世界で一番パパが好き!の紹介:2004年アメリカ映画。出産で妻を亡くした元宣伝マンのニューヨーカーが、心に傷を負いながらも父親や友人など周囲のサポートを得ながら幼い一人娘を育て上げていく姿を描いたヒューマンドラマです。
監督:ケヴィン・スミス 出演者:ベン・アフレック(オリヴァー・“オリー”・トリンキ)、リヴ・タイラー(マヤ・ハーディング)、ジョージ・カーリン(バート・トリンキ)、ラクエル・カストロ(ガーティー・トリンキ)、ジェイソン・ビッグス(アーサー・ブリックマン)、ジェニファー・ロペス(ガートルード・ステイニー)、ウィル・スミス(本人役)ほか
映画「世界で一番パパが好き!」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「世界で一番パパが好き!」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「世界で一番パパが好き!」解説
この解説記事には映画「世界で一番パパが好き!」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
世界で一番パパが好き!のネタバレあらすじ:起
ニューヨークで宣伝マンとして成功を収めていたオリヴァー”オリー”トリンキ(ベン・アフレック)は、恋人ガートルード・ステイニー(ジェニファー・ロペス)と結婚して幸せな日々を過ごしていました。しかしその1年後、ガードルードは女の子の赤ん坊を出産しましたが、動脈瘤破裂により亡くなってしまいます。失意のオリーはニュージャージーに住む父のバート(ジョージ・カーリン)に生まれたばかりの娘ガーティーを預け、仕事に没頭する毎日を過ごしていましたが、ウィル・スミス(本人)の記者会見の会場で、オリーは遅刻したウィルの悪口を喋ってしまったことから解雇されてしまいます。仕方なく実家に戻ったオリーは、今までの態度を反省しながら最高の父親になることを誓いました。
世界で一番パパが好き!のネタバレあらすじ:承
7年後、成長したガーティー(ラクエル・カストロ)は小学校に入学、オリーはバートのつてで道路清掃車の運転手の仕事にありつき、貧しいながらも平穏に暮らしていました。そんなある日、ガーティーとビデオレンタル店に向かったオリーは、店員の大学生マヤ・ハーディング(リヴ・タイラー)と知り合います。相変わらずガートルードの死を引きずったままのオリーは気が進まないながらもマヤに誘われ、そのことをガーティーやバートに咎められました。しかし、市の水道管工事に対する住民説明会でオリーが元宣伝マンとしての本領を発揮したことから、オリーとマヤは次第に距離を縮めていきました。
世界で一番パパが好き!のネタバレあらすじ:転
ニューヨークでの仕事をどうしても諦めきれないオリーは、かつての部下で今や出世を果たしたアーサー・ブリックマン(ジェイソン・ビッグス)に会い、新たな仕事を紹介してもらえるよう相談して面接の話をもらいました。しかしその日はガーティーの学芸会の当日、オリーはガーティーやバートの反対を押し切って面接に行くと告げ、猛反発したガーティーは母の代わりに死んでくれたらよかったとオリーを非難、カッとなったオリーも彼女に謝り、学芸会に間に合うようにするからと言って面接会場に向かいました。ガーティーは住み慣れたニュージャージーから離れる気はなく、マヤも本心ではないながらもニューヨークに住みたいと言う男とは付き合えないと伝えていました。
世界で一番パパが好き!の結末
学芸会と面接の当日、無駄に待たされるオリーの前に何と7年前に侮辱してしまったウィル・スミスが現れ、子育ての話をしているうちにウィルの「私が賢ければ、こんな仕事などは辞めて子供達と過ごす」と言われたことから心変わり、面接を辞退して学芸会に向かいました。一方、学芸会はバートが代役を務めることになり、ガーティーが出演する『スウィーニー・トッド』が始まりました。『スウィーニー・トッド』はかつてガーティーがオリーにブロードウェイに連れて行ってもらって観た想い出の舞台であり、本来ならばオリーに演じてほしかったのです。そこへギリギリでオリーが到着、舞台を大成功に終わらせたオリーとガーティーは盛大な拍手喝采を受けました。オリーはバートやマヤにこの町でガーティーと一緒に暮らすと伝え、オリーはマヤと結ばれました。
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