ゼイリブの紹介:1988年アメリカ映画。カーペンターが脚本・監督・音楽をひとりでこなしたホラーSFで彼の代表作のひとつ。ストーリーそのものより、途中で延々と続けられる主人公たちのプロレスシーンがファンの間で話題となった。
監督:ジョン・カーペンター 出演:ロディ・パイパー(ジョン・ネイダ)、メグ・フォスター、キース・デヴィッド(フランク)、ジョージ・“バック”・フラワー、ほか
映画「ゼイリブ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ゼイリブ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ゼイリブ」解説
この解説記事には映画「ゼイリブ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ゼイリブのネタバレあらすじ:起
ロサンゼルスに一人の男がやってきます。名前はジョン・ネイダ。バッグひとつでアメリカを放浪している彼にはお金も職もありません。盲目の牧師が貧しい人々の前で神の教えを説くのに耳を傾けますが、暴動を恐れる警察が姿を見せると、慌てて逃げ出します。とりあえず工事現場で働くことになり、そこでフランクという友達ができます。フランクはスラム街に住んでいて、ジョンもそこで寝起きすることに。食事は通りの向かいにある教会の炊き出しで済まします。やがて、ジョンはその教会に人の出入りがないことに不審を抱きます。こっそり入ってみると中には機械類がいっぱいで、大量の段ボール箱が壁の内部に隠されています。侵入した事を盲目の牧師に気付かれてしまいますが、何とか逃げ出すジョン。
ゼイリブのネタバレあらすじ:承
その夜、警察がスラム街を襲い、ジョンも別の場所へ逃亡。翌朝帰ってきて、教会に行ってみると、機械類は消えていて、隠されていた段ボール箱だけが残っています。中にはサングラスがぎっしり。ジョンがそのサングラスをかけてみると、街はモノクロになり、広告などが「服従しろ」という文句に変わります。そして、周りの金持ちそうな人間が骸骨の顔をしたエイリアンに見えるのです。
ゼイリブのネタバレあらすじ:転
ジョンが食料品店で買い物をすると、やはり骸骨顔の店員が腕時計で誰かと話をしました。途端に骸骨顔の警官2人が現れジョンを逮捕しようとします。ジョンは警官たちを殺し、奪った銃で街へ出て骸骨顔の人間を殺し始めます。やがて普通の顔の女性ホリーを銃で脅して彼女の家にゆきます。ホリーはケーブルテレビのアシスタント・ディレクターでした。事情を説明して自分の行動を納得してもらおうとしますが、彼女は拒否。隙を見てジョンを窓から突き落とし、ホリーは警察に電話します。
ゼイリブの結末
お尋ね者となったジョンはフランクに再会。彼にも無理矢理サングラスをかけさせ、味方にします。やがて、スラム街にいたギルバートという男が合流。彼は骸骨人間に対抗する組織のメンバーでした。抵抗組織の会合に出たジョンとフランクは、地球がエイリアンに乗っ取られている事を知ります。しかし、そこへ警察が急襲。ジョンとフランク2人だけが何とか逃亡します。そしてエイリアンたちの基地へ。そこでは既存の放送局を使って、地球全体に電波を送っていました。エイリアンたちが外見を人間のように見せているのはその電波のおかげでした。事情を知ってそこで暴れまわるうちに、フランクは死亡。ジョンだけが何とか放送局を破壊し、エイリアンたちの正体を暴くことに成功します。
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