ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬の紹介:2011年イギリス映画。「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」はスパイコメディで「ジョニー・イングリッシュ」の続編映画です。コメディの王様ローワン・アトキンソンが主演で、スパイ映画としてストーリーがしっかりと出来ていて、とても楽しめます。こんなドジで間抜けな男がエージェントなわけがないと思いつつ、いつの間にか主人公を応援してしまいます。ハラハラドキドキもさせてくれて、とても出来の良い映画です。
監督:オリヴァー・パーカー 出演者:ローワン・アトキンソン(ジョニー・イングリッシュ)、シリアン・アンダーソン(パメラ・ソーントン)、ドミニク・ウェスト(サイモン・アンブローズ)、ロザムンド・パイク(ケイト・サマー)、ティム・マッキナリー(パッチ)、ほか
映画「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ジョニーイングリッシュ 気休めの報酬の予告編 動画
映画「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」解説
この解説記事には映画「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ジョニーイングリッシュ 気休めの報酬のネタバレあらすじ:帰ってきたイングリッシュ
イギリスの諜報組織MI7に所属する主人公のイングリッシュは、過去の失敗で5年間も中国の山奥で修行をしていました。そんなイングリッシュがMI7に復帰することになります。中国の首脳と会談を行う英国の首相を狙う暗殺集団が暗躍しており、その計画を組織してほしいと言うものでした。イングリッシュは過去にモザンビークの大統領の警備にあたっていたところ、失敗し大統領を守れなかった失態がありました。そのためにナイトの称号を剥奪されたままでした。MI7の本部に久しぶりに帰ると、メンバーの反応は冷ややかでした。けれども同期のサイモンだけは温かく迎えてくれ、5年間の間に変わった本部のことを教えてくれました。
ジョニーイングリッシュ 気休めの報酬のネタバレあらすじ:1つ目の鍵
イングリッシュの相棒には、若干二十歳のまだ子供っぽいタッカが選ばれます。タッカは憧れのエージェントになれて喜びますが、イングリッシュの間の抜けた仕事ぶりに、自分の理想と違うエージェント像を見せられ失望します。二人は香港に暗殺集団の手がかりがあるとういことで、香港へ行きます。暗殺集団は「ボルテックス」という集団であることが分かり、そと暗殺のための凶器を手に入れるため3つの鍵を探していることが分かります。1つ目の鍵が香港にあることが分かり、一旦手にできますがボルテックス達に奪われてしまいます。
ジョニーイングリッシュ 気休めの報酬のネタバレあらすじ:3つの鍵
鍵を追うイングリッシュとタッカですが、1つの鍵以外、ボルテックスに奪われてしまいます。鍵を追う中でMI7のリーダー的ポジションの男がいるという情報を掴みます。自分の所属するMI7に暗殺集団のリーダーがいると知ったイングリッシュは驚きながらも、タッカや仲間の女性ケイトとその人物が誰なのか調べます。その中でタッカは、イングリッシュの同期であるサイモンが怪しいと睨みます。しかしサイモンを信じきっているイングリッシュはタッカの言葉に聞く耳を持ちません。サイモンはタッカの睨んだ通り、ボルテックスのリーダーでしたが、イングリッシュはそのことを見破れず、最後の鍵もサイモンに奪われて、しかも自分がボルテックスのリーダーであると仕立て上げられてしまいます。追われることとなったイングリッシュをケイトが助けます。一方3つの鍵が揃ったサイモンは、人を操ることが出来る薬を手に入れて、その薬をMI7のリーダーであるパメラに飲ませて、首相を暗殺させようとします。
ジョニーイングリッシュ 気休めの報酬のネタバレあらすじ:己との戦い
イングリッシュが過去に失敗したモザンビーク大統領の警護の失敗も、実はサイモンが絡んでいたことを知ります。真実を知ったイングリッシュは、サイモンの計画を止めるべく、ケイトとタッカの協力の元、サイモンの元へ向かいますが、誤ってパメラが飲むために仕掛けられた薬を自分が飲んでしまい、サイモンに操られ、首相を暗殺するように暗示をかけられてしまいます。英国首相と中国の首相の会談に現れたイングリッシュは、首相を暗殺すべく銃を向けてしまいます。しかし5年間の修行で己との戦いに明け暮れていたイングリッシュは、首相に銃を向けつつも、それを自制する正しい心が目覚め、彼の中で右の左で戦うことになります。一人で己と戦う姿は見ていてとても滑稽ですが、彼にとっては死闘でした。そんな彼に、タッカとってはケイトは感動し彼を助けるために協力します。己に打ち勝ったイングリッシュは銃口をサイモンに向けます。イングリッシュに指示を出していたサイモンの音声がタッカによって公表され、サイモンが指名手配されます。
ジョニーイングリッシュ 気休めの報酬のネタバレあらすじ:サイモンとの死闘
イングリッシュは薬が切れると、その副作用により心臓が止まってしまいます。その間にサイモンは逃げてしまいます。動かなくなったイングリッシュに周囲は悲しみますが、ケイトのキスによりイングリッシュは目を覚まします。目を覚ましたイングリッシュはサイモンを追いかけます。ロープウェイで逃げるサイモンをイングリッシュは全力で追いかけます。サイモンを追い詰めますが、ロープウェイから落ちてしまい、サイモンの銃っ殺されそうになります。とっさに掴んだMI7の道具が、小型ミサイル発射装置で、サイモンのロープウェイに小型ミサイルを発射でき、彼を撃退することができます。
ジョニーイングリッシュ 気休めの報酬の結末:ナイトの称号
英国の首相の暗殺計画を阻止できたことで、イングリッシュは再び女王からナイトの称号を与えられることになります。しかしそこで、ボルテックスの残党の殺し屋に命を狙われます。殺し屋は女王とそっくりな出で立ちで、戦っているうちに本物の女王を殺し屋と間違えて掴み叩いてしまいます。殺し屋は捕まりましたが、「ナイトの称号はもらえないかも・・・。」と仲間に思われるイングリッシュなのでした。
以上、「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」のあらすじと結末でした。
めちゃくちゃ笑いたい人におすすめです。Mr.ビーンで有名なローワン・アトキンソン、ビーンはかなりきわどい笑いが多いので好き嫌いが分かれますが、ジョニー・イングリッシュはより一般向けなので楽しめる人が多いかと思います。とにかく、やることなすことはちゃめちゃなんですが、ジョニー以外のキャストが真剣な顔して演じてるので余計におかしくて笑ってしまいます。笑わずに演技するの大変だったろうな~。