真昼の暗黒の紹介:1956年日本映画。1951年に起きた八海事件では、単独犯だった犯人が罪を軽くすることを目的に4人の知人を共犯者に仕立てた。この事件を担当した弁護士、正木ひろしが著した『裁判官 人の命は権力で奪えるものか』を原作とする社会派映画。登場人物等の名は実在のモデルの名から変えられている。公開時、事件はまだ最高裁判所で係争中だったが、1968年の最高裁判決により、共犯とされた4人の無罪が確定している。
監督:今井正 出演者:草薙幸二郎(植村清治)、松山照夫(小島武志)、左幸子(永井カネ子)、矢野宣(青木昌一)、 牧田正嗣(宮崎光男)、小林寛 (清水守)、内藤武敏(近藤弁護士)その他