ジョン・ウィック:チャプター2の紹介:2017年アメリカ映画。ボロボロになりながら取り戻した車。せっかくの車もジョンと同じくボロボロ、やっと安息の時間が訪れたと思ったがそこの現れたのはイタリア人犯罪組織の幹部サンティーノ。彼はジョンに半ば無理やり暗殺を実行させる。ターゲットはサンティーノの姉、ジョンは彼女を殺すためイタリアへと向かうがただ彼女の暗殺だけでは終わらない。2014年にアメリカで公開され人気を博した「ジョン・ウィック」シリーズの第2作目。スケールもアクションもパワーアップ、さらに主演のキアヌ・リーブスが「マトリックス」以来の共演を果たすローレンス・フィッシュバーンも出演している。
監督:チャド・スタエルスキ 出演: キアヌ・リーヴス(ジョン・ウィック)、コモン(カシアン)、ローレンス・フィッシュバーン(キング)、リッカルド・スカマルチョ(サンティーノ・ダントニオ)、ルビー・ローズ(アレス)、フランコ・ネロ(ジュリアス)、ほか
映画「ジョン・ウィック:チャプター2」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ジョン・ウィック:チャプター2」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ジョン・ウィック:チャプター2の予告編 動画
映画「ジョン・ウィック:チャプター2」解説
この解説記事には映画「ジョン・ウィック:チャプター2」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ジョン・ウィック:チャプター2のネタバレあらすじ:車
再び隠居生活を送るにはまだ足りない物がある。大事にしていた車だ。激しい攻防の末、車を取り戻した頃にはその車もボロボロになっていた。運転席のドアは吹き飛びフロントガラスは前も見えないほどヒビが入っている。オーレリオに修理を頼むが戻ってくるのはかなり後になるという。でもこれで復讐も大事な物の奪還も果たし、新たな名もなき犬と共に眠りにつける。仕事に使った道具は再び地下へと戻しアスファルトをかけ封印した。終わったはずだった。その夜言えに1人の男が顔を出した。イタリア系の同業者幹部サンティーノだ。嫌な予感は当たり彼は依頼を持ってきた。しかしジョンは断った。ジョンとサンティーノには誓約がある、銀色のメダルの中にはジョンの押した血の印が残っている。だから断ることはできないがジョンは頑なに拒否した。そしてサンティーノはジョンの家を焼き払った。
ジョン・ウィック:チャプター2のネタバレあらすじ:コンチネンタル・ホテル・ニューヨーク
翌日ジョンは無事だった犬と共にウィンストンの元へと向かった。彼は暗殺を司る人物であり、コンチネンタル・ホテル・ニューヨークのオーナー。全てをお見通しの彼と全てを失ったジョン。やはりサンティーノの持つ誓約を守るしか道はなさそうである。ジョンは状況を受け入れサンティーノの元へと向かう。彼は美術館で部下を引き連れ待っていた。そして改めてジョンに依頼の内容を伝えた。自身の姉の殺害、そうすれば自身の犯罪組織のトップへと君臨することができる。愛する姉を自身の手で殺せないサンティーノはジョンを使うことを選んだのだ。そしてジョンは彼の姉ジアーナのいるイタリアへと向かった。
ジョン・ウィック:チャプター2のネタバレあらすじ:イタリア
イタリアにもまたジョンの古い友人がいる。銃を取り扱う銃のソムリエから防弾スーツの仕立て屋、彼らから最高の物を見立ててもらい最高の装備に身を包みジョンはいよいよ暗殺へと向かう。ターゲットのいる場所は今まさにパーティが行われる場所だった。彼女を見つけるのは簡単だった。そして1人になる瞬間に立ち会うのもまた簡単であった。しかしジョンの姿を見た彼女は自ら命を絶った。それはこれまで自分の好きに生きてきた彼女の最期の最期まで自分の意思で生きる決意の表れだった。殺しを達成したジョンはすぐにサンティーノの部下と合流、しかしサンティーノの指示により今度は彼らに追われることになってしまう。自身の姉を殺した人間をほっとけない、それがサンティーノの言い分だった。
ジョン・ウィック:チャプター2のネタバレあらすじ:コンチネンタル・ローマ
サンティーノの部下から逃れるも今度はジアーナのボディーガードカシアンが姿を現した。因縁の間柄であるジョンとカシアンは激しい戦いを繰り広げる。しかし戦いの流れでコンチネンタル・ローマへと踏み込んでしまう。この業界ではコンチネンタル・ホテルでの仕事は禁止されている。ジョンとカシアンは一旦仕事を中断し酒を交わした。翌日ニューヨークへと戻ったジョンは街中で突然の襲撃を受ける。その日サンティーノがジョンに莫大な懸賞金を掛けたのだ。その額700万ドル。ニューヨークに在住する殺し屋が次々とジョンを襲撃、カシアンもまたその場に現れ再び激しい戦いを繰り広げる。幾人もの殺し屋を返り討ちにするジョンだがその力は限界に達していた。その時彼は地下鉄構内で物乞いを行う男性に助けを求める。彼もまた同業者の1人だった。
ジョン・ウィック:チャプター2のネタバレあらすじ:貸し
地下を牛耳るバウリーに貸しを作りサンティーノのいる場所へと向かったジョン。バウリーがジョンに渡した銃は7発の弾が入った1挺の銃だけ。その銃を持ちサンティーノの元へと自ら訪れた。姉弟揃ってパーティ好きなのか、サンティーノもまたパーティの真っ最中だった。しかしジョンの姿を見つけるや否や彼は部下と逃走。その場にいた彼の大勢の部下がジョンに襲い掛かる。多数の敵を1人打倒していくジョン。バウリーからもらった銃は早々に使い果たした。彼に付きっきりの部下もいなくない残るは側近の女。まだ若いが殺意は痛い程に伝わってくる。しかしジョンの前には何者も立ち上がれない。彼は全ての部下を殺しサンティーノの後を追った。辿り着いた場所はニューヨークのコンチネンタル・ホテル。ラウンジで1人食事をとるサンティーノと殺気立ったジョンを見て不安な表情を見せるホテルのオーナーウィンストン。彼の不安は的中し、仕事が禁止のホテル内でジョンはサンティーノを撃ち殺した。
ジョン・ウィック:チャプター2の結末
雨の中、燃え尽きた自宅へと戻ったジョン。そこにホテルのコンシェルジュが姿を現す。ジョンを車へと乗せ向かった先にはウィンストンの姿があった。ホテル内での殺しという違反行為を行った彼は業界から追放処分されることになる。ウィンストンは1時間、ジョンに時間を与えた。1時間後に彼は世界中の殺し屋から命を狙われることになる。しかしジョンは決して諦めない。向かってきた相手は全員殺す、そうウィンストンに言い放ちその場を去った。
キアヌ・リーブス演じるジョンウィックが帰ってきた。かっこいい音楽と美しい描写、謎の深まる世界観にもちろん素晴らしいアクション、どこをとってもスタイリッシュ、という印象の映画だ。特にジョンが様々な殺し屋に襲われるシーンからは目が離せない。前作で「ジョン・ウィック伝説」として語られた鉛筆での殺しや相撲取りのような巨漢暗殺者(目立ちまくる暗殺者って…)まで。第三作目の制作も進んでいるという「ジョンウィック」シリーズ、続編もとても楽しみだ。