L.A.ジョーンズの紹介:1997年アメリカ映画。ビバリーヒルズでエリートだけを相手にする高級娼婦リズ。愛は不要、信じられるのはお金だけ、という彼女と、そんな彼女を取り巻く男たちとの関係を淡々と映し出す。
監督:ジョイス・チョプラ 出演:トーマス・キャラブロ、デボラ・ハリー、ブリトニー・パウエル、ジョン・テリー、ほか
映画「L.A.ジョーンズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「L.A.ジョーンズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「L.A.ジョーンズ」解説
この解説記事には映画「L.A.ジョーンズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
LAジョーンズのネタバレあらすじ:男たちの夢をかなえる女
リズはビバリーヒルズでエリートだけを相手に商売してるマダム・ジャクリーンのもとで働く高級コールガール。相手の気に入るように自分を変え、男たちの夢を叶える。リズはお金が必要になった、と言ってジャクリーンに仕事を増やして欲しいと頼む。
会社重役のロジャーとはSMプレイ。仕事でSを、リズとのプレイでMとなることで均衡を保っていて、妻も公認だ。投資家の男には資産運用もまかせていて、妻との仲の修復方法のアドバイスもする。有能な弁護士ジョシュの前では初仕事のウブな女を演じ、映画関係者のデビッドの前ではセクシー女優だった。
LAジョーンズのネタバレあらすじ:勘違いする男
ある日、リズはジョシュとの待ち合わせで訪れたホテルのバーでデビッドと出くわす。仕事の打ち合わせで来ていたデビッドは仕事相手のベンがリズに惹かれたため、デビッドはベンのためにリズを女優だと偽って取り持ってやることにする。リズとの一夜を過ごしたベンは彼女に夢中になり、連絡先を聞くが、そこで彼女が女優ではなくコールガールだったことを知り、ショックを受ける。しかしリズに本気になったベンは彼女にコールガールを辞めるように言うがリズは好きでやっていることだと取り合わない。
LAジョーンズのネタバレあらすじ:リスク
一方でいつも通っているプールで監視員をしているクリスと知り合ったリズは、女優だといって仕事抜きで友達付き合いをしていた。クリスとの仕事抜きの付き合いで自然と一夜を過ごし、つかの間の幸福感に浸っていたリズだったが、ベンから大型テレビを贈りつけられ、現実に立ち返り、クリスを好きな気持ちを抑えて彼に恋愛感情はない、と言う。
リズを諦めきれないベンはせめてもの気持ちでデビッドにリズと会わないように頼むが、デビッドは会わないと約束しながらもリズを呼び、3Pをさせようとする。ルール違反とベンに自分が女優だとウソをついて会わせたことで怒ったリズはデビッドを振り払って帰る。
LAジョーンズのネタバレあらすじ:男の代償
そしてその晩の仕事で目標額に達するという相手の部屋にやってきたリズ。その日の客は始めての客だったが、部屋に入ってもなにもしようとせず、いぶかしく思っているとそこに1人の女が現れる。その女はジョシュの妻で、客としていたのは夫の浮気を疑った妻に雇われた探偵だった。そこへ呼び出されたジョシュも現れて、妻はジョシュに離婚のための法廷で会いましょう、と言い残して去る。
LAジョーンズの結末:信じられるもの
ジョシュと会っているリズを見かけたクリスは彼女の仕事に気づき、非難するが、自分を守るのはお金で、土地を買うために稼いでいたのだというリズ。コールガールの仕事は危険だというクリスに、ケガや病気は怖くない、怖いのは恋だと告げる。
こうしてリズはいずれ引退の時までコールガールとして男たちの幻想を叶えるのだった。
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