聖杯たちの騎士の紹介:2015年アメリカ映画。成功を収め享楽的な生活に溺れる脚本家リック。だが彼の心は満たされなかった。リックと6人の女たちとの出会いが八つの章――タロット・カードにちなんで名づけられた「月」、「吊るされた男」、「隠者」、「審判」、「塔」、「女教皇」、「死」の七つの章と、第8章「自由」――にわたって、壮大な空、大地、水、そしてロサンゼルスやラスベガスと共に語られる。
監督:テレンス・マリック 出演:クリスチャン・ベイル(リック)、 ケイト・ブランシェット(ナンシー)、ナタリー・ポートマン(エリザベス)、ブライアン・デネヒー(ジョセフ)、テリーサ・パーマー(カレン)、アントニオ・バンデラス(トニオ)
映画「聖杯たちの騎士」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「聖杯たちの騎士」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
聖杯たちの騎士の予告編 動画
映画「聖杯たちの騎士」解説
この解説記事には映画「聖杯たちの騎士」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
聖杯たちの騎士のネタバレあらすじ:若き王子
リックは荒野を一人歩いている。彼は思いだす。高層マンションでのばか騒ぎ。大きな地震で目を覚まして外に飛び出した朝。脚本家として成功している彼はだが、長い間他人の人生を歩んでいる気がしていた。彼が子供の頃父親から聞かされた物語。騎士たる若き王子は父である東の国の王の命令で真珠を捜すために西へと旅に出る。だがたどり着いた先で彼は杯にそそがれた酒を飲んですべてを忘れてしまった。自分が王子であることも真珠のことも。しかし王は息子のことを忘れず伝令や案内人を送り続けた。僕はどこで間違えた?
聖杯たちの騎士のネタバレあらすじ:デラ
反逆的な若い女デラとの出会い。一方、エージェントからコメディ映画のスターの指名で新作映画の脚本を手掛けることになったことを告げられる。断る手はない。弟のバリーと再会する。もう一人の弟ビリーがいたが既に死んでいる。彼の死は家族、特に父ジョセフにとって痛手となっていた。豪邸でのパーティー。多くの人々が集まる中、トニオがはしゃぎまわっている。人々ははめをはずし、夕暮れ時には服のままプールに飛び込む者もいる。
聖杯たちの騎士のネタバレあらすじ:ナンシー
海辺で、別れた妻ナンシーと会う。子供はいなかった。ナンシーは医師。手足が変形した男性患者を診るナンシー。ナンシーは今でもリックを愛していると言う。
聖杯たちの騎士のネタバレあらすじ:ヘレン
高い建物が見える。業界の大物がリックに話す。リックはただ高みに上り続けるしかないのか。モデルのヘレンの写真撮影に付き合う。母親に会う。親になれば子供の心配ばかり、自分のことは後回しと言う母親。帰宅するとちょうど強盗が押し入っているところ。手持ちの現金は少ないし、もっていけるものもない。強盗はしかたなくリックに上着を脱げという。
聖杯たちの騎士のネタバレあらすじ:カレン
ストリッパーに話しかける。カレンはオーストラリア人だという。カレンとラスベガスを歩くリック。
聖杯たちの騎士のネタバレあらすじ:エリザベス
リックはエリザベスと日本式の庭園を見る。チベットの体験を語る男がいる。エリザベスはリックといるとすべて忘れられるという。夫のことすら。結婚しようというリック。しかし、エリザベスは言う。妊娠していたと。でも彼女は夫の子かリックの子かわからなかった。リックとエリザベスの愛は結実することはなかった。父と会う。だが弟と父親は諍いを起こす。皿が床で割れている。苦難は神の贈りものだと説く牧師。
聖杯たちの騎士のネタバレあらすじ:イザベル
リックの側には若い女性、イザベル一人だけがいる。リックの行くべき道は見つかりつつあるようだ。「他者の目に宿る光が真珠だ」。
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