しました。逃げた先、インディとマリオンが流砂に捉まりどんどん沈んで行きます。マットは助ける道具を探しに、オックスリーはインディに言われ助けを呼びに行きます。沈んで行く中、マリオンはマットの本名がヘンリー3世で、インディの息子だと告げます。マットは縄状の何かを見付け、マリオンを引き上げます。次はインディの番ですが、それは大蛇でした。沈んで行くインディは、仕方がなくそれを掴み助けられます。そこにオックスリーに連れられて、マック達が助けに来ました。スパルコ達は、車列を組みアケトーに向かいます。そのトラック中で、マットも父親の真実を聞いてショックを受けます。その目の前でインディとマリオンは口喧嘩を始め、それはマットに飛び火し、父親面して前言撤回、学校の卒業も強要します。見張りの兵は、聞くに堪えない口喧嘩を止めようと近付きます。そこで3人が順繰りに蹴り、倒します。インディはマットの隠し持っていたナイフで縄を切り、マリオンの事が気になり誰ともうまく行かなかったと告げ脱出を始めます。彼女はそれを嬉しそうに見送ります。トラックを奪い、マットをジュニアと呼び始めながらインディは、オックスリーとクリスタル・スカルの奪還を始めました。3人は水陸両用車に奪い変え奪還を果たし、本当は2重スパイでCIAだと言い出したマックと共にアケトーを目指します。
インディジョーンズ クリスタルスカルの王国のネタバレあらすじ:結末
一行はオックスリーの口にする道標に従い、アケトーの入口である洞窟へ辿り着きました。インディはクリスタル・スカルを還しに行くと言いますが、マットがそれを止めます。しかしクリスタル・スカルにそれを言われたと、彼は先を進みます。アケトーへ続く洞窟には、正体不明の13人の神官が原住民に文明を授けた壁画が残されていました。それは、クリスタル・スカルからも地球外知的生命体かと思われました。侵入者に気付いた原住民達が、インディ達に襲い掛かって来ます。しかし、クリスタル・スカルを持つ彼等を原住民は恐れます。その頃スパルコ達は、何者かが落した発信機を辿り、洞窟に辿り着いていました。オックスリーの導きで一行は秘密の神殿に入ります。発信機に導かれ、原住民を皆殺しにしながらスパルコも続きます。神殿には、あらゆる古代文明の遺物が保管されて居ました。マックは喜んで金目の物をあさり始めます。神官の部屋らしき場所を見付け、インディはクリスタル・スカルを使いその扉を開きます。部屋の中には、13体の水晶で出来た骸骨が輪を作り鎮座していました。その内一体にはクリスタル・スカルがありませんでした。オックスリーはその骸骨にクリスタル・スカルを還しそうとしますが、やはり裏切り者のマックがそれを止め、スパルコが現れます。スパルコはその超能力から、神官達が意識と記憶領域を相互し共有出来る持つ種族だと気付きます。その知識量は膨大だと言いますが、インディは人間に彼等が理解できる訳がないと言います。そしてスパルコはオックスリーからクリスタル・スカルを引き取り、本来の所有者に戻します。オックスリーはマヤ語を喋り出します。それをインディが、彼が感謝し、贈り物をしたいと通訳します。スパルコは、全てを見せてと頼み込みます。インディが悪寒を感じるとクリスタル・スカル達の目が光り出し、振動が起き始め部屋が崩れ出します。クリスタル・スカル達は回転を始めて奇妙な機械が見え始めます。戸惑うマットにオックスリーは、彼等が高次元生命体だと説明します。その反応にインディは、彼が正気に戻った事を知ります。天井が崩れ機械が見え、オックスリーは高次元への扉だと言いました。インディは、皆を先導して逃げ始めます。天井のそれは全てを吸い上げ始め、スパルコはその中央で全ての知識を欲していました。神官達は彼女に知識を見せ始めましたが、それは人間の器に収まるものではありませんでした。彼女は一つになった神官の目の前で燃え上がり、扉に吸い込まれて行きます。宝物を集めていたマックをインディが呼び止めますが一歩遅く、彼は逃げ遅れて吸い込まれて行きました。命からがら逃げる事が出来たインディ達は、扉の正体、遺跡の下にあったUFOが消え去るのを見送りました。マットは、アケトーが黄金の都と言われていた理由をインディに問います。インディは古代の人々は、知識を黄金の様に扱っていたと説明します。先を急ごうとするマットをインディは止め、マットはインディを父と呼び、何故落ち着いていられるのかと問います。インディは副学部長なって大学に戻りました。そしてマリオンと昔すっぽかした結婚式を上げ直します。皆が祝福をくれます。風が吹き、マットの足元にインディの帽子が転がって来て、彼はそれを被ろうとしますが、譲る気はないと言わんばかりにインディはそれを手に取り、教会を後にしました。
以上、インディジョーンズ クリスタルスカルの王国のあらすじと結末でした。
インディジョーンズシリーズのネタバレあらすじ一覧
1.レイダース 失われたアーク《聖櫃》
2.インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説
3.インディ・ジョーンズ 最後の聖戦
4.インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国
昔の映画の様に作っているけども、見やすくインディ・ジョーンズの世界に引き込まれる。小さい頃から見てて大人になっても、色褪せることがない。素晴らしい世界と冒険心が心躍る気持ちにさせられて、元気に日常を楽しめる、映画は素晴らしいと思わせてくる。相変わらずコミカルな演技で笑える部分もあるし、インディに息子がいたことを知る場面もこの映画らしく面白い。昔の設定も忘れていない。