サバイバル・イン・ザ・ルームの紹介:2009年アメリカ映画。夜の田舎道で脱輪させてしまった女性が、助けを呼んだレッカー車の男に拉致監禁されて拷問を受けるという内容の、ゴアムービーです。途中、幻覚や夢が出てきてやや難解ですがラストに思わぬどんでん返しがあります。
監督:ポール・ムーア 出演者:ロバート・プラルゴ(男)、サニー・ラ・ローズ(ジャニーン)、コートニー・ホーガン(アリス)、バリー・エレンバーガー(ジャニーンの父)、ジェフ・シュミット(通りがかりの男)ほか
映画「サバイバル・イン・ザ・ルーム」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「サバイバル・イン・ザ・ルーム」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
サバイバル・イン・ザ・ルームの予告編 動画
映画「サバイバル・イン・ザ・ルーム」解説
この解説記事には映画「サバイバル・イン・ザ・ルーム」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
サバイバルインザルームのネタバレあらすじ:起
夜道を車で走るジャニーンは、CDを交換しようとしていた時、運転操作を誤り脱輪させてしまいます。車がほとんど通らない田舎身のため、ジャニーンはレッカー車を呼びます。
そこへ、4WDに乗った二人組の男が通りかかって「助けてやろうか?ここは危険だぞ」と言ってきます。怪しい二人を見てジャニーンは断り、車の中に戻ります。
やがてレッカー車がやって来ました。男は舌が無く、しゃべることが出来ませんでした。ジャニーンが自分の名前を名乗ると、男は作業服のアールという名前を見せます。車をレッカー車に繋ぎ、アールのトラックで走りだします。
ジャニーンが書類にサインしようとしてダッシュボードを覗くと、免許書がありました。ふと手にするとアールの写真は別人でした。慌てたジャニーンがドアを開けようとすると、男は車を止めて襲いかかります。
どうにかガソリンスタンドへ逃げ込んだジャニーンでしたが、男に捕まり、トイレに拘束されます。そこへパトカーがやって来ました。男は職務質問する警官の銃を奪い、脚を撃ったあと殴り殺し、ジャニーンに麻酔を打って車に乗せます。
サバイバルインザルームのネタバレあらすじ:承
納屋に閉じ込められ、電流の流れる首輪を付けられたジャニーンは、自分の持っていたアルバムを男に取られます。アルバムを興味深く見る男に「アルバムはあげる。私を好きなようにしていいから逃がして?」と男に懇願しますが、男は電流を流して地下室に放り込みます。
地下室には、監禁されて殺された女の死体が数体転がっていました。それ以来ジャニーンは女達と一緒にいる夢を見るようになります。更に、腐乱した男に襲われる幻覚にも見舞われます。
3日目、男がジャニーンを呼びます。全裸にされたジャニーンはホースで水をかけられて洗われます。9日目になると、ジャニーンは逃げ出そうと考え、女の死体から必要なものを奪おうとします。その時、一人の女が生きているのを知ります。
再び体を洗われたジャニーンは、白いワンピースを着せられました。男から夕食に呼ばれるようになると、同じように白いワンピースを着た女がいました。女は口をボルトでとめられて口がきけない状態でした。ジャニーンは男に逆らわず逃げるチャンスを伺っています。
サバイバルインザルームのネタバレあらすじ:転
29日目、男が女をさらってきました。女を吊るすと、ペンチで歯を抜きはじめます。ジャニーンが一度は女を逃がしたものの、男に捕まり殺されてしまいます。30日目、首輪の鍵を自分で作ったジャニーンは、首輪を外すことに成功します。そして地下室の扉を開けた男を見て、電球を壊して男を地下室へ誘います。
懐中電灯を持って降りてきた男をハサミで刺すと、首輪を男に付けて電流を流し続けます。男は泡を吹いて倒れ込みましたが、やがて電流に慣れてきて、起き上がってリモコンスイッチを止めます。
ジャニーンは男の家に入りこみ、口をとめられている女を助け出し、口のネジを外して喋れるようにします。納屋から出てきた男を見て、ジャニーンは「助けてあげるから鍵をかけて」と言いますが、女は男を中に入れてしまいます。
ジャニーンは女に「納屋に逃げろ」と言って追い出すと自分も納屋に行き、男を待ち伏せします。そして追ってきた男に麻酔薬を注射して椅子に拘束します。更に女も拘束しました。
サバイバルインザルームの結末
ジャニーンの逆襲が始まります。男に再び麻酔薬を打つと、両手を解放します。そして男の性器を切り取りました。振り向いたジャニーンは女を見て「今度は裏切り者の番よジャニーン。私はアリスよ」と、錯乱しているのか、自分の名前で女を呼びます。そして女を縛り付けたままいたぶり、納屋に置き去りにして自分の荷物を取りに行きます。
ポラロイドカメラを手に取ると、死んだ男の写真を撮りアルバムに貼りつけます。そのアルバムには今まで殺した人たちの写真が貼りつけられていました。そして切り取った男の性器を、ビンに入れてコレクションに追加します。
実は、ジャニーンこそが本当の猟奇殺人鬼で、拉致監禁されたことで男を殺すタイミングを待っていたのでした。
そして夢に出てきた女達は自分が殺したもので、幻覚で見た腐乱した男は、虐待を受けていた実の父親でした。そしてジャニーンは車に乗り、男の家を後にしました。
以上、映画「サバイバル・イン・ザ・ルーム」のあらすじと結末でした。
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